峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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まだ私が必要

2006年05月24日 | 父親と子
先週の土曜日、くるみさんと将棋教室・秀楽に出かけました。

私は将棋を指しませんが、我が家の次女の有紀さんと三女のくるみさんはひょんなことから将棋と出会い、始めるや否やメキメキと力をつけ小学生の頃から小学生名人戦や王将戦の県代表としていい思い出をたくさん作らせていただくことができました。
中学生になると有紀さんは、毎年8月の2・3・4日に山形県の天童市で行われる全国中学生選抜将棋選手権大会に出場し、中2の夏には3位になるという栄光も味あわせていただきました。
有紀さんは高校入学後も1年生の夏、全国高校総合文化祭青森大会で5位に入賞しましたが、その直後の高校竜王戦の招待をお断りしたのを機に将棋にけじめを付けました。

有紀さんは、中学に入った頃からなんとなく全国大会にだけは出ていましたが、普段は全く将棋を指していませんでした。将棋が心底好きだったわけではないし、ましてや勝ち負けなど全く関心のない人でしたから、至極当然の成り行きだったように思われます。

一方、くるみさんは姉である有紀さんと同時期に将棋を始めましたが、どうやら有紀さんの後をなぞろうとしているようです。
有紀さんと同じ頃から普段は全く将棋を指さなくなりました。

有紀さんとくるみさんが将棋を始めたのは小学5年生と小学2年生のときでした。出会うべくして出会った佐世保の秀楽先生の元へ毎週水曜日と土曜日の放課後、3人で通い始めたのでした。
有紀さんが中学に入学してからは土曜日の午後2時から6時だけとなりましたが、ずっと私も一緒でした。
その後、私が多忙となり、秀楽に行けなくなると共に2人とも自然と将棋から遠ざかることになってしまいました。私が秀楽に出かけ続けていたならば、おそらく私に付いて彼女らも秀楽に通っていたことでしょう。

そんなことで、今やすっかり将棋に関心のないくるみさんですが(かといって嫌いなわけではありません)残り2回の中学選抜だけはなんとなく出たいと思っているようです。

そこで、大会に出る以上は悔しい思いをしたくないだろうということで7月一杯毎週土曜日だけは秀楽で将棋を指すことにしようということになりました。
秀楽先生が1人でおいでと促されますが、まだ私と一緒でなければだめなようです。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いじゃないですか、親だもの。 (toriton)
2006-05-26 22:22:28
あと8年もすれば、親元からいなくなるかも

しれませんよ。

一緒にいられる期間は短いです。

長女の絵理子さんのことを考えれば、

あながち外れてはいないのではないですか?

必要であれば、力を貸していいじゃないですか。

頼りにされているんですから・・・・・



私も下宿先の高3の娘と1週間音信不通のときが

あります。

どちらも忙しくて連絡を忘れているのです。

「便りのないのはいい便り」とはいいますが、

子どものことを心配しない親などいません。



子どもが求めているなら力を貸す、

それでいいんじゃありませんか。
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土曜日はデート (峰野裕二郎)
2006-05-27 10:09:37
くるみさんは、まだまだ親と一緒にいたいようです。

家にいても、自分の部屋で過ごすより居間で私たちとあれこれおしゃべりする時間がうんと長いんですよ。



きょうも次女の有紀さんを大村まで迎えに行きます。そこで、くるみさんに「秀楽に1人で行かんね」と言うと「ううん」と首を振ります。私も色々しなければならないことが山積なのですが…。まぁ、しばらく土曜日はくるみさんに付き合うことにしましょう
返信する

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