乙女とはハードボイルドなもの

　アヒル読み終わった。

　映画と設定が違う部分。

　どうしてそう置き換えたのか
　そう置き換えることによって
　どう効果があるのか、
　自分なりに考えて読んで
　凄く楽しかった。

　人の心に化学反応を起こすような
　小説を書きたいと言う伊坂氏。
　私は、化学反応、起きましたとも。
　
　原作のラストは、霧の向こうな感じで、
　もし、生き続けたとしても
　残されたドルジが切な過ぎるな。
　業が重過ぎる。

　けれど、考えようによっては
　彼がブータンの国の考えを持つ人と言うのが
　逆に救いにもなっている気がする。

　金曜日の夜から、しばし
　みんなの事を考えすぎた。
　ずっと胸がいっぱいだった。
　原作読み終えて、少しだけラクになった。
　
　
　それにしても、
　私は、本も映画も音楽も
　人に説明するのが凄く下手だと改めて思った。
　文字にすると、伝えられる気がするのだけど。
　この間も、全然ダメで
　いっそしなければ良かった・・と、凹んだ。

　だから、人とそういう話をするのが
　あんまり得意ではないのだ。
　思いの半分も届かない気がして・・。
　それと、その人なりの感性で受け取り方も違う
　それらについて、論議になるのも御免だな。

　ま。私には、評価を下す程の
　何も無いから余計に。
　密かにこうして日記に綴るのが向いているの。
　だから、友達は意外と私が何を好きなのか
　知らなかったりするのだ。
　

　あっ。野ば○さんの乙女論。
　【乙女とはハードボイルドなもの】
　琴美は、乙女そのものね。
　
　　
　*　ももたんは、眠たそう。（いつも）