プーチン大統領による「断末魔のあがき」が続いていると、ジャーナリストの加賀氏。
「ワグネル」の創設者、エフゲニー・プリゴジン氏による反乱の余波が収まらないと。
プーチン氏は事態収拾後、プリゴジン氏らワグネル幹部と面会したとされるが、プリゴジン氏に急遽(きゅうきょ)浮上した「暗殺・粛清」情報。
苦境を脱するためか、ロシアはウクライナ産穀物を黒海経由で輸出する「穀物合意」からの一時的離脱を発表。世界的な食料危機を引き起こすつもりなのかと、ジャーナリストの加賀孝英氏。
「プーチン氏は、すでに戦争に負けている」
バイデン米大統領は13日、訪問先のフィンランドの首都ヘルシンキで行われた記者会見で、こう断定した。
事実、プーチン氏はいま、崖っぷちに立たされていると、ジャーナリストの加賀氏。
プーチン氏の最側近、プリゴジン氏によるクーデター未遂事件「ワグネルの乱」が、プーチン氏の権威を失墜させ、地獄に突き落としたと。
外事警察関係者は「プーチン氏は狂乱状態だ。自身の暗殺におびえ、プリゴジン氏と通じた裏切り者の捜索、大粛清を開始した。治安当局が入手した『ワグネル秘密VIPリスト』には、ロシア軍幹部や治安当局者ら30人の名前が書かれていた。しかし、プリゴジン一派はその1000倍ともいわれ、治安当局はパニック状態だ」と語ったのだそうです。
米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は13日、「ワグネルの乱」で、「少なくとも13人のロシア軍将校らが一時的に拘束された」「約15人が停職や解雇の処分を受けた」と報じた。
この中には、「ハルマゲドン将軍」と呼ばれ、ウクライナ侵攻の副司令官を務めるセルゲイ・スロビキン航空宇宙軍総司令官などが含まれているのだそうです。
こうしたなか、前出の外事警察関係者は「プリゴジン氏の粛清情報が浮上している。ペスコフ大統領報道官は10日、ワグネルの乱から 5日後の 6月29日、プーチン氏がクレムリンに『プリゴジン氏とワグネル指揮官ら35人を招待して面会した』、これ以降、プリゴジン氏の消息は途絶え、生きている姿は誰も見ていない。西側情報当局はいま、確認に走っている」と語ったのだそうです。
ロシア有力紙「コメルサント」が13日、突然掲載したプーチン氏のインタビュー記事が、混乱に拍車をかけていると、加賀氏。
プーチン氏はここで、プリゴジン氏らワグネル幹部らとの 6月29日の面会について、内務省出身のアンドレイ・トロシェフ大佐を新たなトップにして、ワグネルがロシア軍の指揮下で軍務を続ける選択肢を提案した。多くの指揮官はうなずいたが、プリゴジン氏が「いや、皆はその決定に同意しない」と拒否、決裂した事実を明らかにしたと。
加賀氏が日米情報当局関係者から入手した情報は、以下。
「プーチン氏はもともと、ワグネルの乱に激怒して、連邦保安庁(FSB=旧KGB)に『プリゴジン氏の暗殺・粛清』を命令していた。ペスコフ氏は『プーチン氏がクレムリンに招待した』と説明したが、クーデター未遂犯をなぜ招待するのか。プーチン氏はコメルサントのインタビューで、プリゴジン氏を排除しようとした事実を口にした。ペスコフ氏の説明にはなかった事実だ。口が滑ったのか。招待が罠だった可能性がある」
「ロシア情報当局は、プーチン氏を大物に見せるため、プリゴジン氏らとの面会情報を流した。プリゴジン氏は面会で、プーチン氏の歓心を買おうと、自分から新しい任務を申し出たという。『ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の暗殺』だった。プーチン氏は『ヤツの頭をクレムリンに持ってこい』と命令した。英タブロイド紙などが報じた。狙いは1つだ。プリゴジン氏が殺された場合、『犯人はウクライナだ』とする偽旗作戦だ」
米情報当局は「プリゴジン氏が(暗殺者から)自分の行動、居場所を隠すため、『ボディーダブル』(替え玉・影武者)を使用していた」という情報をつかんでいる。
バイデン氏は13日のヘルシンキでの記者会見で、プリゴジン氏の消息について、こう語った。
「神のみぞ知る」「仮に、私が彼なら食事の内容には気をつけるだろう」
と、ロシア情報機関の常套(じょうとう)手段、毒殺を警告したのだそうです。
プリゴジン氏の消息や如何!
# 冒頭の画像は、消息不明のプリゴジン氏
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「ワグネル」の創設者、エフゲニー・プリゴジン氏による反乱の余波が収まらないと。
プーチン氏は事態収拾後、プリゴジン氏らワグネル幹部と面会したとされるが、プリゴジン氏に急遽(きゅうきょ)浮上した「暗殺・粛清」情報。
苦境を脱するためか、ロシアはウクライナ産穀物を黒海経由で輸出する「穀物合意」からの一時的離脱を発表。世界的な食料危機を引き起こすつもりなのかと、ジャーナリストの加賀孝英氏。
【スクープ最前線】プリゴジン氏〝粛清〟情報 プーチン大統領と会談後、6月末から消息不明に「クレムリン招待は罠だった可能性」 - zakzak:夕刊フジ公式サイト 加賀孝英 2023.7/18
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領による「断末魔のあがき」が続いている。ウクライナ侵略による軍事的、経済的、政治的負担に加え、民間軍事会社「ワグネル」の創設者、エフゲニー・プリゴジン氏による反乱の余波が収まらないのだ。プーチン氏は事態収拾後、プリゴジン氏らワグネル幹部と面会したとされるが、その発信内容には食い違いが見られる。プリゴジン氏に急遽(きゅうきょ)浮上した「暗殺・粛清」情報。苦境を脱するためか、ロシアはウクライナ産穀物を黒海経由で輸出する「穀物合意」からの一時的離脱を発表した。世界的な食料危機を引き起こすつもりなのか。ジャーナリストの加賀孝英氏による最新リポート。
「プーチン氏は、すでに戦争に負けている」
ジョー・バイデン米大統領は13日、訪問先のフィンランドの首都ヘルシンキで行われた記者会見で、こう断定した。
事実、プーチン氏はいま、崖っぷちに立たされている。
ウクライナ軍による大規模な反転攻勢に加え、6月下旬に勃発した、プーチン氏の最側近、プリゴジン氏によるクーデター未遂事件「ワグネルの乱」が、プーチン氏の権威を失墜させ、地獄に突き落とした。
外事警察関係者は「プーチン氏は狂乱状態だ。自身の暗殺におびえ、プリゴジン氏と通じた裏切り者の捜索、大粛清を開始した。治安当局が入手した『ワグネル秘密VIPリスト』には、ロシア軍幹部や治安当局者ら30人の名前が書かれていた。しかし、プリゴジン一派はその1000倍ともいわれ、治安当局はパニック状態だ」と語った。
米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は13日、「ワグネルの乱」で、「少なくとも13人のロシア軍将校らが一時的に拘束された」「約15人が停職や解雇の処分を受けた」と報じた。
この中には、「ハルマゲドン将軍」と呼ばれ、ウクライナ侵攻の副司令官を務めるセルゲイ・スロビキン航空宇宙軍総司令官や、スロビキン氏の副官であるアンドレイ・ユーデン氏、軍参謀本部情報総局のウラジーミル・アレクセーエフ副長官が含まれている。
こうしたなか、衝撃情報が飛び込んできた。
前出の外事警察関係者は「プリゴジン氏の粛清情報が浮上している。ドミトリー・ペスコフ大統領報道官は10日、ワグネルの乱から 5日後の 6月29日、プーチン氏がクレムリンに『プリゴジン氏とワグネル指揮官ら35人を招待して面会した』『彼らは今後も祖国のために戦うと誓った』ことを発表し、全世界を驚かせた。これ以降、プリゴジン氏の消息は途絶え、生きている姿は誰も見ていない。西側情報当局はいま、確認に走っている」と語った。
さらにロシア有力紙「コメルサント」が13日、突然掲載したプーチン氏のインタビュー記事が、混乱に拍車をかけている。
プーチン氏はここで、プリゴジン氏らワグネル幹部らとの 6月29日の面会について、内務省出身のアンドレイ・トロシェフ大佐を新たなトップにして、ワグネルがロシア軍の指揮下で軍務を続ける選択肢を提案した。多くの指揮官はうなずいたが、プリゴジン氏が「いや、皆はその決定に同意しない」と拒否、決裂した事実を明らかにした。
以下、日米情報当局関係者から入手した情報だ。
「プーチン氏はもともと、ワグネルの乱に激怒して、連邦保安庁(FSB=旧KGB)に『プリゴジン氏の暗殺・粛清』を命令していた。ペスコフ氏は『プーチン氏がクレムリンに招待した』と説明したが、クーデター未遂犯をなぜ招待するのか。プーチン氏はコメルサントのインタビューで、プリゴジン氏を排除しようとした事実を口にした。ペスコフ氏の説明にはなかった事実だ。口が滑ったのか。招待が罠だった可能性がある」
「ゼレンスキー暗殺」申し出
プーチン氏は、ワグネルの乱の一報を聞くや、モスクワから逃げ出し、世界の嘲笑をかった。それを払拭するために、ロシアはさまざまな情報工作を仕掛けていた。続く日米情報当局の情報はこうだ。
「ロシア情報当局は、プーチン氏を大物に見せるため、プリゴジン氏らとの面会情報を流した。プリゴジン氏は面会で、プーチン氏の歓心を買おうと、自分から新しい任務を申し出たという。『ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の暗殺』だった。プーチン氏は『ヤツの頭をクレムリンに持ってこい』と命令した。英タブロイド紙などが報じた。ウクライナを脅す効果もあるが、狙いは1つだ。プリゴジン氏が殺された場合、『犯人はウクライナだ』とする偽旗作戦だ」
米情報当局は「プリゴジン氏が(暗殺者から)自分の行動、居場所を隠すため、『ボディーダブル』(替え玉・影武者)を使用していた」という情報をつかんでいる。
バイデン氏は13日、冒頭で紹介したヘルシンキでの記者会見で、プリゴジン氏の消息について、こう語った。
「神のみぞ知る」「仮に、私が彼なら食事の内容には気をつけるだろう」
バイデン氏は、ロシア情報機関の常套(じょうとう)手段、毒殺を警告した。
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加賀孝英 (かが・こうえい) ジャーナリスト。1957年生まれ。週刊文春、新潮社を経て独立。95年、第 1回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム大賞受賞。週刊誌、月刊誌を舞台に幅広く活躍し、数々のスクープで知られている。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領による「断末魔のあがき」が続いている。ウクライナ侵略による軍事的、経済的、政治的負担に加え、民間軍事会社「ワグネル」の創設者、エフゲニー・プリゴジン氏による反乱の余波が収まらないのだ。プーチン氏は事態収拾後、プリゴジン氏らワグネル幹部と面会したとされるが、その発信内容には食い違いが見られる。プリゴジン氏に急遽(きゅうきょ)浮上した「暗殺・粛清」情報。苦境を脱するためか、ロシアはウクライナ産穀物を黒海経由で輸出する「穀物合意」からの一時的離脱を発表した。世界的な食料危機を引き起こすつもりなのか。ジャーナリストの加賀孝英氏による最新リポート。
「プーチン氏は、すでに戦争に負けている」
ジョー・バイデン米大統領は13日、訪問先のフィンランドの首都ヘルシンキで行われた記者会見で、こう断定した。
事実、プーチン氏はいま、崖っぷちに立たされている。
ウクライナ軍による大規模な反転攻勢に加え、6月下旬に勃発した、プーチン氏の最側近、プリゴジン氏によるクーデター未遂事件「ワグネルの乱」が、プーチン氏の権威を失墜させ、地獄に突き落とした。
外事警察関係者は「プーチン氏は狂乱状態だ。自身の暗殺におびえ、プリゴジン氏と通じた裏切り者の捜索、大粛清を開始した。治安当局が入手した『ワグネル秘密VIPリスト』には、ロシア軍幹部や治安当局者ら30人の名前が書かれていた。しかし、プリゴジン一派はその1000倍ともいわれ、治安当局はパニック状態だ」と語った。
米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は13日、「ワグネルの乱」で、「少なくとも13人のロシア軍将校らが一時的に拘束された」「約15人が停職や解雇の処分を受けた」と報じた。
この中には、「ハルマゲドン将軍」と呼ばれ、ウクライナ侵攻の副司令官を務めるセルゲイ・スロビキン航空宇宙軍総司令官や、スロビキン氏の副官であるアンドレイ・ユーデン氏、軍参謀本部情報総局のウラジーミル・アレクセーエフ副長官が含まれている。
こうしたなか、衝撃情報が飛び込んできた。
前出の外事警察関係者は「プリゴジン氏の粛清情報が浮上している。ドミトリー・ペスコフ大統領報道官は10日、ワグネルの乱から 5日後の 6月29日、プーチン氏がクレムリンに『プリゴジン氏とワグネル指揮官ら35人を招待して面会した』『彼らは今後も祖国のために戦うと誓った』ことを発表し、全世界を驚かせた。これ以降、プリゴジン氏の消息は途絶え、生きている姿は誰も見ていない。西側情報当局はいま、確認に走っている」と語った。
さらにロシア有力紙「コメルサント」が13日、突然掲載したプーチン氏のインタビュー記事が、混乱に拍車をかけている。
プーチン氏はここで、プリゴジン氏らワグネル幹部らとの 6月29日の面会について、内務省出身のアンドレイ・トロシェフ大佐を新たなトップにして、ワグネルがロシア軍の指揮下で軍務を続ける選択肢を提案した。多くの指揮官はうなずいたが、プリゴジン氏が「いや、皆はその決定に同意しない」と拒否、決裂した事実を明らかにした。
以下、日米情報当局関係者から入手した情報だ。
「プーチン氏はもともと、ワグネルの乱に激怒して、連邦保安庁(FSB=旧KGB)に『プリゴジン氏の暗殺・粛清』を命令していた。ペスコフ氏は『プーチン氏がクレムリンに招待した』と説明したが、クーデター未遂犯をなぜ招待するのか。プーチン氏はコメルサントのインタビューで、プリゴジン氏を排除しようとした事実を口にした。ペスコフ氏の説明にはなかった事実だ。口が滑ったのか。招待が罠だった可能性がある」
「ゼレンスキー暗殺」申し出
プーチン氏は、ワグネルの乱の一報を聞くや、モスクワから逃げ出し、世界の嘲笑をかった。それを払拭するために、ロシアはさまざまな情報工作を仕掛けていた。続く日米情報当局の情報はこうだ。
「ロシア情報当局は、プーチン氏を大物に見せるため、プリゴジン氏らとの面会情報を流した。プリゴジン氏は面会で、プーチン氏の歓心を買おうと、自分から新しい任務を申し出たという。『ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の暗殺』だった。プーチン氏は『ヤツの頭をクレムリンに持ってこい』と命令した。英タブロイド紙などが報じた。ウクライナを脅す効果もあるが、狙いは1つだ。プリゴジン氏が殺された場合、『犯人はウクライナだ』とする偽旗作戦だ」
米情報当局は「プリゴジン氏が(暗殺者から)自分の行動、居場所を隠すため、『ボディーダブル』(替え玉・影武者)を使用していた」という情報をつかんでいる。
バイデン氏は13日、冒頭で紹介したヘルシンキでの記者会見で、プリゴジン氏の消息について、こう語った。
「神のみぞ知る」「仮に、私が彼なら食事の内容には気をつけるだろう」
バイデン氏は、ロシア情報機関の常套(じょうとう)手段、毒殺を警告した。
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加賀孝英 (かが・こうえい) ジャーナリスト。1957年生まれ。週刊文春、新潮社を経て独立。95年、第 1回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム大賞受賞。週刊誌、月刊誌を舞台に幅広く活躍し、数々のスクープで知られている。
「プーチン氏は、すでに戦争に負けている」
バイデン米大統領は13日、訪問先のフィンランドの首都ヘルシンキで行われた記者会見で、こう断定した。
事実、プーチン氏はいま、崖っぷちに立たされていると、ジャーナリストの加賀氏。
プーチン氏の最側近、プリゴジン氏によるクーデター未遂事件「ワグネルの乱」が、プーチン氏の権威を失墜させ、地獄に突き落としたと。
外事警察関係者は「プーチン氏は狂乱状態だ。自身の暗殺におびえ、プリゴジン氏と通じた裏切り者の捜索、大粛清を開始した。治安当局が入手した『ワグネル秘密VIPリスト』には、ロシア軍幹部や治安当局者ら30人の名前が書かれていた。しかし、プリゴジン一派はその1000倍ともいわれ、治安当局はパニック状態だ」と語ったのだそうです。
米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は13日、「ワグネルの乱」で、「少なくとも13人のロシア軍将校らが一時的に拘束された」「約15人が停職や解雇の処分を受けた」と報じた。
この中には、「ハルマゲドン将軍」と呼ばれ、ウクライナ侵攻の副司令官を務めるセルゲイ・スロビキン航空宇宙軍総司令官などが含まれているのだそうです。
こうしたなか、前出の外事警察関係者は「プリゴジン氏の粛清情報が浮上している。ペスコフ大統領報道官は10日、ワグネルの乱から 5日後の 6月29日、プーチン氏がクレムリンに『プリゴジン氏とワグネル指揮官ら35人を招待して面会した』、これ以降、プリゴジン氏の消息は途絶え、生きている姿は誰も見ていない。西側情報当局はいま、確認に走っている」と語ったのだそうです。
ロシア有力紙「コメルサント」が13日、突然掲載したプーチン氏のインタビュー記事が、混乱に拍車をかけていると、加賀氏。
プーチン氏はここで、プリゴジン氏らワグネル幹部らとの 6月29日の面会について、内務省出身のアンドレイ・トロシェフ大佐を新たなトップにして、ワグネルがロシア軍の指揮下で軍務を続ける選択肢を提案した。多くの指揮官はうなずいたが、プリゴジン氏が「いや、皆はその決定に同意しない」と拒否、決裂した事実を明らかにしたと。
加賀氏が日米情報当局関係者から入手した情報は、以下。
「プーチン氏はもともと、ワグネルの乱に激怒して、連邦保安庁(FSB=旧KGB)に『プリゴジン氏の暗殺・粛清』を命令していた。ペスコフ氏は『プーチン氏がクレムリンに招待した』と説明したが、クーデター未遂犯をなぜ招待するのか。プーチン氏はコメルサントのインタビューで、プリゴジン氏を排除しようとした事実を口にした。ペスコフ氏の説明にはなかった事実だ。口が滑ったのか。招待が罠だった可能性がある」
「ロシア情報当局は、プーチン氏を大物に見せるため、プリゴジン氏らとの面会情報を流した。プリゴジン氏は面会で、プーチン氏の歓心を買おうと、自分から新しい任務を申し出たという。『ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の暗殺』だった。プーチン氏は『ヤツの頭をクレムリンに持ってこい』と命令した。英タブロイド紙などが報じた。狙いは1つだ。プリゴジン氏が殺された場合、『犯人はウクライナだ』とする偽旗作戦だ」
米情報当局は「プリゴジン氏が(暗殺者から)自分の行動、居場所を隠すため、『ボディーダブル』(替え玉・影武者)を使用していた」という情報をつかんでいる。
バイデン氏は13日のヘルシンキでの記者会見で、プリゴジン氏の消息について、こう語った。
「神のみぞ知る」「仮に、私が彼なら食事の内容には気をつけるだろう」
と、ロシア情報機関の常套(じょうとう)手段、毒殺を警告したのだそうです。
プリゴジン氏の消息や如何!
# 冒頭の画像は、消息不明のプリゴジン氏
この花の名前は、アマ
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