峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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官民協働のお寒い現実

2016年10月12日 | 民生児童委員

午前9時から佐々サンビレッジに於いて、佐々町の「高齢者スポーツ大会」が開催された。
スポーツの秋だ。この時期になると体がムズムズしてくる。

午後1時半からは、町の福祉センター視聴覚室で佐々町民生児童委員協議会の定例会が開かれ、出席した。
町内の小中学校からのお願い、住民福祉課からのお願い、包括支援センターからのお願い、そして社会福祉協議会からのお願いと、この日も「お願い」が続いた。

私は、ひねくれていて素直でないからか、上であるのを意識した方々から「お願い」されるのがどうにも苦手だ。カチンとくる。
民生児童委員は「お願い」されて、誰かに都合よく使われる存在では断じてない。社会的弱者に寄り添い、公的機関と連携を図りながら問題の解決に取り組もうとする極めて主体的な存在であるはずだ。
しかし、上であるのを意識した方々は民生児童委員を都合よくこき使うことしか考えておられない。それは「お願い」という言葉に象徴的に表れているように思われる。意識しておられようとおられまいと実際はそうだ。やはり、どこか心苦しいところがおありになるから「お願い」となるのだろう。官民協働などという言葉は、ほんの一部の意識の高い公務員のものでしかない。

民生児童委員を経験した人たちから「民生児童委員だけは引き受けるな」という声が上がっているというのを聞いた。全国的に民生児童委員の担い手が不足する状況が生まれていると聞くが当然だと思う。バカにするのもほどほどにしろ、と私も感じている。

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