遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

韓国が「竹島」を「国家管理港」に

2010-12-28 22:04:05 | 竹島
 民主党の「カンカラ菅」+「売国奴仙谷」政権が、尖閣諸島沖の中国漁船への外交大失政で、現政権の国家の主権に対する、薄弱で弱腰というか、無知で対応能力がないことが露呈しました。
 近隣諸国が、どのような反応を示すか注目をしていましたが、ロシアが早速行動を開始し、メドべージェフ大統領の国後島訪問以降も、日本政府の寝言を無視して次々と手を打って、大統領声明を発したり、来年は複数閣僚が大挙訪問するなど、いまや4島はロシア領という主張を定着させつつあります。
 これに対しても、民主党政権は、講義をしない方針と、信じがたい態度です。
 そして、ロシアよりも注目していた韓国が、ついに動きました。

 
韓国、竹島を「国家管理港」 実効支配強調が狙い (12/28 読売朝刊)

 【ソウル=仲川高志】韓国国土海洋省は27日、2011年度の業務計画を李明博大統領に報告。その中で、韓国が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)や、11月に北朝鮮の砲撃を受けた延坪島など10の島にある港湾を、来年中に新しく「国家管理港」に指定し、国の管理下で港湾整備を重点的に進める方針だとしている。竹島については、防波堤施設を増強する計画で、韓国の実効支配を強調する狙いがあるとみられる。
 また、海上の南北軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)に近い延坪島、白翎島、大青島などについては、1000トン級の船舶しか入港できなかったふ頭施設を、5000トン級の船舶も入港できるよう整備する。国家管理港の指定は当初、主に離島住民の生活の利便性を向上させる目的で計画されてきた。しかし、延坪島砲撃事件後は北朝鮮による軍事挑発への対応に力点が置かれるようになり、艦艇による住民の大規模移送などを可能にする目的の施設整備が盛り込まれた。

 中国は、韓国の「竹島」への実効支配を観ながら、慎重に、東シナ海のEEZ境界線付近のガス田開発拡大を進めてきました。それが去年までで、今年は太平洋の第二列島線への進出を開始し、尖閣諸島へも食指を伸ばしてきました。
 あにはからんや、ジャブは思いのほかの無抵抗で、作戦通り外交攻撃を連発し、民主党政権を完全に抑え込みに成功しました。
 民主党政権は、抗議どころか会談をしてと平身低頭懇願する始末。やっと廊下やロビーで、お情け頂戴し、形だけ作ってもらった。この光景は、鳩と米国の関係の再現でした。

 虎視眈々と狙っていた近隣諸国の内、一番早く、しかも大使や外務省の想像を超える領土の主張を打ち出したのがロシアでした。
 遊爺は、韓国の動きを注目していましたが、北による艦船撃沈、延坪島砲撃が続き手が回らなかったのか、ここまで動きが見られませんでした。
 北に対する、米韓合同演習に日本の自衛隊の参加、日米合同演習への韓国の参加がこの間実施され、あの韓国が変わったのかと思わせる面もありました。更に、マレン米統合参謀本部議長から、米韓の合同演習への日本の本格参加の提案がありました。

 あの韓国がどのような反応をするのか注目していましたが、例え韓国が歓迎の意を示すことがあっても、「竹島」を不法占拠している国と、その解決のめどがたたないのに本格合同演習はありえないと遊爺は考えていました。
 案の定、北の拉致被害者を有事の際に救出すべく、韓国上空を自衛隊機が通過する話を「カンカラ菅」がしたとたん、NOのコメントです。人道上の話としても、対北について支援している関係からも信じられません。そんな国なのです。
 少し古い話ですが、竹島は日本の海上自衛隊と軍事衝突したら、1日で奪われてしまうと国内で喧伝して、軍備の強化を進めてきているのです。
 

 そして、北への報復軍事訓練にひとくぎりつけた今、民主党日本政府の腰抜け態度を観たり、ロシアの強行に無抵抗な対応で確信し、北対策と銘打ちながら、しっかり「竹島」実効支配の強化を実施しようとしています。

 対ロシアと同様、これに対する日本政府の対応の報道は、まだみつけられていません。
 政府として抗議しないということは、世界中のだれが観ても日本が相手の言うことを認めたことになります。そして、口先だけの抗議を繰り返しているだけでは、相手側はなにも感じなくなります。こんなことことさらに言わなくても解っているはすなのに何もしない民主党政権は、知識と能力とが無いといわざるを得ません。

 ロシアと韓国へ主権の主張をして、抗議を無視し続ける両国への具体的な制裁(中国が日本に次ぎ次と繰り出したように)の実施が必要です。




写真素材 PIXTA

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竹島は日韓どちらのものか
日本は国境を守れるか (プレイブックス・インテリジェンス)




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