yurikago-sa

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四国八十八ヶ所 第十二番札所 焼山寺

2014年03月18日 | 日記

平成26年1月27日 第十二番 摩盧山(まろざん) 焼山寺を参詣しました

焼山寺は 修験道 役の小角(おづめ)の開創と伝えられ

この山一帯は大蛇が棲み村人たちを苦しめていました。815年大師がこの地に訪れた時

阿弥陀如来が現れた夢を見、目を覚ますと 全山が火の海となっていました 

大師は坧離取川で身を清めて ご真言を唱えながら 山に登ると火は消え 大蛇が現れ

大師に飛びかかろうとした時 虚空菩薩が現れ 大蛇を岩屋に閉じ込めたといいます

大師は虚空菩薩の像を刻んで本尊とし、寺号を 「焼山寺」と名付け

山号を「摩盧山(水を表す)」としたそうです

   

阿波一番の難所といわれている 焼山寺はバスツアーでは 

神山町下分鍋岩のへんろ駅から マイクロバスに乗り換えて お寺へ向かいます

 

広い駐車場に 布袋さん デンと お迎え 

笑顔と太腹で千客万来 家運隆盛 家庭円満 商売繁盛 のご利益があります

木立の生い茂る 緩やかな遍路道がしばらくつづきます 

右手にはたくさんの石仏が置かれています 

 

不動尊              慈母観音

 

                                              涅槃のお釈迦さま

  

文殊菩薩               普賢菩薩

 

地蔵菩薩

    

 如意輪観音                薬師如来

 

阿弥陀如来

    

                                聖観音                  大日如来

仁王門 とお迎え大師像

    

金剛力士

 

焼山寺の 樹齢300年以上の杉並木は 県指定の天然記念物です 

数段の石段を上がると左に 手水場

 つくばいの青竹から落ちる水に 一味違った癒しを感じます 

右側に鐘楼

石段の正面に本堂(右)と弁天堂

ご本尊は弘法大師が刻んだ 虚空蔵菩薩

抜群の記憶力と知恵を授けて下さる仏さまです

弁天堂には 弘法大師作と伝えられる 三面大黒天が祀られ

正面の顔が大黒天 右の顔が毘沙門天 左の顔が弁財天の 

三福の面の神が祀られています 

本堂の右に大師堂

 十二社神社

熊野十二社権現が祀られているそうです

石段を上った右手にある石塔 

マイクロバスは 帰り 杖杉庵(じょうしんあん)の前で一時停止(車窓から)

四国遍路の元祖 衛門三郎の墓所

強欲な三郎は托鉢の大師の鉢を割り、箒で打つなどして その報いで 

八人の子供を次々と失い 世の無常を悟り 大師にめぐり合うため

八十八ケ所の巡拝の旅を重ねますが なかなか合う事が出来ず 

逆打ちの21回目の この場所で やっと大師にめぐり合い 

許しを請い 許しを得て 亡くなってしまいました。

 左の方に 三郎が大師に許しを請う 像です

杖杉庵石標銀杏の大木

 大師は三郎が遍路に使っていた杖を墓標として立て

これがやがて根を張り 杉の大木となったという伝説にちなんで

庵が設けられ「杖杉庵」と名付けたと伝えられています 

四国遍路の元祖 衛門三郎 墓所を後に

つぎ13番大日寺まで約30㎞ バスで約50分です

おしまい 

 


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