乙女的日記*B

永遠の乙女を目指す日記。(B面)

キモチを支えるもの

2007-09-04 | Weblog
 野○らさん。

 すごくファンとも言えないけれど
 本も映画も観ております。
 と、言うような具合な者としてなのだけど。

 『ファンだったのに裏切られた。』

 って、意見が必ず出てくるものだなと思った。
 セットになっているのかな。
 
 私は、珈琲や煙草やチョコレートなど
 中毒性のあるもの全般を嗜好が薄いので、
 ちょっとピンと来ないのだ。
 大麻との違いみたいなものが。
 体への悪影響が強いと言う部分だけ
 うっすらと知っているくらい。
 (どうぞ誤解をされぬよう・・。)

 野○らさんが、どういう理由で 
 大麻を手にしたのかは分からないけど、
 
 何かキモチを支えるモノが
 極端に欠如したからなのではないかなと思う。
 作家や音楽家、様々な生み出す人たちは
 受け手の立場には想像できないほどの 
 消耗をするんだろうな。
 身を削るに近いのではないかと思う。
 表現するコトは、大きなリスクを背負う。

 作家などは、脳内、心をさらす部分も多いのに
 人々は、ワイドショーを見てる感覚程度で
 実に簡単に批評をしたりするし。

 もともと創作者の人間は、
 大胆ゆえの繊細さを掛け持ちしており
 いつ壊れてもおかしくないと思うのだ。
 だから創れているとも言えるし。
  
 と、いつもこの手のニュースを見る度に思う。


(ベースを自分に持っている感想としての)
 
 『裏切られた。』
 『残念だ。』
 『ショックです。』
 など・・・・。


 人は軽く口に出したりするけれど、
 とても暴力的な一言だと思う。

 そんな風に感じる人は、
 どの位いるか分からないけど。
 
 作品と我々
 作家と我々 
 あるいは、他人と自分も

 聖域を犯すのは、ルール違反だ。


 谷川さんへの質問箱の15個目

 Q.『ふつうの言葉と、詩の言葉の違いは何ですか?』

 A.『ふつうの言葉には、
   その言葉に責任を負う主体がいるけれど、
   詩の言葉の主体である詩人は
   真偽については責任が無く、
   言葉の美醜、巧拙について責任があるのです。』


 例えば、作家もそれで。

 
 ふつうの言葉を言う私たちは
 もっと言葉に責任を持つべきだと思う。
 
 勿論、これは自分への戒めとして書いています。
 
 
 

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
創造主は (ことり)
2007-09-04 13:58:13
出来上がったものは、たった一つの”モノ”かも知れないが、そこにある以上に、いくつもの思考・準備・作業が含まれていて、それが”価値”になっている。

と、思うんだけど。
機械じゃないから動き続けるわけでも
時には体調を崩したり、モチベーションが保てなかったり。ね、人間だもの(笑
麻薬はいかんけども!
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私論 (じぷ)
2007-09-04 23:30:21
こんばんは。
今年は札幌も夏らしくて良かったですね。
私はこの春にむかわ町に転勤して以降、
札幌が近くなったので、帰省する回数も増え、
実家の向いの、昔と変わらぬ畑を眺めて
盛夏の空気を楽しんでおりました。

で、今日の話題については私もなるほどなと思い、
作品を通じて作者個人のファンになった方にとっては
たしかに残念なニュースだったと思うのですが、
作品に内包する価値は、作者から離れて評価されうる
と思うので、今回のことがきっかけで作品自体の
評価が変わってはいけないと思うし、作者も、
罰せられた行為のみに反省すればいいと思います。
暴論かもしれないけど、われわれは必要以上に
作品の評価にあっては作者のパーソナリティーを
重視しすぎるところがあると思うので、作品は、
もっと自由にさせてあげなくてはいけないと、
私自身もそう言い聞かせているところです。


返信する
夕日が綺麗でしたねぇ。 (ゆりあ)
2007-09-05 00:22:42


 ことりさん*

 
 うん。
 そうだよね。
 生みの苦しみあってのモノだもんね。
 
 いやぁ。何にしても
 続けていくことの大変さってあると思うけど
 常に次回を期待される立場の人は
 ふわっと遠のくことがありそうだ。
(あ。野ば○さんの理由は、存じないけど。)
 有名な漫画家も沢山、救いの方向へ
 行ってしまった人多々と言うよね。
 
 ま。そんな中のお一人の作品の新刊を
 待ち続けている私です。
 
 麻薬まで行ってしまった哀しさが
 切なくなりました。

 
 じぷちゃん*

 
 こんばんは。
 ね。夏だ!って感じを味わった今年でした。 
 暑くても、やはり良いものですね。

 日記、拝見しておりますよ。
 お元気そうですね。
 帰省しやすくなって、嬉しいですね。
 
 じぷちゃん論。
 そうですねぇ。本当に。
 決して暴論ではないと私は思います。

 作品を愛することと
 作者に幻想を抱くことでは、
 本質が全く違うように感じました。

 と、私自身も省みているところです。

 どうもありがとう。

 
 
 
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