遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

韓国が円安阻止で日本包囲網を呼びかけ

2013-01-31 23:54:35 | 韓国全般
 韓国では、アベノミクスによる円安で日本と韓国との輸出品目で競合するものが多く競争が激化すると大騒ぎで、円安阻止の国際包囲網構築の声があがっているのだそうです。
 李大統領の、財閥の為の政策優先でウォン安が進められていたなか、国債の格上げなどで昨年10月ごろからウォン高に転じていたのですが、アベノミクスによる円安との相乗効果でその差が詰まっています。これまでウォン安政策を続けていてこれ以上のウォン安政策が取りづらいこともあるのですが、そんなウォンの動きと韓国の窮状騒ぎから、外資が逃げ出し始める兆候も表れているのだとか。
 

円安阻止へ日本包囲網を呼びかける韓国:日経ビジネスオンライン

 韓国紙が連日、「日韓為替戦争」を煽る。「安倍晋三首相の円安誘導は韓国をいじめる近隣窮乏化政策」と非難。さらには円安阻止のための日本包囲網を狙う。だが、薬が効きすぎたようだ。「韓国がそんなに窮乏するのなら」と外資が逃げ始めたのだ。

円安どころか異様な円高ウォン安が続く

 円・ウォングラフを見ると、昨年9月時点では1円=14.5ウォン前後。現在は1円=12ウォン前後だから、方向的には確かに円安・ウォン高だ。
 しかし、
リーマンショック以前の2005年から2008年の3年間は1円=7―9ウォン台で動いていた。これと比べれば、円安・ウォン高どころか、異常な円高・ウォン安がまだ続いている
ことになる。
 では、
韓国紙はなぜ「このままでは韓国は滅びる」と言わんばかりに大騒ぎするのだろうか
<中略>

 現代経済研究院が1月16日に発表した報告書「懸案と課題 ウォン高で輸出景気の急落を憂慮」も、円安の影響度を業種別に分析している。当然、「値段勝負」の鉄鋼や化学製品への影響が大きく、携帯電話や半導体などのITや、自動車は影響が小さい

 韓国の自動車の品質は急速に向上し、イメージも上がった。一昔前のように「安くないと売れない」わけではない。また、携帯電話では、日本ブランドは世界市場からほぼ姿を消した。そもそも競合していないのだ。

アベノミクスとGHノミクス

 多くの韓国メディアが「日本が円安で韓国をいじめる」式に
大騒ぎしているのは、いつもの条件反射的な被害者論からだろう。激しいライバル意識から考えて、円安で日本経済が回復するのは面白くない、という心境も働いているに違いない。
<中略>

日本包囲網をつくろう

 李志勲部長の記事でもう1つ興味深いのは、日本包囲網の呼びかけだ。
世界同時不況以前と比べ、まだ(対ドルでも)ウォン安の水準
にある。しかし、最近の為替変動のペースが速すぎることには警戒すべきだ。
日本にアベノミクスをやめさせねばならない。だが、欧米も自ら金融の量的緩和政策を実施してきたし、中国も為替操作国と見られていて日本に注文はつけにくい。2月のG20財務相会議で日本に対し世界が共同でメッセージを送ることに外交努力を注ぐべき
だ。

 中国同様に韓国も為替操作国と見なされている。「リーマンショック後に対ドルで切り下がったアジアでは珍しい通貨」とも言われるなど、その主犯格だ。
自分は表には出られないため、裏で反日包囲網を煽ることにした
のだろう。

中国のエコノミストも動員

 この記事の後、他の韓国メディアも「日本包囲網」つくりを後押しし始めた。中央日報は
中国の国際金融の専門家、宋鴻兵氏にインタビューし「円安は中国経済に及ぼす影響は大きくない。しかし、中国人の対日感情は最悪なので、中国政府は円安により中国との貿易で利益を得ることを決して座視しない
だろう」との談話を引き出すことに成功した(1月28日付)。
 日本包囲網に成功するかは分からない。
しかし、その前に韓国はパニックに陥った。1月28日のことだ。為替が前週末比19ウォンのウォン安ドル高
となる1ドル=1093.50ウォンで終わったのだ。1年4か月ぶりの大幅な下落だった。
 
ウォン安になったと喜んではいられない。その理由がよろしくなかった。外国人投資家が韓国に見切りをつけて逃げ始めた
のだ。同日、KOSPIは前日より6.98ポイント安の1939.71で引けた。外国人は5060億ウォンと今年最大の売り越しを記録した。
 
韓国紙は「外国人が日本株に乗り換えた」と不満げ
だが、韓国メディア自身が「韓国は円安の被害者」「円安で韓国は終わる」と大合唱をしていただけに文句も言えない。朝鮮日報は28日の解説記事で「円安でも韓国企業に活力があることを示す必要がある」と姿勢を一転した。

 
韓国は外貨不足という持病を持つ
。外国人投資家はそれをよく知っているから、いったん株安・通貨安の方向に進むと投げ売りが出て、また、通貨危機に陥るかもしれない。輸出が増えるからウォン安であればあるほどいい、というわけではないのだ。

行き過ぎたウォン安もウォン高も危険

 実はインタビューで宋鴻兵氏は韓国人が一番聞きたかった「一緒に日本をやっつけよう」という言葉より先に「
ウォン高が進めば、経常収支の赤字を呼ぶ。韓国は再び通貨危機を迎える
かもしれない」と不気味な未来を予言していた。
 29日の韓国株は小戻しし、ウォンも少し高くなった。しかし、いつ、韓国からの資本逃避が再燃するのかは分からない。


 進むウォン高 韓国は一流国への壁を越えられるのか - 遊爺雑記帳
 韓日の50主要輸出品 52%が重複=通貨競争で激化 | Joongang Ilbo | 中央日報
 円安で明暗分かれる韓国…苦しむ金型業界、好況の旅行業界 | Joongang Ilbo | 中央日報

 日韓の主要輸出品目で重複するものが多いと言うが、「値段勝負」の鉄鋼や化学製品への影響は大きいもの、半導体などのITや、自動車は影響が小さい。携帯に至っては既に国際競争力では勝負が決していて競合していない状況。そもそも、昨年9月と比べると円安・ウォン高だが、リーマンショック前と比較すると、まだまだ異常な円高・ウォン安のレベルであり、実際の影響より、アベノミクスでの日本の再生へのやっかみが大きいのではとの記事の記述は、法律より感情を優先させる最高裁判所がある国ですから、騒動ぶりはさもやあらんといったところですね。
 円と韓国の株価は連動しなくなっていると、冷静な見方が出来ている報道もあるようです。
 
ウォンレートと韓国株価の関係に変化 円安でも株高 | Joongang Ilbo | 中央日報

 問題は、感情が法律を上回る国民性が、円安阻止の国際包囲網を造ろうと動くところです。
 中従卑日の昨今、早速中国に寄りかかっているのですね。でも、「一緒に日本をやっつけよう」という言葉より先に「ウォン高が進めば、経常収支の赤字を呼ぶ。韓国は再び通貨危機を迎えるかもしれない」と未来を予言されてしまっています。

 媚韓の民主党でさえ打ち切った通貨危機支援追加措置。安倍政権に頭を下げて来る時には、慰安婦問題他、条約で決着済みの過去の問題の蒸し返しをしながら、助けも同時に要請して来るのでしょうか?
 日本包囲網などと、身の程知らずな発想をする国とは、縁を切ってもいいようなものですが、日本の国益にかなう様、竹島の返還または国際司法裁判所での決着に応じるなどの条件つきでなら相談にのるといった対応でよいでしょう。


 # 冒頭の画像は、朴槿恵次期大統領と、従中で中国へ送った金武星特使




  この花の名前は、水蓮  撮影場所;六甲高山植物園 (2012年 8月 撮影)


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