「このクラブちょっと試してみて」と先生が持ってきたのは2本の5番アイアンだった。
練習場はゴルフ用品の販売も充実してて、試打できるクラブがたくさんある。先生はそこから2本抜いてきたのだが、5番を持ってきた理由は「これの7番なかったから」だそうだ。自慢じゃないが、苦節1年7番アイアン1本勝負。7番以外ではまともに飛んだショットは一度もない。どうせダメだろうと手にしてみたが、いつもの7番と比べてほとんど持った感じが変わらない。軽いしよく振れる。結局最後までそのクラブで練習できた。ただし、飛距離は調子が善い時の7番でのショットと大差なし。でも違う番手のクラブが使えてうれしかった。
どうしてもテイクバックの時にデカ頭が突っ込みぎみになる癖が抜けないので、体重移動と同時に体全体と頭がセ右にシフトするような気持ちでやってみた。右の壁をキープというのと反するのだが仕方ない。先生が言う「左肩を右ひざに乗せる」感じで。わりといい結果が出た。
ボールを凝視しないようにするのが難しい。電車で前の席に座った女性のスカートの奥が見えそうなときの見ているようで見ないという微妙な感覚が必要。
ボールを使った練習。クラブの代わりにバスケットボール大の革のボールを使って、両腕が体の前にあって腕でなく体の捻転でボールを放り投げる練習。投げ終わるまでは腕は体の前。投げ終わってから自然な流れで両手が上に上がる。
いろんな練習をしていると、かつてハヤシ先生が言っていたいろんな教えを思い出す。決して間違ったことは言っていないのに、それが伝わらなくて気の毒だった。「左肩を右ひざに乗せる」だって、ハヤシも同じことを言っていた。ただ、それを4時8時のスイング中にやるのは難し過ぎたんだよ。
今の先生はもともとシャイで内向的な性格で口数が少ないだけなのかも知れないが、一度の練習で余り多くのことを言わないのがいい。
ティアップするのと、しないのを混ぜて練習していたら、ティがあってもなくてもミスショットの比率が変わらなくなってきた。ティに慣れて来たんだろうけど、これって数センチの高さの違いを自分がコントロールしてるってことだよなあ。微妙に上達したかも。
現在の最大飛距離(キャリー)125ヤード。135ヤードネットまであと少し。
少々悩み気味の夫のゴルフですが、
私としては、続けてもらえば嬉しい。
やっぱり自分だけだと練習場にもそういかないし、
ゴルフをする回数もたかがしれているので、
一緒に出来ればそれが一番。
スコアや飛距離なんてどうでもいいんだけど、
本当は。
悪かったね。(笑)
練習場で見る上手そうなおじさんたちは、コンパクトなスイングから生きているかのようなボールをネットに上昇軌道のまま打ち込んでいます。何番持ってるのか知らないけど。
私の球はそれと比べると軌道に生命力が感じられません。ゴムのパチンコ(子供のおもちゃの方ね)でボールを打ち出したかのよう。へろへろしてます。初速が持続しない感じ。
この違いがおそらく「ボールの回転」なんじゃないかと素人は想像しているのですが、おそらくそういう話題は3年早いんでしょうね。
確かに1時間で何度かは真っ直ぐ125ヤードということもあるのですが、それ以外の大半の時間は真正面から右45度くらいの間に70ヤードから100ヤードくらいの距離。かなり広範囲にボールをばら撒いて楽しんでいます。飛距離よりもこの「範囲を狭める」ことの方が重要とはわかっているのですが、それでもやっぱり「飛距離」に一喜一憂することもあり。
やっぱ男の子なんですかねえ。
5番アイアンといったらロングアイアンの入り口です。これが打ちこなせるようになったらそろそろ次のラウンドかな。出来れば4番Wが打てるとカッコいいけど、こいつもあるひ突然打てるようになるものです。