クラーク記念国際高校(三浦雄一郎校長)の浜松キャンパスの釣りゼミ実習が、長井漆山港青木丸で行われたことは以前紹介した。今回は詳細に触れる。
クラーク高校では、生徒に活力を持たせ、探究心を育てるためにいろいろなゼミを行っているが、私は釣りゼミの特別講師を行っている。
若者に釣りをさせ、「スゲエ」とか、「ウッソオ~」と感動させるには、これしかない。私は相模湾のオフショアフィッシング(沖釣り)が最適であると考えている。漁船に乗り、シイラやカツオ、メジを釣る。こんなに身近な場所にこんな大きな魚がいて、自分の力でも翻弄されてしまうと、恐怖感に近い感動を覚えるのだ。
佐島~長井のイワシエサを仕込んで行く船に乗れば、恐らくほとんどの人は魚を手にすることができるだろう。日常とはかけ離れているのだ。
これを行うためには、ゆとりのある指導する人がいなくてはならない。ほとんどの場合、カツオの群が現れると、みんなが興奮し、人の面倒を見る余裕などなくなってしまうことが常である。
ゆえに、これらの船の釣り方でしっかりと教える人がいれば釣らせて楽しませることが出来ると、私は確信している。現役の漁師である船長とのふれあいも非日常的だ。
10月上旬のこの日は特別にカツオの浮きがよかった。
港を出て30分ぐらいでカツオの群に遭遇し、それがバタバタと釣れた。彼女達はルアーロッドによるエサ釣りを行った。これがまた凄く引くのである。
「キャアキャア」言いながら必死でロッドを立てリールを巻く彼女ら。バラシやイト切れも当然多かった。
またわざわざ浜松から出かけてきたのだから船長もサービス精神おうせいに、いつもより気合を入れて走り回ってくれた。
カツオの群が去るとシイラが出てきた。そして帰りがけにメジを狙い、生きている美味しいホンモノのマグロを見て感激した。さらに感動、興奮、驚喜が一度にやって来るという1日だった。
大海原で人生最初の衝撃と体験をした彼女たちの未来への夢は広がる。
来年は夏休みの実習でデッカイシイラを狙ってみたい、と堀内孝一キャンパス長も期待を寄せていた。

なんともいえない笑顔が

そして笑顔が

満面のかわいい笑顔が

魚を触るのが気持ち悪いと言っていた彼女も。(右はメジ君)

普通の高校生だ。クラーク高校に入ってこんな経験をしたことは絶対幸せだと思う。恋愛等にも敏感な年頃だが、それとはまったく異次元の世界だ。時が経つにつれてより深い思い出になるだろう。世間に揉まれた時にこの貴重さに気付くのである。
クラーク高校では、生徒に活力を持たせ、探究心を育てるためにいろいろなゼミを行っているが、私は釣りゼミの特別講師を行っている。
若者に釣りをさせ、「スゲエ」とか、「ウッソオ~」と感動させるには、これしかない。私は相模湾のオフショアフィッシング(沖釣り)が最適であると考えている。漁船に乗り、シイラやカツオ、メジを釣る。こんなに身近な場所にこんな大きな魚がいて、自分の力でも翻弄されてしまうと、恐怖感に近い感動を覚えるのだ。
佐島~長井のイワシエサを仕込んで行く船に乗れば、恐らくほとんどの人は魚を手にすることができるだろう。日常とはかけ離れているのだ。
これを行うためには、ゆとりのある指導する人がいなくてはならない。ほとんどの場合、カツオの群が現れると、みんなが興奮し、人の面倒を見る余裕などなくなってしまうことが常である。
ゆえに、これらの船の釣り方でしっかりと教える人がいれば釣らせて楽しませることが出来ると、私は確信している。現役の漁師である船長とのふれあいも非日常的だ。
10月上旬のこの日は特別にカツオの浮きがよかった。
港を出て30分ぐらいでカツオの群に遭遇し、それがバタバタと釣れた。彼女達はルアーロッドによるエサ釣りを行った。これがまた凄く引くのである。
「キャアキャア」言いながら必死でロッドを立てリールを巻く彼女ら。バラシやイト切れも当然多かった。
またわざわざ浜松から出かけてきたのだから船長もサービス精神おうせいに、いつもより気合を入れて走り回ってくれた。
カツオの群が去るとシイラが出てきた。そして帰りがけにメジを狙い、生きている美味しいホンモノのマグロを見て感激した。さらに感動、興奮、驚喜が一度にやって来るという1日だった。
大海原で人生最初の衝撃と体験をした彼女たちの未来への夢は広がる。
来年は夏休みの実習でデッカイシイラを狙ってみたい、と堀内孝一キャンパス長も期待を寄せていた。

なんともいえない笑顔が

そして笑顔が

満面のかわいい笑顔が

魚を触るのが気持ち悪いと言っていた彼女も。(右はメジ君)

普通の高校生だ。クラーク高校に入ってこんな経験をしたことは絶対幸せだと思う。恋愛等にも敏感な年頃だが、それとはまったく異次元の世界だ。時が経つにつれてより深い思い出になるだろう。世間に揉まれた時にこの貴重さに気付くのである。