yurikago-sa

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四国八十八ケ所 第三十四番札所 種間寺

2014年07月04日 | 日記

国八十八ケ所霊場 ご開創1200年記念のバスツアー巡拝 

6回目は 5月26日 34番から38番の5ヶ寺を巡り 心配していた お天気は予報通りの 雨・・・雨 の参詣となりました

最初に 高知県吾川郡春野町 第三十四番 本尾山(もとおざん) 種間寺を参詣しました

種間寺は  敏達(びだつ)天皇時代 577年に 摂津の国(大阪)に四天王寺を 建てるために来ていた 

百済(くだら)国(朝鮮)の 仏師や画工達が仕事を終え 帰りの途中 土佐沖で暴風雨におそわれて 

この地の 秋山の港に避難し 無時に帰れるようにと 海上の安全を祈って 薬師如来坐像を刻み 

本尾山の山頂に 祀ったのが寺の始まりとされています その後、200年以上が経過して 唐から帰国した 

弘法大師がこの地を訪れ 大師は その薬師如来像を本尊として安置し 堂宇を建てて開創され

その時 唐から持ち帰った 米、麦、粟、きび、豆の種の五穀を境内に蒔いた ことから、

種間寺と名付け 霊場に定めたといわれています

明治の初め廃仏希釈で 廃寺となっていましたが明治13年に再興されています

種間寺境内図

 

駐車場から 境内の入り口 左に光明殿があります

 入り口の右手 一段高い所に 鐘楼があります

 

その左に 修行大師像がお迎えです

お地蔵さんも

そして庫裏と 納経所とつづいています

手水場 1677年に作られた 手水鉢 だそうです

地蔵堂

子安観音堂

子安観音像

 妊婦さんが 柄杓を持参して祈願すると 寺では柄杓の底をぬいて

3日間祈祷して渡し 無事出産すると 柄杓を奉納します 柄杓の底を抜くのは

「よく通じる」のおまじないだそうで 底の抜けた柄杓が沢山奉納されています

ご開創1200年の 木柱が 立っている 本堂 別名「薬師如来奉安殿」と呼ばれています

堂宇は すべて昭和45年の台風の後に再建されたものだそうです

ご本尊 薬師如来は約145cmの座像 百済(くだら)の仏師の作といわれています

国の重要文化財で 秘仏 毎年旧暦の1月20日ご開帳されるそうです

本堂内に おさすり大黒さま

大黒様さまは仏法を守り 五穀豊穣 飲食を豊かに 財福 福徳 を授かる神様です

 ♪ 大きな袋をかたにかけ・・・♪担いでいる袋の中身?

人間が生きていくために 最も大切な七宝 寿命・人望・清麗・威光・裕福 ・愛嬌、大量 の

七つの精神的な宝物がはいっているそうです

大師堂

  

大師堂に お手綱 と 五鈷杵 が用意され 「お大師さまと ご縁を 結んでください」と書かれています

本堂の左前に 弘法大師座像

赤い お前掛け や帽子の小さなお地蔵さんが並び

きれいに整とんされた 境内でした

つぎ 巡拝の都合で 35番をあとにして 36番札所 青龍寺まで バスで30分です

おしまい

 


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