遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

マスクとトイレットペーパーが無い

2020-03-15 01:23:55 | つぶやき
 マスクやトイレットペーパーが店頭から姿を消して久しいですね。
 経済産業省は、「国民生活安定安定緊急措置法」に基づき、マスクの転売禁止(3月15日0時以降)を発令しましたね。
 転売は仮需を産み不足に拍車をかけていますし、ネットでのオークションは、価格の暴騰を産んでいることから、この英断には大賛成です。
 しかし、個人がネットに出品している手作りマスクの販売までもが禁止される状況に至ってしまっています。
 店頭から姿を消したマスクですが、ネット上で販売されている、個人が出品している手作りマスクは品切れをしておらず、価格も暴騰しておらず、容易に入手出来ています。
 そこまでの流通禁止を招いては、逆にマスク不足を促進することとなってしまう悪法となってしまいました。
 経産省は、直ちに手作りマスクの流通は可能とするよう、通達を発するなど、ネット販売サイト業者を指導すべきです。
 
マスクや消毒液やトイレットペーパーの状況 ~不足を解消するために官民連携して対応中です~ (METI/経済産業省) 2020年3月13日

マスクの転売禁止
 ①小売店舗やネットサイト等から購入したマスクを、②購入した金額よりも高い価格で、③インターネットや店舗等を通じ不特定または多数の者へ転売することが禁止されます。

令和2年3月5日 新型コロナウイルス感染症対策本部(第17回)総理発言抜粋
 「マスクについては、これまで、国内企業への設備投資支援を行い、今月は、例年の需要を大きく上回る、月6億枚以上の供給を確保しています。これに加え、現下の品薄状態を踏まえて、来週取りまとめる第2弾の緊急対応策に、需給両面から総合的なマスク対策を盛り込むことといたします。

 需要面では、インターネットにおいてマスクが高額で取引されている事例が報告され、こうした転売を目的とした購入が、店頭におけるマスクの品薄状態に拍車をかけている、との指摘があります。このため今般、国民生活安定緊急措置法を適用し、マスクの転売行為を禁止いたします。速やかな施行に向け、政令の決定に向けた手続きを進めて下さい。

 供給面では、医療現場を始め、特に感染拡大防止の観点から必要な場所へのマスク供給を抜本的に強化いたします。

 まず、何度でも再利用可能な布製マスクを、2,000万枚、国が一括して購入します。高齢者の介護施設や障害者施設、保育所、今般の学校休業に伴う学童保育などの現場に、自治体の協力も得ながら、少なくとも1人1枚は行き渡るよう、十分な量を配布させていただきます。施設の皆様には、洗濯などの御負担をおかけすることとなりますが、この布製マスクを御活用いただくことで、現場におけるマスク不足を解消したいと考えています。

 同時に、医療機関向けのマスクについて、国内メーカーに増産を要請するとともに、海外からの輸入を拡大することにより、1,500万枚、国として確保します。これを、自治体などを経由して、必要な医療機関を対象に優先配布を行うことで、マスク不足によって医療現場に支障が生じることがないよう、万全を期してまいります。」

マスク及び消毒剤のオークション出品の自粛
 経済産業省では、転売目的での買い占めを防止するとともに、既に転売目的で保有しているマスクを市場に供給するため、従来の高値取引の自粛から更に一段取り組みを進め、一定期間後オークションへの出品自体の自粛を求めます。

 具体的には、ネットオークション事業者に協力を求め、令和2年3月14日(土)以降当分の間、マスク及び消毒液の出品の自粛を要請します。

 この要請を受けて、各社がマスクなどの出品を禁止することを発表しています。

■令和2年3月4日(水) ヤフオク! 3月14日(土)以降当分の間、オークション形式のマスク出品を禁止

 「ヤフオク!ガイドライン細則の改定について(マスク等の出品について)(2)」※3/12更新 -お知らせ - ヤフオク!

■令和2年3月5日(木) モバオク! 3月14日(土)以降、マスク並びに消毒液の出品を当分の間禁止

 お知らせ マスク、消毒液の出品自粛について - 新品・中古のオークション モバオク


 
マスク転売規制についてのQ&A 令和2年3月11日 厚生労働省 経済産業省 消費者調 https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/tenbaikisei_qa.pdf

Q.1-1 なぜマスクの転売を禁止するのですか。
<答>
新型コロナウィルスの感染拡大の不安に乗じて、小売店舗などでマスクを大量に購入し、インターネット上で高額で転売する行為が確認されています。こうした行為は、マスクの品薄状態に拍車をかけるものです。
政府は、①転売目的での購入は望ましくないとの呼びかけ(2 月 5 日)、②デジタル・プラットフォーマー各社に対する利用者への啓発の依頼(2 月 6 日・26 日)、③マスクの大量購入を控えることの呼びかけ(2 月 12 日)、④大手のネット売買サイトに対する、3 月 14 日
から当面の間の、マスク等のオークションへの出品取り止めや大ロットでの販売を制限することの要請(2 月 28 日)など、様々な取組を行ってきています。

しかし、転売により利益を得る行為が引き続き見られるため、緊急措置として、こうした転売行為を禁止することとしました。

Q.3-8 インターネット上での「マスクの出品」も禁止されますか。
<答>
ネットオークションなどにおける、
「マスクの出品」行為自体は禁止されていません。しかし、出品後に購入価格を超えた価格で売買契約が成立し、譲渡が行われれば違反行為となります。


 以下は、通産省宛になされているツイートより抜粋要約。
  (33) 経済産業省さんはTwitterを使っています 「国が備蓄している #マスク をお届けする準備を進めています。 今後、各都道府県を通じて、医療機関などにお届けする予定です。 https://t.co/DEBdd48V6Q」 / Twitter
 ネット上でのマスク転売が禁止される事で仮需が亡くなる事になり、転売やオークションの禁止には大賛成で、英断には拍手を送ります。しかし、店頭でのマスク在庫は未だなく入手は不可能です。唯一入手可能だった、ネットの「手作りマスク」 までもが販売禁止になり、全く入手できなくなっています。
 マスク転売規制についてのQ&Aでは、「ネットオークションなどにおける、「マスクの出品」行為自体は禁止されていません。」となっています。オークション出品は禁止されてもよいのですが、手作りマスクは適正価格で販売されていて、布製で洗って繰り返し使用できます。

 各サイトで当初はオークションではない「フリマ(定額)」設定は指針に沿ったのか禁止されていませんでしたが、数日前からこの出品も出来なくなっていると出品者の方から伺いました。
 素人推計で、20点/日 X 5千人 X 30日=3百万枚/月(布再出品なら洗って再利用できますから、 X 30日分増≒9千万枚/月)の供給が停止されます。
 つまりマスク不足を促進!
 
 転売やオークション禁止には大賛成ですが、「手作りマスク」 の全面禁止はマスク不足促進の逆効果を産みます。利用している私自身入手手段が断たれます。(当面は洗って再利用で凌ぎますが)聞けば、手作りマスクの転売防止の為全面禁止とのことですが、定額販売なら高騰防止され転売メリットは出ません。
 繰り返しますが、転売禁止やオークションは、仮需と価格暴投を招くもので規制の英断は支持します。しかし店頭で入手できない現状では、手作りマスクの供給量は貴重です。定額販売でのネット出品は国民相互の助け合いにも通じます。

 店頭でのマスク購入が出来ないのが現状。経産省とネット出品サイトでの、「手作りマスク」の出品が可能とされ、マスクの入手が可能となる様な措置に戻していただけることを切望します。



 # 冒頭の画像は、政府備蓄品のマスク出荷の様子




 近づく春に備える(?)切株


↓よろしかったら、お願いします。



写真素材のピクスタ


Fotolia


 
博士の独り言 -マスコミが絶対に伝えない「日本の真実」-




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