遊爺雑記帳

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辞任ドミノ、物価高騰時の増税他で支持率低下の岸田政権。

2023-01-06 01:33:55 | my notice
 昨年10月以来、4人の閣僚が相次いで辞任に追い込まれる異常事態に陥っていると同時に、内閣支持率も下落一途の岸田内閣。
 一昨年10月の政権発足後、主流派に位置付けられてきたのが首相の岸田派、茂木敏充幹事長の平成研究会(茂木派、53人)、麻生太郎副総裁の志公会(麻生派、52人)の3派で、茂木氏は古代ローマの政治体制になぞらえ「三頭政治」と表現。
 ここへきて、党内の主導権争いが激化して来ていると、産経・田中氏。
 
岸田政権で主導権争い激化か 三頭政治への不満が火種に - 産経ニュース 2023/1/5 政治部 田中一世

 岸田文雄政権は昨年末に秋葉賢也前復興相を更迭するなど混乱が続いたまま、新年を迎えた。今年も支持率低迷の出口が見えない中、防衛費増額のための「年1兆円強の増税」を巡る党内対立の再燃は避けられない首相が事態打開のため衆院解散・総選挙に踏み切る可能性もささやかれるなど、政局は慌ただしく動きそうだ。通常国会は23日召集の予定だが、思惑が交錯する政府・与党内で主導権争いが激しさを増すだろう。

■低支持率 くすぶる不満
 首相は5日の自民党役員会で、経済や少子化対策、防衛力強化などを挙げ「先送りが許されない難しい課題から逃げずに答えを出していくことが責任政党の歴史的使命だ」と述べた。
岸田政権は昨年10月下旬からの2カ月間で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係や死刑執行を巡る失言、「政治とカネ」問題などを抱えた4人の閣僚が相次いで辞任に追い込まれる異常事態に陥り、内閣支持率が下落した。

 首相が率いる宏池会(岸田派、43人)は第5派閥で権力基盤が弱い。増税、閣僚の辞任ドミノ、旧統一教会問題への対応、支持率低迷-。
国会でも地方でも、自民議員や支持者の不満がくすぶっている。4月の統一地方選が近づき不満がさらに高まれば、政権運営を不安定化させる。首相は党内をコントロールする手腕が問われる

 一昨年10月の
政権発足後、主流派に位置付けられてきたのが首相の岸田派茂木敏充幹事長の平成研究会(茂木派、53人)麻生太郎副総裁の志公会(麻生派、52人)の3派である。この3人が重要な意思決定を担ってきた。茂木氏は古代ローマの政治体制になぞらえ「三頭政治」と表現する。

 
昨年の臨時国会最大の政治課題だった旧統一教会を巡る被害者救済法与野党の実務者協議の自民メンバーは、政策責任者の萩生田光一政調会長が推す議員ではなく、茂木氏が選んだ側近に決まり、茂木氏が法案の取りまとめの主導権を握った。萩生田氏は周囲に不満を漏らしたという。

 ただ、昨年7月の参院選後、政権内のパワーバランスに変化の兆しがみられる場面もあった。

 首相は翌月の党役員人事で、それまで「非主流派」とされた近未来政治研究会(森山派、7人)会長の森山裕氏を選対委員長に、清和政策研究会(安倍派、97人)の萩生田氏を政調会長に起用した。

■三頭政治への反発 火種
 9月16日午後、首相は「一票の格差」是正のために衆院選挙区を「10増10減」する改正公職選挙法に関し、茂木、森山、萩生田3氏と党本部で膝詰めで協議し、こう言明した。「逢沢さん(逢沢一郎党選挙制度調査会長)は交代させない。『10増10減』はやらないといけない」

 
地方選出議員が減るため自民党内で異論が相次いだ「10増10減」には茂木氏も消極的で、「(10増10減は)議員立法を成立させた結果だ」として堅持を主張する逢沢氏を会長から外す人事も視野に入れていたしかし、首相は「10増10減」はやむを得ないとする森山、萩生田両氏の意見に同調し、会長交代論を封じた

 
自民議員と旧統一教会の接点に関するアンケートの公表方針を巡っても、首相と茂木氏の意見が食い違った。こうした状況から、三頭政治は弱まっていると見る向きが強い

 また、
三頭政治への反発が火種に発展する可能性もある

 
12月16日の党会合で、萩生田氏は防衛費の財源捻出の在り方に関し「本当の取り組みはこれからだ」と強調。首相官邸と与党税調が主導した財源の議論を党の政調が奪取し、増税以外の財源を議論する考えを打ち出した。同じ安倍派の世耕弘成参院幹事長とすり合わせた方針だ。

 こうした党内模様の中、
過去に岸田首相を「決断しない」などと否定的に評していた菅義偉前首相の動向が注目されている。菅氏は派閥に属さないが、近しい中堅・若手を中心に数十人規模を動かせるとされる。

 
増税議論で動く安倍派の萩生田、世耕両氏は安倍晋三政権で官房副長官を務め、官房長官だった菅氏を支え、良好な関係にある

 
安倍政権に続き菅政権でも国対委員長を務めた森山氏は、幹事長だった志帥会(二階派、44人)領袖の二階俊博氏、菅氏とトライアングルの協力関係を維持している。茂木派内で茂木氏とライバル関係の加藤勝信厚生労働相も、菅氏に官房長官として仕えた間柄だ。

 もし、
「岸田降ろし」が起きる場合、菅氏が鍵を握るとみる自民議員は少なくないが、本人は表立った動きを控えている。

 政局が流動化する中、キーマンたちはどう動くのか-。来年9月には自民党総裁の任期満了を迎える。
総裁選再選を狙う首相が今年のうちに衆院解散の勝負に出て、党内の求心力強化を図るとの観測は絶えない

 増税、閣僚の辞任ドミノ、旧統一教会問題への対応、支持率低迷の岸田政権。
 国会でも地方でも、自民議員や支持者の不満がくすぶっている。4月の統一地方選が近づき不満がさらに高まれば、政権運営を不安定化させる。首相は党内をコントロールする手腕が問われると、田中氏。

 岸田政権発足以来党内を仕切ってきたのは、岸田派、茂木派、麻生派の「三頭政治」。
 ところが、上記の状況で「三頭政治」への不満がくすぶり始め、結束の弱まりが見えはじめて、党内分裂の可能性が高まり始めていると!

 12月16日の党会合で、萩生田氏は防衛費の財源捻出の在り方に関し、増税以外の財源を議論する考えを打ち出した。同じ安倍派の世耕弘成参院幹事長とすり合わせた方針だと、田中氏。

 こうした党内模様の中、過去に岸田首相を「決断しない」などと否定的に評していた菅義偉前首相の動向が注目されているのだそうです。
 増税議論で動く安倍派の萩生田、世耕両氏は安倍政権で官房副長官を務め、官房長官だった菅氏を支え、良好な関係にある。

 安倍政権に続き菅政権でも国対委員長を務めた森山氏は、幹事長だった志帥会(二階派、44人)領袖の二階俊博氏、菅氏とトライアングルの協力関係を維持している。茂木派内で茂木氏とライバル関係の加藤勝信厚生労働相も、菅氏に官房長官として仕えた間柄。

 もし、「岸田降ろし」が起きる場合、菅氏が鍵を握るとみる自民議員は少なくないが、本人は表立った動きを控えていると、田中氏。
 
 政策ではなく、人事追及など傍論に熱心な野党では、岸田氏の支持率が下がっても、岸田氏ご本人は怖くない。党内野党(対三頭政治)と主流派とで切磋琢磨してきたのも、安倍氏 1期目までの自民党政治。(首相がコロコロ変わり過ぎて、世界への発信力は低下しました。)

 世界情勢が激動する中、自国のEEZ内にミサイルを撃ち込まれても、NSC(国家安全保障会議)を開かない外交音痴の岸田氏。早期に退陣していただかねば、日本は他国に侵略されてしまいます!
 党内での切磋琢磨し、責任ある与党として、政策立案実行していただくことを、願います。



 # 冒頭の画像は、永田町相関図



  この花の名前はイヌザクラ
 

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