正直な気持ちで・・・

重い雲・・月曜日。
久々にＣＤをユーミンにしてみた。
「春夏秋冬」の春を選んだ。

一番目にダンディライオンが収録されている。
透き通るようなメロディーが好きだ。
傷つき辛かった恋も、
すべて運命が用意してくれた
大切なレッスンなのだ。

また、仕事がいそがしくなりそうだ。
どうして　今年はこんなにあわただしいのだろう・・・
不景気な今に、すごくありがたいと思わないといけない。
お昼に訪問した施設で。
腰椎が突然悪くなって、去年の秋から動けなくなった患者さん。
麻痺はないが、立つことも、歩くこともできない。
辛うじて座れるかな・・・寝返りもひとりではちょっとむりかも。
全身の筋肉をほぐしていくのだ。２００６年の初夏・・
同じような症状の患者さんをはじめてサポートした。
まったく動けなくて、腰からしたが麻痺。
すごくネガティブで、施設の対応が気に入らないことしか
おしゃべりしない・・・。ちょっと扱いづらい患者さんだったかも。
けれど、担当した先生は、よく話に耳をかたむけ、
時には、優しく包むように、時には心を正すように、会話していた。
患者さんの先生への信頼は、誰が見ても高いと感じた。
先生も、その患者さんがとっても苦手だった。
苦手だからこそ、心に近づき、すこしでも自分の力が患者さんのために
生かされれば・・・それだけだったと思う。
ほんとうにシンプルな考えだと思う。
そんな先生に、どんどん惹かれていった・・・そんなことを思いだしていた。

もうずいぶん昔の話やね（笑）
その先生もユーミンのダンディライオンが大好きだった。
今も、かわらず好きなんだろうか？
そして、今もかわらず、
仕事への熱意、患者へのひたむきな対応は
同じなんだろうか？

どうか、どうか、かわらず、
その心が　今の彼にも宿っていることを
心から願う・・・・