トランプ米大統領がベトナムのハノイで先月28日に行った米朝首脳会談で、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に核兵器や核燃料の米国への引き渡しや、核施設、弾道ミサイルの全面廃棄などを求める文書を手渡していて、これに、金氏が反発し、会談が実質的に物別れに終わったと、ロイター通信が29日報道していたのだそうですね。
北朝鮮はこれまでも「リビア方式」を拒否すると繰り返し表明してきた。にもかかわらずトランプ氏が文書を突きつけた動機は、北朝鮮の全面非核化と引き換えに経済制裁を全面解除する「大型取引」の実現を狙ったのではないかとの見方。
文書は、「北朝鮮の核設備、生物化学兵器の開発計画と関連する軍民両用の能力、弾道ミサイル、発射装置、関連施設の全面廃棄」を要求し、
「核開発計画の全面的な申告と、米国および国際査察担当官の査察を全面容認」
「核開発関連の活動と新たな核関連施設の建設の中止」
「全ての核関連設備の廃棄」
「核計画に携わる全ての科学者と技術者の民生活動への転換」
の 4点を求めたのだそうです。
サラミソーセージと揶揄される北朝鮮の小出し戦術に巻き込まれることなく、大鉈で全面解決を求めるトランプ大統領。
北ペースに巻き込まれず、短期間での成果を求めたのですね。
拒否した金正恩ですが、決裂後、帰り支度をするトランプ氏に譲歩交渉を求めていましたがかなわず、制裁が続くこととなったのでした。
ここへきて、ミサイル発射準備や、核開発施設の復元がみられると聞きますね。
国連制裁を遵守して、労働者を還す中露。北の財政はますます悪化が進むのでしょうね。
北朝鮮労働者の半数超を送還 中露が報告、安保理協議へ - 産経ニュース
「自由朝鮮」の活動も活発化してきているとも。
金正男氏息子を救援した団体が「臨時政府」発足を発表 正恩政権の弾圧に対抗 北朝鮮 - 産経ニュース
金正恩氏、正念場に立たされています。
# 冒頭の画像は、ハノイでの米朝会談
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北朝鮮はこれまでも「リビア方式」を拒否すると繰り返し表明してきた。にもかかわらずトランプ氏が文書を突きつけた動機は、北朝鮮の全面非核化と引き換えに経済制裁を全面解除する「大型取引」の実現を狙ったのではないかとの見方。
トランプ氏、核引き渡し要求書を北に手渡し ロイター報道 - 産経ニュース 2019.3.30
【ワシントン=黒瀬悦成】ロイター通信は29日、トランプ米大統領がベトナムのハノイで先月28日に行った米朝首脳会談で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に全ての核兵器や核燃料の米国への引き渡しや、核施設、弾道ミサイルの全面廃棄などを求める文書を手渡していたと伝えた。関係者によると、トランプ氏が金氏に対して「最終的かつ全面的に検証可能な非核化」の定義を直接提示したのは初めて。
トランプ氏の要求文書は、核関連設備の査察と全面接収を短期間で実施し、核計画の完全放棄が確認されると同時に制裁解除と経済支援を行うとする「リビア方式」を踏襲した内容。ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が以前から唱えていたもので、これに金氏が反発し、会談が実質的に物別れに終わったとしている。
ロイター通信によると、問題の文書は1枚で、英語とハングルの両方で書かれており、英語の記述では「北朝鮮の核設備、生物化学兵器の開発計画と関連する軍民両用の能力、弾道ミサイル、発射装置、関連施設の全面廃棄」を要求していた。
文書はさらに、「核開発計画の全面的な申告と、米国および国際査察担当官の査察を全面容認」「核開発関連の活動と新たな核関連施設の建設の中止」「全ての核関連設備の廃棄」「核計画に携わる全ての科学者と技術者の民生活動への転換」の4点を求めているとしている。
ただ、北朝鮮はこれまでも「リビア方式」を拒否すると繰り返し表明してきた。にもかかわらずトランプ氏が文書を突きつけた動機について、米政府高官は同通信に、北朝鮮の全面非核化と引き換えに経済制裁を全面解除する「大型取引」の実現を狙ったのではないかとの見方を示した。
一方、ポンペオ国務長官は29日、ワシントンで韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相と会談した。ハノイでの米朝首脳会談の不調を受け、非核化交渉の再開に向けた連携を改めて確認したとみられる。
【ワシントン=黒瀬悦成】ロイター通信は29日、トランプ米大統領がベトナムのハノイで先月28日に行った米朝首脳会談で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に全ての核兵器や核燃料の米国への引き渡しや、核施設、弾道ミサイルの全面廃棄などを求める文書を手渡していたと伝えた。関係者によると、トランプ氏が金氏に対して「最終的かつ全面的に検証可能な非核化」の定義を直接提示したのは初めて。
トランプ氏の要求文書は、核関連設備の査察と全面接収を短期間で実施し、核計画の完全放棄が確認されると同時に制裁解除と経済支援を行うとする「リビア方式」を踏襲した内容。ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が以前から唱えていたもので、これに金氏が反発し、会談が実質的に物別れに終わったとしている。
ロイター通信によると、問題の文書は1枚で、英語とハングルの両方で書かれており、英語の記述では「北朝鮮の核設備、生物化学兵器の開発計画と関連する軍民両用の能力、弾道ミサイル、発射装置、関連施設の全面廃棄」を要求していた。
文書はさらに、「核開発計画の全面的な申告と、米国および国際査察担当官の査察を全面容認」「核開発関連の活動と新たな核関連施設の建設の中止」「全ての核関連設備の廃棄」「核計画に携わる全ての科学者と技術者の民生活動への転換」の4点を求めているとしている。
ただ、北朝鮮はこれまでも「リビア方式」を拒否すると繰り返し表明してきた。にもかかわらずトランプ氏が文書を突きつけた動機について、米政府高官は同通信に、北朝鮮の全面非核化と引き換えに経済制裁を全面解除する「大型取引」の実現を狙ったのではないかとの見方を示した。
一方、ポンペオ国務長官は29日、ワシントンで韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相と会談した。ハノイでの米朝首脳会談の不調を受け、非核化交渉の再開に向けた連携を改めて確認したとみられる。
文書は、「北朝鮮の核設備、生物化学兵器の開発計画と関連する軍民両用の能力、弾道ミサイル、発射装置、関連施設の全面廃棄」を要求し、
「核開発計画の全面的な申告と、米国および国際査察担当官の査察を全面容認」
「核開発関連の活動と新たな核関連施設の建設の中止」
「全ての核関連設備の廃棄」
「核計画に携わる全ての科学者と技術者の民生活動への転換」
の 4点を求めたのだそうです。
サラミソーセージと揶揄される北朝鮮の小出し戦術に巻き込まれることなく、大鉈で全面解決を求めるトランプ大統領。
北ペースに巻き込まれず、短期間での成果を求めたのですね。
拒否した金正恩ですが、決裂後、帰り支度をするトランプ氏に譲歩交渉を求めていましたがかなわず、制裁が続くこととなったのでした。
ここへきて、ミサイル発射準備や、核開発施設の復元がみられると聞きますね。
国連制裁を遵守して、労働者を還す中露。北の財政はますます悪化が進むのでしょうね。
北朝鮮労働者の半数超を送還 中露が報告、安保理協議へ - 産経ニュース
「自由朝鮮」の活動も活発化してきているとも。
金正男氏息子を救援した団体が「臨時政府」発足を発表 正恩政権の弾圧に対抗 北朝鮮 - 産経ニュース
金正恩氏、正念場に立たされています。
# 冒頭の画像は、ハノイでの米朝会談
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