遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

自民党 3A vs 二階鮮明化か

2021-06-10 01:23:56 | my notice
 菅総理総裁の自民党。主導権争いで、安倍・麻生・甘利の3Aと、二階氏との対抗が鮮明化してきている様子ですね。
 遊爺は、国益に反する言動が顕著になってきている媚中二階氏にはそろそろ引退を願いたいと考えている今日この頃。
 3Aの台頭での菅政権支援は大歓迎です。
 
 
安倍外交の〝遺産〟が首相を後押し 二階氏は議連で牽制? - 産経ニュース 2021/6/8

 自民党の安倍晋三前首相が外交面で菅義偉(すが・よしひで)政権を後押しする構図が鮮明になってきた超党派の「日豪友好議員連盟」(逢沢一郎会長)は8日、安倍氏を最高顧問とする人事を了承した。さらに自民の二階俊博幹事長が同日、「自由で開かれたインド太平洋」を推進する議員連盟を立ち上げ、構想の提唱者である安倍氏が最高顧問となることも固まった。

日豪議連は8日に開いた会合で、安倍氏と麻生太郎副総理兼財務相を最高顧問、自民党の甘利明税調会長を顧問とすることを決めた。第2次安倍内閣で政府の中枢を担った3氏は盟友関係にあり、姓の頭文字から「3A」と呼ばれる。

この日はオーストラリアのジャン・アダムズ駐日大使が出席し「菅首相を今年中に豪州に迎える機会を心待ちにしている」と言及した。同時に、「中国がワインなど豪州産の商品に不当な関税措置を課している」とも語り、日本に助力を求めた。

中国が東・南シナ海で覇権主義的な動きを強める中、
民主主義や法の支配といった価値観を共有する日豪は安全保障などの分野で連携を強めている。対中連携も意識し、日本、米国、豪州、インドによる「クアッド」の枠組みもある。

逢沢氏は記者団に「中国の無秩序な台頭に民主主義陣営が向き合い、地域の安定を確保していく。そのためにも政治力を持った議連でありたい」と述べ、安倍氏らに期待を込めた。

最近、外交分野で安倍氏の存在感は際立っている

首相は3日、衆院議員会館の安倍氏の事務所を訪れ、英国で11日から開かれる先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)に向けたアドバイスを受けた。

4月の初訪米の前にも安倍氏と面会しており、
外遊前に助言を求めるのは恒例となりつつある。政府が台湾に英製薬大手アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンを提供する際も、安倍氏らが水面下で政府に協力した。

一方、
二階氏側近の林幹雄幹事長代理は8日、首相と官邸で面会し、自由で開かれたインド太平洋構想推進議連について報告した。関係者によると、林氏は同日、安倍氏に最高顧問への就任を打診し、安倍氏が引き受けた。日中友好議連や日韓議連など外交関連の議連会長が新しい議連のメンバーとなり、15日に初会合を開く。

二階氏は中国にパイプがあるだけに、自民のベテラン議員は「『3A』に主導権を奪われないための抱きつき戦術ではないか。二階氏はなんでも政局にする」と語った。(政治部 沢田大典)

 自民党の安倍前首相が外交面で菅政権を後押しする構図が鮮明になってきたと、産経政治部・沢田記者。
 超党派の「日豪友好議員連盟」(逢沢一郎会長)は 8日、安倍氏を最高顧問とする人事を了承。

 一方、自民党の二階幹事長が同日、「自由で開かれたインド太平洋」を推進する議員連盟を立ち上げ、構想の提唱者である安倍氏が最高顧問となることも固まったのだそうです。
 媚中で習近平の国賓招聘(天皇陛下の政治利用)を推進する二階氏が、対中包囲網の「自由で開かれたインド太平洋」を推進する議員連盟を立ち上げとは、歯が浮くような見え見えの反対行動。
 二階氏側近の林幹雄幹事長代理は8日、首相と官邸で面会し、議連について報告。安倍氏に最高顧問への就任を打診し、安倍氏が引き受けたのだそうです。
 日中友好議連や日韓議連など外交関連の議連会長が新しい議連のメンバーとなると。クアッドの4か国が主軸で、対中包囲網の「自由で開かれたインド太平洋」を、媚中、親韓議連がメンバーだなんて!?
 自民党のベテラン議員は「『3A(安倍前首相と麻生太郎副総理兼財務相、甘利明自民党税調会長)』に主導権を奪われないための抱きつき戦術ではないか。二階氏はなんでも政局にする」と語ったと沢田記者。

 日豪議連は8日に開いた会合で、『3A』の安倍氏と麻生太郎副総理兼財務相を最高顧問、自民党の甘利明税調会長を顧問とすることを決めたのだそうです。
 議連の逢沢会長は記者団に「中国の無秩序な台頭に民主主義陣営が向き合い、地域の安定を確保していく。そのためにも政治力を持った議連でありたい」と述べ、安倍氏らに期待を込めたと沢田記者。

 最近、外交分野で安倍氏の存在感は際立っているとも。
 菅首相は3日、衆院議員会館の安倍氏の事務所を訪れ、英国で11日から開かれる先進 7カ国(G7)首脳会議(サミット)に向けたアドバイスを受けたのだそうですが、4月の初訪米の前にも安倍氏と面会しており、外遊前に助言を求めるのは恒例となりつつあると沢田記者。
 政府が台湾に英製薬大手アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンを提供する際も、安倍氏らが水面下で政府に協力したと。
 確かに、案が浮上した時、一時決断に時間がかかりそうになりました(二階氏への忖度?)が、急遽決断・実行されました。
 米国でさえ対中配慮で、「COVAX(コバックス)」経由の支援でしたが、日本は直接・迅速な納品を実現しました。安倍さんらしい決断と感じましたが、そうだった様ですね。

 世界をリードするG7で、メルケル首相に次ぐ古参となっていた安倍首相。欧州勢と対立するトランブ氏との間を取り持つなど、各国首脳との間でリーダーシップを発揮することがありましたが、それは歴代の日本の首相にはありえなかったことでした。
 その貴重な財産を、日本外交の現状や今後に活かさない手はあり得ませんね。
 「自由で開かれたインド太平洋構想」の提唱者であり、トランプ氏も賛同し逆に主導。クアッドの4か国の主導体制を構築、今では英国等欧州勢も賛同していますね。

 その「自由で開かれたインド太平洋構想」を、媚中の二階氏が推進する議連を立ち上げると言うのですから、どう考えても変!
 
自民・甘利氏、二階氏の太平洋議連会長就任を疑問視 - 産経ニュース 2021/6/9

 自民党の甘利明税制調査会長は9日、親中派として知られる二階俊博幹事長が「自由で開かれたインド太平洋」構想の実現を後押しする議員連盟の会長に就任することに疑問を投げ掛けた。TBSのCS番組収録で、中国に対抗する意味合いもある同構想を念頭に「中国とすれば一番痛いところを突かれる仕組みだ。二階氏が座って大丈夫か」と述べた。

 
二階氏の議連設立は甘利氏のほかに安倍晋三前首相麻生太郎副総理兼財務相が参加する半導体戦略推進議連への対抗策との見方も出ている。甘利氏は半導体議連について「一生懸命政策を訴えているが、いつの間にか政局話になっていく」とぼやいた。

 「中国とすれば一番痛いところを突かれる仕組みだ。二階氏が座って大丈夫か」と甘利氏。
 仰るとおりで、遊爺の素人眼ても、中国からの指令で、「自由で開かれたインド太平洋構想」を、逆に潰しにかかっている国益どころか、世界の潮流に逆らう行為としか観えませんがいかがでしょう。



 # 冒頭の画像は、日豪議連総会に臨む安倍晋三前首相と甘利税調会長




  この花の名前は、ナデシコ・テルスター


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