遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

岡田外相のこころは、鳩山首相から離れた

2009-12-18 15:23:00 | 日本を護ろう
 沖縄県宜野湾市で開かれた、「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会」の参加者人数を、主催者側発表では2万1千人とされていたのが、実際は1万人に満たなかった事実が今朝(12/18)の産経で報じられていました。鳩山由紀夫首相は、県民大会の決議を県民の総意と受け止める発言を繰り返してきたのですが、こうした恣意的な情報で国政の判断としない事を願っています。(言っている自分がむなしい。)
 一方、岡田外相は、遅きに失したとはいえ地元民主党支援者を回り、年内決着を説いて歩きました。
 親中と言われる岡田外相でさえ、今時点で日本や沖縄県民の方が方にとって現実に即したベターな方策が何かを理解され、日本国の政治家として判断されたからでしょう。
 
具体論ない首相外相と溝 (12/18 読売)

<前略>
 (鳩山首相が)展望もなく高い目標だけ掲げるのは、就任直後に「温室効果ガスの排出量を1990年比で25%削減する」と国際公約した時と変わらない。今、その「日本の公約」は宙に浮いている。
 首相のこうした姿勢は、外交の最前線に立つ岡田外相との間に「すきま風」を生じさせた。
 外相の最終的な本音は、現行計画による「年内決着」にあったようだ。かつて消えた米軍嘉手納基地への統合案を持ち出したのも、過去の経緯を自ら検証すれば、自民党政権時代に決まった現行計画でも決着できる、と考えたふしがある。
 一方の首相は「県外・国外移設」にこだわった。外相が日米関係への影響を懸念し、「年内決着」を口にするたび、「ご意見は承っておく」と露骨に不快感を示すようになった。現行計画に反対する社民党との調整にあたった平野長官も、『不愉快だ」
と突き放した。
 12月に入り、外相の心は首相から離れたと見る向きは多い。首相は対米関係維持のため、"奥の手"として17、18日のコペンハーゲンでの国際会議に合わせたオバマ大統領との会談を模索した。だが、首相が会談への意欲を表明しても、外務省は外交ルートでの正式な調整に動かなかった。ある日米外交筋は「外相からまだ指示がないんだ」と話した。米側は会談を事実上、拒否した。
 首相は16日、持論の「常時駐留なき安保」を当面封印する考えを示した。それが、せめてもの対米配慮だとしても、その言葉をどれだけの人が真剣に受け止めるだろうか。


 政権スタート時から放置されてきたこの重大課題を、岡田外相ひとりにお仕着せて、自分たちは好き勝手な事を言ってきた首相や官房長官などの政権幹部。野党時代は、無責任に言っているだけで世やったのですが、政権当事者なのですから、言っていることが日本国の言っていることとなる野ですが、その自覚が全くないような他人ごとのような内容です。
 国の窓口として、外国と交渉している岡田大臣は、身内が主張を聞き入れる耳をもたず、他党の言うことを聞いてしまうのですから、たまったものではありません。おまけに発言が日替わりで変わるのです。挙げ句の果てに、決めないことを決めましたと全てを白紙に戻そうとする始末。外務省で苦労しているみなさんも、交渉のしようがないでしょう。
 鳩山首相が、代表の座を争った岡田大臣を潰そうとしているとまでの低次元なことだとは思いたくありませんが、自分で指名した閣僚(しかも政策は党ではなく内閣といっていた=既に有名無実化してきていますが)の提言より、少数他党の主張を国策として採用してしまうのです。

 こころが離れるのは時間の問題でしたが、首相の決断に委ねるとして我慢して交渉にあたったのです。小沢+旧社会党&極左に乗っ取られた、60年体制に逆戻りした民主党。いえ、中国に隷属して一党独裁自治区を構築しようとする民主党。
 岡田氏は、決断して、閣外または党外にさる姿勢をしめして、この亡国政府の流れを止めるべきです。それが、日本の真の政治家ですし、今それが出来るのは、岡田大臣しかいないのです。

 【正論】拓殖大学学長・渡辺利夫 「離米・親中」に舵取りしている - MSN産経ニュース

 「米大物が警告した民主の「反米3点セット」」:イザ!


 


 

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