英国 エリザベス・トラス首相誕生

　　英国のエリザベス・トラス新首相は、中国が台湾周辺での軍事的圧力を強めている現状を踏まえ、「台湾が自らを防衛することができるよう、同盟国と協力していく決意だ」と強調。
　ロシアによるウクライナ侵攻を許した事実を「教訓」とし、同じ過ちを繰り返してはならないと訴えたのだそうです。
　

英首相「台湾自衛」に協力　ウクライナ危機「教訓」に同じ過ちを繰り返してはならない　東アジアの安全保障に「第２次日英同盟」も重要な役割 - zakzak：夕刊フジ公式サイト 2022.9/26

　英国のエリザベス・トラス首相は２５日放送の米ＣＮＮテレビのインタビューで、中国が台湾周辺での軍事的圧力を強めている現状を踏まえ、「台湾が自らを防衛することができるよう、同盟国と協力していく決意だ」と強調した。ロシアによるウクライナ侵攻を許した事実を「教訓」とし、同じ過ちを繰り返してはならないと訴えた。日本と英国は近年、安全保障、経済両面での結びつきを強めている。東アジアの平和と安定への貢献が注目される。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「新・鉄の女」と評されるトラス氏はインタビューで、首相就任前の外相在任中と同様、中国に強い姿勢で臨む立場を改めて明確にした。一方、台湾への軍事的支援に踏み切るかどうかについては、明言を避けた。

　岸田文雄首相は２０日午後（日本時間２１日未明）、国連総会出席のため訪れている米ニューヨークで、今月６日に就任したトラス氏と初めて会談した。トラス氏は中国による台湾への挑発行為を批判し、両首脳は中国の脅威に対処するため協力する考えで一致した。

　日英関係は、２０１２年の第２次安倍晋三政権誕生以降に深化した。

　１５年には日英外務・防衛閣僚会合（２プラス２）が始まり、１７年には日英ＡＣＳＡ（物品役務相互提供協定）が結ばれた。昨年９月には、英海軍の最新鋭空母「クイーン・エリザベス」が海上自衛隊との合同訓練後、米海軍横須賀基地（神奈川県）に入港。空自のＦ２戦闘機の後継機も、日英で共同開発する方針。英国はＴＰＰ（環太平洋戦略的経済連携協定）にも参加申請している。

　日本と東アジアの安全保障には、深化した日米同盟とともに、事実上の「第２次日英同盟」も重要な役割を果たしそうだ。

　「新・鉄の女」と評されるトラス氏はインタビューで、首相就任前の外相在任中と同様、中国に強い姿勢で臨む立場を改めて明確にした。一方、台湾への軍事的支援に踏み切るかどうかについては、明言を避けたのでした。。

　日英関係は、2012年の第 2次安倍晋三政権誕生以降に深化。
　15年には日英外務・防衛閣僚会合（２プラス２）開始。
　17年には日英ACSA（物品役務相互提供協定）締結。
　20年には、日英EPA締結。21年 1月発効。
　21年には、英海軍の最新鋭空母「クイーン・エリザベス」が海上自衛隊との合同訓練後、米海軍横須賀基地（神奈川県）に入港。
　TPPへの加入申請もしました。
　EU離脱の英国は、英連邦国のオーストラリアやインドとの関係強化での新成長市場への進出も前政権時代から図っています。
　英、インド太平洋の安保強化で豪と協定　3400万ドル拠出表明 | Reuters

　1902年（明治35年）1月30日にロシア帝国の極東進出政策への対抗を目的として、締結されたことがあった日英同盟。
　第二次日英同盟ともいえる、日英間の連携強化が進むことが期待されますね。


　# 冒頭の画像は、トラス首相




　　この花の名前は、シュウメイギク


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