昨日、朝日杯将棋オープン戦の準決勝・決勝が行われた。
準決勝の一方が藤井聡太五段対羽生2冠戦、もう一方は久保王将対広瀬八段戦。
棋界の最年少記録を次々と塗り替えていく藤井五段の異次元の活躍は社会現象となり、前人未踏の永世七冠を達成し、先日、国民栄誉賞を受賞したばかりの将棋界のレジェンドである羽生二冠との公式戦初の対局は将棋ファンのみならず広く世間の関心を集めていた。
結果は、繰り返しニュースで報じられている通り、藤井五段の勝ち、続く決勝戦でも、準決勝で久保王将を破った広瀬八段に勝利し、あっさりと史上最年少の記録を塗り替え棋戦初優勝を飾ると同時に、わずか半月余りで六段昇段を果たした。
若干15歳の早熟の天才の勢いが止まらない。彼のこれからの一局一局が将棋界の新たな歴史を作る。私たちは、まさに歴史の目撃者となる。天才に感謝。
昨夕、いつものようにくるみさんとLINEのビデオ通話で色々と話しているうちこの話になった。
くるみさん曰く、ネットで羽生（はにゅう）が勝って羽生（はぶ）が負けたって話題になっているよ。
をなるほど。今日の新聞一面トップは、平昌オリンピック・アイスフィギュアスケートで優勝し、金メダルを掲げる羽生選手の笑顔が飾り、その下には羽生二冠、広瀬八段を破り優勝カップを手に微笑む藤井新六段の笑顔があった。
羽生竜王戦もすごかったですが、広瀬八段戦の44桂は伝説の一手となりそうな気がします。
目の当たりに出来て幸せですね！
羽生くんもすごかった！
広瀬八段の「とんでもない棋士だと感じました」とのコメントに藤井六段の尋常でない強さが感じられます。