
ドナルド・トランプ米大統領とイーロン・マスク氏の盟友関係は最初から、長続きしない可能性が高かった。
並外れて大きな野心を持つが性格は異なる2者の間で、短期的な利益のために協定が結ばれた場合、それが長続きするのはまれだと、WSJ・ジェラルド・ベーカー。
両氏の対立はMAGA(米国を再び偉大に)連合における根本的に間違っている何かを示唆しているのか。最も有名な共和党への転向者がすぐに幻滅したことは、トランプ大統領と共和党の将来にとって何を意味するのだろうかと、ジェラルド・ベーカー氏。
第一に、2人の決裂は主に個人的なものに見える。MAGA運動はある意味で個人崇拝だが、マスク氏はその個人ではなかった。
マスク氏は優秀だが気まぐれな人物であり、その病的な言動は災いをもたらしかねない(それはトランプ氏との決別以降に一層明らかになった)。
マスク氏が敵意を強めている背景には、トランプ氏との盟友関係から得られる見返りが著しく非対称的だと、マスク氏が遅まきながら気付いたこともあるようだ。
選挙資金、政府効率化省(DOGE)の浪費削減策における宣伝効果、吹き飛んだテスラの時価総額、そしてマスク氏個人の富の消失と名声の失墜といった点で、マスク氏が与えたものは見返りとして得るはずだったものとは到底引き合わない。
マスク氏はその特異性にもかかわらず、ある種のビジネスリーダー層の代表的な存在。
これらのビジネスリーダーは熱意の差こそあれ、トランプ氏の異端のスタイルを受け入れた。彼らは左派による息の詰まるような国家機関支配に危機感を募らせていたため、トランプ政策の中でも経済面で正統派に近いものを熱望していた。多くのビジネスリーダーは昨年の大統領選で、トランプ氏が主に1期目で良かった政策の拡大版を実現してくれると信じて、驚くほど熱心に票を投じた。
だが、その結果に半分しか満足していない。規制緩和と減税、文化的な反革命については、トランプ氏は期待を裏切っていない。しかし、筆者と話すビジネスリーダーの間では、無益な関税・貿易政策、財政規律への無関心、世界の同盟国やパートナーを意図的に遠ざけていること(最後の点についてはマスク氏にも問題があった)について、(ひそかに)失望を表す人が増えていると、ジェラルド・ベーカー氏。
マスク氏とトランプ氏の決別は、新たな共和党支持基盤の中心にある緊張関係を象徴している。トランプ氏が築いた、労働者および中産階級の複数の人種から構成される支持基盤は、国境・人種・性別・国家安全保障の面で文化的な反革命運動を展開し、大成功を収めている。
しかし、これらの有権者は、貿易・移民・税制・歳出に関するマスク氏の自由市場主義的なアプローチに全く熱意を示していないと、ジェラルド・ベーカー氏。
マスク氏との決裂が持つもう一つの重要な側面は、トランプ氏が作り上げてきた威圧的権威主義の環境が若干弱まっていることだとも。
ビジネスリーダーの大半は、公然と批判して危険な状況に身を投じることをためらってきた。彼らはマスク氏が報復を受けるかどうかを注意深く見守るだろう。しかし、米国一の富豪で、最も創造的な起業家でもあるマスク氏が臆面も無く大統領を非難したことは、こうした環境に変化をもたらさざるを得ない。
ここ数週間、市民社会の他の場所でもトランプ氏の支配に異議を唱える兆しが出てきた。上院議員らはトランプ氏の財政政策を批判したり、ウクライナ支援を強く求めたりしている。
マスク氏はツイッターの買収・組織再編を行った際に、自らを「言論の自由の絶対主義者」と称した。彼は過去1年間を通じて常にそのように振る舞ってきたわけではない。
しかしトランプ政権との劇的な決裂は、トランプ氏が米国の民主主義の健全性について当然の懸念を引き起こしているにもかかわらず、多元的で多様性のある共和国はそう簡単には消滅しないことを改めて示していると、ジェラルド・ベーカー氏。
トランプ氏の 1期目の成果の再来を期待して 2期目に投票した起業家や有権者の人々。
辞書の中で最も好きな言葉は「関税」と豪語するトランプ氏。
その関税は、輸入品の物価高騰を招き、米国の企業や消費者が被害者となっている実情を、トランプ氏はどのように解決していくのか!
要注目です。
社運にも変調の兆しがみえはじめ、トランプ氏と決別したマスク氏の行方も!
# 冒頭の画像は、ホワイトハウスでのトランプ氏とマスク氏 (3月)

この花の名前は、フランスギク
↓よろしかったら、お願いします。

遊爺さんの写真素材 - PIXTA
並外れて大きな野心を持つが性格は異なる2者の間で、短期的な利益のために協定が結ばれた場合、それが長続きするのはまれだと、WSJ・ジェラルド・ベーカー。
【オピニオン】トランプ・マスク両氏の確執と共和党内の亀裂 - WSJ
大統領のポピュリズムは企業経営者にはあまり人気がない
By Gerard Baker 2025年6月10日
ドナルド・トランプ米大統領とイーロン・マスク氏の盟友関係は最初から、1939年にナチス・ドイツがポーランド侵攻の数日前にソ連と結んだモロトフ・リッベントロップ協定と同様に、長続きしない可能性が高かった。筆者は悪趣味を避けるため、この例えを過度に広げるつもりはない。だが、並外れて大きな野心を持つが性格は異なる2者の間で、短期的な利益のために協定が結ばれた場合、それが長続きするのはまれだということだけは言っておく。
より重要な疑問は次のようなものだ。両氏の対立はMAGA(米国を再び偉大に)連合における根本的に間違っている何かを示唆しているのか。最も有名な共和党への転向者がすぐに幻滅したことは、トランプ大統領と共和党の将来にとって何を意味するのだろうか。
表面上は大したことではない。第一に、2人の決裂は主に個人的なものに見える。MAGA運動はある意味で個人崇拝だが、マスク氏はその個人ではなかった。電気自動車(EV)大手テスラと宇宙企業スペースXを率いるマスク氏は優秀だが気まぐれな人物であり、その病的な言動は災いをもたらしかねない(それはトランプ氏との決別以降に一層明らかになった)。今のホワイトハウスにおいてさえ、破ってはならない礼節があるようだ。
ただ、マスク氏が敵意を強めている背景には、トランプ氏との盟友関係から得られる見返りが著しく非対称的だと、マスク氏が遅まきながら気付いたこともあるようだ。トランプ氏の一方的なディールメーキングの技量を示す例として、これほどふさわしいものはないだろう。選挙資金、政府効率化省(DOGE)の浪費削減策における宣伝効果、吹き飛んだテスラの時価総額、そしてマスク氏個人の富の消失と名声の失墜といった点で、マスク氏が与えたものは見返りとして得るはずだったものとは到底引き合わない。ソ連の場合は、ドイツのバルバロッサ作戦によって両国の協定が破られる前に、少なくともポーランドの一部とバルト3国を手に入れていた。
だが、今回の決別が意味するのは、強力で相いれない二つのエゴが必然的に離別したということだけではない。マスク氏はその特異性にもかかわらず、ある種のビジネスリーダー層の代表的な存在だった。これらのビジネスリーダーは熱意の差こそあれ、トランプ氏の異端のスタイルを受け入れた。彼らは左派による息の詰まるような国家機関支配に危機感を募らせていたため、トランプ政策の中でも経済面で正統派に近いものを熱望していた。多くのビジネスリーダーは昨年の大統領選で、トランプ氏が主に1期目で良かった政策の拡大版を実現してくれると信じて、驚くほど熱心に票を投じた。彼らは、トランプ氏が成長と経済の機会創出を促進し、バイデン政権の規制への異常なこだわりを反転させ、極端な「ウォーク(社会的不公正に高い意識を持つ)」主義を終わらせてくれると期待した。
だが、その結果に半分しか満足していない。規制緩和と減税、文化的な反革命については、トランプ氏は期待を裏切っていない。しかし、筆者と話すビジネスリーダーの間では、無益な関税・貿易政策、財政規律への無関心、世界の同盟国やパートナーを意図的に遠ざけていること(最後の点についてはマスク氏にも問題があった)について、(ひそかに)失望を表す人が増えている。
マスク氏とトランプ氏の決別は、新たな共和党支持基盤の中心にある緊張関係を象徴している。トランプ氏が築いた、労働者および中産階級の複数の人種から構成される支持基盤は、国境・人種・性別・国家安全保障の面で文化的な反革命運動を展開し、大成功を収めている。しかし、これらの有権者は、貿易・移民・税制・歳出に関するマスク氏の自由市場主義的なアプローチに全く熱意を示していない。
こうした対立は目新しいものではなく、何十年にもわたり共和党政治の中核的な特徴だった。トランプ氏がボスである限り、それはおおむね抑制されたままになるだろう。彼の圧倒的な個性と、熱心な支持者でなくても服従の意思を示していることが理由だ。しかし、今後数年間で党の未来を巡る争いが本格的に始まれば、亀裂は広がると予想される。
マスク氏との決裂が持つもう一つの重要な側面は、トランプ氏が作り上げてきた威圧的権威主義の環境が若干弱まっていることだ。敵対的だと見なす法律事務所やメディア企業などに対するトランプ氏の扱いを注視してきたビジネスリーダーの大半は、公然と批判して危険な状況に身を投じることをためらってきた。彼らはマスク氏が報復を受けるかどうかを注意深く見守るだろう。しかし、米国一の富豪で、最も創造的な起業家でもあるマスク氏が臆面も無く大統領を非難したことは、こうした環境に変化をもたらさざるを得ない。
ここ数週間、市民社会の他の場所でもトランプ氏の支配に異議を唱える兆しが出てきた。上院議員らはトランプ氏の財政政策を批判したり、ウクライナ支援を強く求めたりしている。不法移民対策の強制送還を巡っては、司法判断に政権が従わざるを得なかった。
マスク氏はツイッターの買収・組織再編を行った際に、自らを「言論の自由の絶対主義者」と称した。彼は過去1年間を通じて常にそのように振る舞ってきたわけではない。しかしトランプ政権との劇的な決裂は、トランプ氏が米国の民主主義の健全性について当然の懸念を引き起こしているにもかかわらず、多元的で多様性のある共和国はそう簡単には消滅しないことを改めて示している。
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筆者のジェラルド・ベーカーはWSJ元編集局長で、現在はエディター・アット・ラージ
大統領のポピュリズムは企業経営者にはあまり人気がない
By Gerard Baker 2025年6月10日
ドナルド・トランプ米大統領とイーロン・マスク氏の盟友関係は最初から、1939年にナチス・ドイツがポーランド侵攻の数日前にソ連と結んだモロトフ・リッベントロップ協定と同様に、長続きしない可能性が高かった。筆者は悪趣味を避けるため、この例えを過度に広げるつもりはない。だが、並外れて大きな野心を持つが性格は異なる2者の間で、短期的な利益のために協定が結ばれた場合、それが長続きするのはまれだということだけは言っておく。
より重要な疑問は次のようなものだ。両氏の対立はMAGA(米国を再び偉大に)連合における根本的に間違っている何かを示唆しているのか。最も有名な共和党への転向者がすぐに幻滅したことは、トランプ大統領と共和党の将来にとって何を意味するのだろうか。
表面上は大したことではない。第一に、2人の決裂は主に個人的なものに見える。MAGA運動はある意味で個人崇拝だが、マスク氏はその個人ではなかった。電気自動車(EV)大手テスラと宇宙企業スペースXを率いるマスク氏は優秀だが気まぐれな人物であり、その病的な言動は災いをもたらしかねない(それはトランプ氏との決別以降に一層明らかになった)。今のホワイトハウスにおいてさえ、破ってはならない礼節があるようだ。
ただ、マスク氏が敵意を強めている背景には、トランプ氏との盟友関係から得られる見返りが著しく非対称的だと、マスク氏が遅まきながら気付いたこともあるようだ。トランプ氏の一方的なディールメーキングの技量を示す例として、これほどふさわしいものはないだろう。選挙資金、政府効率化省(DOGE)の浪費削減策における宣伝効果、吹き飛んだテスラの時価総額、そしてマスク氏個人の富の消失と名声の失墜といった点で、マスク氏が与えたものは見返りとして得るはずだったものとは到底引き合わない。ソ連の場合は、ドイツのバルバロッサ作戦によって両国の協定が破られる前に、少なくともポーランドの一部とバルト3国を手に入れていた。
だが、今回の決別が意味するのは、強力で相いれない二つのエゴが必然的に離別したということだけではない。マスク氏はその特異性にもかかわらず、ある種のビジネスリーダー層の代表的な存在だった。これらのビジネスリーダーは熱意の差こそあれ、トランプ氏の異端のスタイルを受け入れた。彼らは左派による息の詰まるような国家機関支配に危機感を募らせていたため、トランプ政策の中でも経済面で正統派に近いものを熱望していた。多くのビジネスリーダーは昨年の大統領選で、トランプ氏が主に1期目で良かった政策の拡大版を実現してくれると信じて、驚くほど熱心に票を投じた。彼らは、トランプ氏が成長と経済の機会創出を促進し、バイデン政権の規制への異常なこだわりを反転させ、極端な「ウォーク(社会的不公正に高い意識を持つ)」主義を終わらせてくれると期待した。
だが、その結果に半分しか満足していない。規制緩和と減税、文化的な反革命については、トランプ氏は期待を裏切っていない。しかし、筆者と話すビジネスリーダーの間では、無益な関税・貿易政策、財政規律への無関心、世界の同盟国やパートナーを意図的に遠ざけていること(最後の点についてはマスク氏にも問題があった)について、(ひそかに)失望を表す人が増えている。
マスク氏とトランプ氏の決別は、新たな共和党支持基盤の中心にある緊張関係を象徴している。トランプ氏が築いた、労働者および中産階級の複数の人種から構成される支持基盤は、国境・人種・性別・国家安全保障の面で文化的な反革命運動を展開し、大成功を収めている。しかし、これらの有権者は、貿易・移民・税制・歳出に関するマスク氏の自由市場主義的なアプローチに全く熱意を示していない。
こうした対立は目新しいものではなく、何十年にもわたり共和党政治の中核的な特徴だった。トランプ氏がボスである限り、それはおおむね抑制されたままになるだろう。彼の圧倒的な個性と、熱心な支持者でなくても服従の意思を示していることが理由だ。しかし、今後数年間で党の未来を巡る争いが本格的に始まれば、亀裂は広がると予想される。
マスク氏との決裂が持つもう一つの重要な側面は、トランプ氏が作り上げてきた威圧的権威主義の環境が若干弱まっていることだ。敵対的だと見なす法律事務所やメディア企業などに対するトランプ氏の扱いを注視してきたビジネスリーダーの大半は、公然と批判して危険な状況に身を投じることをためらってきた。彼らはマスク氏が報復を受けるかどうかを注意深く見守るだろう。しかし、米国一の富豪で、最も創造的な起業家でもあるマスク氏が臆面も無く大統領を非難したことは、こうした環境に変化をもたらさざるを得ない。
ここ数週間、市民社会の他の場所でもトランプ氏の支配に異議を唱える兆しが出てきた。上院議員らはトランプ氏の財政政策を批判したり、ウクライナ支援を強く求めたりしている。不法移民対策の強制送還を巡っては、司法判断に政権が従わざるを得なかった。
マスク氏はツイッターの買収・組織再編を行った際に、自らを「言論の自由の絶対主義者」と称した。彼は過去1年間を通じて常にそのように振る舞ってきたわけではない。しかしトランプ政権との劇的な決裂は、トランプ氏が米国の民主主義の健全性について当然の懸念を引き起こしているにもかかわらず、多元的で多様性のある共和国はそう簡単には消滅しないことを改めて示している。
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筆者のジェラルド・ベーカーはWSJ元編集局長で、現在はエディター・アット・ラージ
両氏の対立はMAGA(米国を再び偉大に)連合における根本的に間違っている何かを示唆しているのか。最も有名な共和党への転向者がすぐに幻滅したことは、トランプ大統領と共和党の将来にとって何を意味するのだろうかと、ジェラルド・ベーカー氏。
第一に、2人の決裂は主に個人的なものに見える。MAGA運動はある意味で個人崇拝だが、マスク氏はその個人ではなかった。
マスク氏は優秀だが気まぐれな人物であり、その病的な言動は災いをもたらしかねない(それはトランプ氏との決別以降に一層明らかになった)。
マスク氏が敵意を強めている背景には、トランプ氏との盟友関係から得られる見返りが著しく非対称的だと、マスク氏が遅まきながら気付いたこともあるようだ。
選挙資金、政府効率化省(DOGE)の浪費削減策における宣伝効果、吹き飛んだテスラの時価総額、そしてマスク氏個人の富の消失と名声の失墜といった点で、マスク氏が与えたものは見返りとして得るはずだったものとは到底引き合わない。
マスク氏はその特異性にもかかわらず、ある種のビジネスリーダー層の代表的な存在。
これらのビジネスリーダーは熱意の差こそあれ、トランプ氏の異端のスタイルを受け入れた。彼らは左派による息の詰まるような国家機関支配に危機感を募らせていたため、トランプ政策の中でも経済面で正統派に近いものを熱望していた。多くのビジネスリーダーは昨年の大統領選で、トランプ氏が主に1期目で良かった政策の拡大版を実現してくれると信じて、驚くほど熱心に票を投じた。
だが、その結果に半分しか満足していない。規制緩和と減税、文化的な反革命については、トランプ氏は期待を裏切っていない。しかし、筆者と話すビジネスリーダーの間では、無益な関税・貿易政策、財政規律への無関心、世界の同盟国やパートナーを意図的に遠ざけていること(最後の点についてはマスク氏にも問題があった)について、(ひそかに)失望を表す人が増えていると、ジェラルド・ベーカー氏。
マスク氏とトランプ氏の決別は、新たな共和党支持基盤の中心にある緊張関係を象徴している。トランプ氏が築いた、労働者および中産階級の複数の人種から構成される支持基盤は、国境・人種・性別・国家安全保障の面で文化的な反革命運動を展開し、大成功を収めている。
しかし、これらの有権者は、貿易・移民・税制・歳出に関するマスク氏の自由市場主義的なアプローチに全く熱意を示していないと、ジェラルド・ベーカー氏。
マスク氏との決裂が持つもう一つの重要な側面は、トランプ氏が作り上げてきた威圧的権威主義の環境が若干弱まっていることだとも。
ビジネスリーダーの大半は、公然と批判して危険な状況に身を投じることをためらってきた。彼らはマスク氏が報復を受けるかどうかを注意深く見守るだろう。しかし、米国一の富豪で、最も創造的な起業家でもあるマスク氏が臆面も無く大統領を非難したことは、こうした環境に変化をもたらさざるを得ない。
ここ数週間、市民社会の他の場所でもトランプ氏の支配に異議を唱える兆しが出てきた。上院議員らはトランプ氏の財政政策を批判したり、ウクライナ支援を強く求めたりしている。
マスク氏はツイッターの買収・組織再編を行った際に、自らを「言論の自由の絶対主義者」と称した。彼は過去1年間を通じて常にそのように振る舞ってきたわけではない。
しかしトランプ政権との劇的な決裂は、トランプ氏が米国の民主主義の健全性について当然の懸念を引き起こしているにもかかわらず、多元的で多様性のある共和国はそう簡単には消滅しないことを改めて示していると、ジェラルド・ベーカー氏。
トランプ氏の 1期目の成果の再来を期待して 2期目に投票した起業家や有権者の人々。
辞書の中で最も好きな言葉は「関税」と豪語するトランプ氏。
その関税は、輸入品の物価高騰を招き、米国の企業や消費者が被害者となっている実情を、トランプ氏はどのように解決していくのか!
要注目です。
社運にも変調の兆しがみえはじめ、トランプ氏と決別したマスク氏の行方も!
# 冒頭の画像は、ホワイトハウスでのトランプ氏とマスク氏 (3月)

この花の名前は、フランスギク
↓よろしかったら、お願いします。

遊爺さんの写真素材 - PIXTA