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奥山文弥のフィッシングカレッジ

魚の生態、水辺自然環境。釣りを介した人との出会い。家族・親子の釣りが楽しい。東京海洋大学フィッシング・カレッジの情報も。

明日はカツオ釣り

2009-09-12 | 奥山の独り言
 明日は東京海洋大学フィッシングカレッジの釣行会です。
 準備は全部整い、あとは風呂に入って寝るだけです。しかし私の体はガタガタ。少林寺の昇段試験以来、腰は痛いまま。
 そして一昨日は、庭の木を手入れしていたら毛虫がたくさんいて、しかもアメリカシロヒトリであろうその毛には毒があり、今上半身はかゆいかゆい。こんな状態で、明日の入れ食いが楽しめるのでしょうか?
 カツオのナブラを見たらいつもの漁師モードに突入可能なのでしょうか??
こんなに熱くなれる釣りは、あまりありませんから、貴重な釣りだと思ってます。
 カツオも台風が去った後、今日まで4日間連日入れ食いで、早上がりなんて言ってましたが、果たして明日は、、、。

 ところで、相模湾とはうらはらに近海のカツオ漁は不漁だということを聞きました。深刻なんだと。そりゃあ漁師は深刻でしょうね。しかし私たちだって、日常の仕事ではもっと深刻な状況に陥ってますから、まったくかわいそうだと思いません。魚を食べる国民としては、カツオが手に入らなければサンマがあるし、サンマがだめならサバもあるし、、、。
 釣った魚は何でも美味しいし、、、、、。
 マグロとカツオは貴重な魚類ですが、それらだけが魚ではありません。だいたいマグロに国民の注目が偏って、地魚を食べなくなったから漁業が崩壊してしているわけで、それはマグロ漁だけよく特集するマスコミのせいでもあり、他の美味しい魚をアピールしない魚屋さんのせいでもあります。
 われわれ釣り師は幸せです。不漁なカツオを釣って食べることができるのですから、、。

次回のフィッシング・カレッジは魚の流通。最低限知っておきたいこと、たくさん学べると思います。


写真は相模湾洋上の次男。最近強くなってきました。



 

少林寺拳法昇段

2009-07-27 | 奥山の独り言
 この日受験するのは中拳士参段。地元東京羽村道院の兄弟子たちと一緒に行ってきました。
 で、私たち4人と、57歳という方の他はほとんどが大学生。東京農大、青学、杏林大、東洋大、、、。ちなみに海洋大には少林寺拳法部はありません。

 受験となると、半年ぐらい前から必死に練習するわけですが、舞い上がってしまって技を間違えたり、ド忘れしたりしたりします。でもでも和賀羽村道院の先生方は基本から理論的に「中高年の少林寺拳法」を教えてくださるので、マイペースで(必死に)練習を続けて来ました。
 若者はスピードこそ素晴らしいものの、技が結構「雑」な部分も見えました。
 試験は何パーセントしか受からん。というものではなく、将来の指導者を要請する目的もあるらしく、当日一発出来ないとダメということはありませんでした。

 ゆっくりやる我々おじさんたちよりも、若者の方がずっと間違いが多かった気がしますから、、、、。

 女子も非常に多くて、活発でいいと思う反面、彼女たちが母親になったら恐え~って感じでした。いわゆる武道系の女子ではなく、超可愛い子もたくさんいましたよ。
 飲み会で酔っぱらって抱きつこうとしたら投げ飛ばされたりして、、、、。周りの男子諸君気をつけたまえよ。

 結果は、私たち4名揃って合格!(パチパチパチ)

一緒に練習してきたパートナーには心から感謝しています。

 少林寺憲法の基本は「自他共楽」。自分と他人も一緒に幸せになりましょうという考え方です。上達するためには「組手主体」で相手も一緒に上達してくれないと自分もさらに上達できませんね。教えてくれる人はもちろん、技の痛みを一緒に知り人がいてくれる頼もしさ、心強さがあるのです。

 私たちの釣りと一緒ですね。
 

 長男が「少林寺拳法を始めたい。」言い出したのはなんとなんと、少林サッカーというあのおちゃらけた映画を見てからです。
 7年前一緒に始めて、彼は初段までやり黒帯になってバスケットに行っちゃいました。その理由は、家内がスラムダンクを見せたからです。結構いい加減でしょ?

 かく言う私もブルース・リー世代。
Din't think, feel! It is like a finger pointing the way to the moon.
これを聞いて青春時代を過ごしました。

息子が去った後、頑張ってきたつもりです。強くなるというよりは、

健康増進、護身練胆、精神修養 でやっていました。

ここ数年、奥山がおとなしくなったと言われるのもこの修行のおかげです(笑)


 さてこの日はもう2つおめでたいことがありました。

 その長男の15歳の誕生日、そして私が独立して立ち上げた有限会社奥山プランニングの創立15周年記念日です。

 会社を立ちあげたとき、家内には5年我慢してくれと頼みましたが、いつの間にかその3倍も月日は流れていたのでした。相変わらず儲かってませんが、、。

 これからも皆さん、よろしくお願いいたします。







私のホームページ

2009-07-01 | 奥山の独り言
やまめとさくらます より(ポトス出版)


 非常に見にくい。一回見たら2回目を見る気がしない。などなどご批評をいただきましたので、トップページだけちょっといじってみました。
 いかがでしょうか?

コチラです。
釣りの科学

お久しぶりです。

2009-07-01 | 奥山の独り言
 私、奥山文弥が帰ってきました。

どこへって?

アングリングファンという雑誌です。

実は私、20余年まえ、日本では初のルアー・フライ専門誌のAngling(アングリング)という廣済堂出版の雑誌の編集部にいたのです。

編集長は、月刊フィッシングの吉本万里さんが兼任、そして副編で実質の編集長はあの山田安紀子さんでした。

いやいや懐かしい。編集部では初の水産系大学卒ということで、、、。

この年になってカムバックはお恥ずかしい気もしますが、我がクラーク高校の教え子と一緒に出ていますのでちょっと貫禄かなって気もしています。

皆様ぜひ、ごらんください。

奥山ならではの記事が出ています。


そしてご感想は、7月6日(月)のフィッシングカレッジで聞かせてくださいね。


武士は食わねど

2009-06-24 | 奥山の独り言
 昨年は「やられた!」って言う方も多いはず。 

このニュースを聞いて、今年のタックルをどうするの?とお悩みの方も多いかと思います。

とりわけリール。4500番?6500番? ラインは?

 ソルティガは高価ですよね。今年は廉価版も結構出ましたから、こっちでもいいかって話を友人としていました。
 私はTDX6000HAやRAも持ってます。何てったって元ダイワテスターですから、、、。以前はこれでGTの35kgまでを結構とりましたし、メタルボディのトーナメントが出る前はカーボンのリールで釣ってたんですよ。壊れたけど、、、。今ある道具があの時あれば、切られなくて済んだGTも数多かったのではないでしょうか?1983年から90年代初期のオハナシです。

 マグロに話を戻しましょう。一度悔しい思いをした、あるいはやる気のある仲間はみんなソルティガ6000または、ドッグファイトを購入しました。
 こいつで獲れない魚イコールスピニングではとれないということになりますからね。私は出始めのころ、いつかまたGTに行くだろうと思って6000GTを購入しました。

 でも高いです。ドッグファイトは定価10万円。それでもマグロ釣りの代償としては、、、、、。

 キャタリナでいいかって話も出ましたが、初心者ならともかく、私たちが買ってしまったら「お金ないよ」って言ってるようなものでしょ!
ああどうしよう。思い切って買っちゃうか?

 武士は食わねど高楊枝。

知ってますか?

貧乏武士が腹が減っていても、誇り高く満腹しているようにふるまうさまのことを言います。

私はTDXを持っていてよかった。ヨカッタ。当時はこれが最高級リールでしたからね。



これは仲間のドッグファイトラインはPE80ポンド

体罰って?

2009-04-28 | 奥山の独り言
 体罰事件の決着がついたそううです。

関連記事 はこちら

私も2児の父として、教育やしつけには気を使っています。

 この事件は、悪ふざけを注意した先生のお尻を生徒が2度蹴って逃げ、教師が追いかけて胸ぐらをつかみ「2度とするな!」と大声で叱ったものです。
 
 ここからは私の意見です。

 こんなのは体罰じゃないです。私が小学校6年のとき、愛知県から引っ越してきた時は、そりゃもう悲惨でした。

 春休みの引っ越しが終わり、団地に住む、同学年の子に6年1組になったと告げると「かわいそうに」と言われましたがなんのこっちゃ?と思ってました。

 
 その6年1組の担任の先生は、口より先に手が出る先生でした。忘れもの、給食の残し、悪ふざけ、何でも間でもビンタでした。「グーで殴らないだけましに思え」とも言われましたね。

 さらに私は田舎者扱いされ(先生からですよ)、よそ者扱いされて、机は一番後ろの掃除道具入れの前に、、、。

 そりゃ私はワルガキでいたずらっ子でしたよ。言葉つかいも愛知県出身なので、東京の人には結構きつい方だったと思ってます。これは今でも言われます(笑)

 私以外にもバシバシ叩かれていた子は何人もいて、親が教育委員会に行こうとしたら、PTA関係の方から「人質を取られているのでやめてほしい。」と止められたそうです。

 女子は叩かれなかったので、中には「先生は愛情もって叩いてくれているのだ。」と言っている子もいましたが、私は全く愛情は感じませんでした。

胸ぐらつかまれて大声で怒られたぐらいだったら愛情を感じたかもしれませんね(笑)

 1年間で何十回ですからね。普通(基準はわかりませんが)、1回叩いたら、そんなに叩かないでしょう。

 優等生にはお母さんは大学卒だから偉いとか、そうでない子にはお前の親は高卒だからお前をこんな奴にしか育てられないのだとか、今から思うと信じられないようなことも言いましたよ。

 とにかく思い通りにならないとすぐに暴力。黒板に書いているときチョークが折れたらムッとしてそのチョークを振り向きざまに無差別に生徒に投げていましたから。ノートで顔を防御したものです。

 あとで聞いたら、その時期、奥さんとうまくいってなかったとか。、、、。

許さん!!ストレスのはけ口に私たち叩いていたのか、、、。

今となっては私の教師はこうだったと笑い話でしょうけれど、当時はきつかった。精神力が弱かったら不登校になるところだったと自分を褒めているのです。

 その先生だけは今でも憎んでいます。どのぐらい憎んでいるかと言うと「会いたくない」レベルでなく、もし同窓会があったら、行ってブン殴ってやりたいぐらいです。(笑)あ、学校は東京都北区立滝野川第一小学校です。

 話は変わって、最近でも学校には単純なワルガキではなく、卑劣ないたずらや、顔が見えないようにメールやネットを使って悪いことする奴らがいるそうですね。
いじめにしても主犯が誰だかわからなくするような、、、。

 先生も注意したり叱ったりすると逆ギレされてしまうわけです。

 ですから先生も本当の意味では教育、しつけプラス自己防衛も必要です。
 要するに生徒になめられている場合は一番厄介です。「あの先生はヤバい」と思われるか、尊敬されればなめられることもありません。
 もし先生がなめられているなら、仲間の教師みんなで助けてやればいいと思うのですが、、、。教師同士の仲はどうなんでしょう?校長先生次第なのかな?
 長男の小6のときの担任の先生は、年下でしたが、保護者からも好かれるいい教師でした。

 あれ?私はどっちの味方?

 ともかく原田先生。(言っちゃった)私はあなたを絶対に忘れませんよ。体罰のニュースを見る度にあなたのことを思い出しているので、記憶が薄れません。
 
 本1冊書けるほど、エピソ-ドは多く、執筆の仕事にならないのでこの辺で止めときます。












自他共楽

2009-04-22 | 奥山の独り言
 仲間に誘われて相模湾に出撃。出港直後「ワラサが跳ねてるよ。2つばらしちゃった」と電話。急行すると、そこには鳥山が、、、。
しかし我々にヒットはなく、鳥山も終わってしまった。

 魚たん反応があったのでジグや何やら試してみたが一向にヒットしない。すると僚船からまた「跳ねてるよ。」と連絡が、まったく嬉しい限りだ。

 しかしベイトの動きが早く、追いつくと沈むって感じでイタチごっこ。
そうこうしているうちに僚船にヒット。

 彼はひとりで操船していたが、でかそうなので、私が彼のボートに乗り移った。そしてバック&ゴーを繰り返し、、、、。
 40分後浮いてきたのがなんと、、、、。絶句!!!

 ばらしたら一大責任。しっかりとリーダーをつかみ、ギャフを掛ける。沖縄は宜野座、仲栄真船長仕込みの技で、一発で急所にグサッ。
どうじゃ、えっへん!

 凄い!たまらん。多摩蘭、玉乱!!!

でこの魚を取り込んだところで帰港時間となった。

 帰港後、彼は仲間たちに獲物を披露した後、解体ショーをやったあと、関係者みんなに配分した。

自他共楽である。

私もいただいた。

美味しかった。素敵だった。

 今度はまた、配る側になりたいものだ。



小離鰭の黄色が美しい。




脂もタップリ。遊漁船が出港する日も近い。


2009-03-16 | 奥山の独り言
 桜の花が開花した。例年早咲きのこの桜、NHKが「春の到来」の取材に来るほどだ。
 我が家の2人の息子もここを卒園した。
 今児童たちは、マーチングバンドの練習中。この幼稚園の園児はディズニーランドからの招待で毎年3月下旬に、ディズニーランドで演奏する。
 我が家は長男がベルリアで、次男は大太鼓で、出場。

親バカながら泣ける。

 さて、各地で渓流が解禁している。しかしこの時期の敵、花粉症も猛威を奮っている。

 3月21日にはフィッシング・カレッジ釣行会で渓流釣りに行くのだが、申込者は2名。花粉を警戒しているのか?

 私と事務局平岡氏と4名で、ヤマメのライズを釣りに行こう。

 今からでも参加したい人は okuyama@isis.ocn.ne.jp  まで

初心者に釣果の保証はないけど、いい経験になると思う。















ゆく年くる年

2008-12-30 | 奥山の独り言
 今年も1年が走り去るように過ぎて行きました。

 我が家は家族みんな元気です。そう、元気だけが取り柄です。

 今年、小学校4年の次男は「ロックだ。」と言い出したので喜んでいます。
 
 何故って?
 
 私は釣りで人生を歩んでいますが、釣りだけが人生ではありません。

 我が家では、バスケットボール、野球(観戦)、少林寺拳法、柔道、魚類飼育(メダカ&ターポン)、ダイビング、そしてロックがあります。おっとたまには夫婦喧嘩も、、、、(笑)

  無いのはお金だけです。

 お金がすべてではないというけれど、やっぱりお金がないと何もできませんね。私の周りにはお金持ちがたくさんいて、それぞれに幸せに暮らしていますが、ほんとに負け惜しみではありますが、我が家も幸せです。

 ともだちもたくさんいます。みんな自他共楽です。

 東京海洋大学のフィッシングカレッジも40回を超えました。毎月やっていますからもう3年です。「石の上にも3年」が過ぎたわけです。

 そしてクラーク記念国際高校のフィッシングゼミは、来期3年目に突入です。

 釣りまくることから、喜びを分かち合うことに考え方が変わったというのはウソではありません。絶対に自他共楽がいいのです。

 「トップクラスから脱落したからそう言うんだろ?」とからかう人もいました。

 でも気にしません。皆さんの笑顔が味方ですから。

  私が「幸せを」というとドン引きすると言っていた人もいますが、それもしかり。
 なかなか「幸せ」って口に出せるものではありません。
 でもみんな「幸せ」になりたいのです。

 幸せは自分で見つけるもの。他人が幸せにしてくれるわけではありません。

 しかしですよ、幸せな人たちと一緒にいると絶対幸せになるのです。

 ある人はそれを前向きな姿勢といいます。

 幸せは求める人にやってくる。試練は乗り越えられる人にやってくる。

 来年もいっしょに笑いましょう。楽しみましょう。


 
 




 






 



新たな出会い

2008-12-22 | 奥山の独り言
 釣りで大切なことは、自分で釣りまくるだけでなく、同じ趣味を持つ、仲間を増やすことである。仲間が増えれば仕立てもしやすいし、本当の意味での技術交換もできる。
 
 釣り場で会話してますか???


そんな話を書いたので、
メガバスホームページの自他共楽を見てね。

http://www.megabass.co.jp/topics_list.php?pkind=4

取材を受けました。

2008-12-22 | 奥山の独り言
 ぐるなびは、ぐるめナビゲーターの略。おいしい食べ物情報を提供する強力なサイトだ。
 今回のきっかけは林養魚場が提供するメイプルサーモン。あの身が真っ赤な美味しいサーモンである。Y子さんという奇麗なお嬢さんが取材記者だったので私はノリノリ。

 でメイプルサーモンは小型でも3kgぐらいあり、切り身での販売はしていないから、レストランが仕入れてメニューに出してくれる分には最高にいいのだが、個人では「食べきれなーい。」

 そこで、開成フォレストスプリングスなどで「釣って食べませんか?」を提案した。

 キャッチ&リリースが必要な自然釣り場はまだまだ多いが、管理釣り場なら制限尾数内だったらお持ちかえり歓迎。

 楽しく釣って美味しく食べる。フライやルアーでもそういう時代になってきているのだ。 不景気だし、、、、。家族も喜ぶ味である。

思い出した

2008-11-08 | 奥山の独り言
 今朝、アラスカの知り合いから電話がかかってきた。「お久しぶりです」
20年以上前、アンカレッジでお世話になった方だ。
 たまたま、ネットを見ていたら、このブログに遭遇し、古い名刺から電話番号を拾って、国際電話を掛けてきたそうだ。

 思いだせば、最初にタラチュリトナ川でフライでキングサーモンを釣ったとき、白夜の空を見上げて涙した。

 ロシアンリバーでは、アラスカまで来て何でこんな込んでいる川で釣りをしなくちゃいけないの?と思った。ところが、人も多いが、魚ももっと多いことに驚いた。


そしてカナダ、なかなか釣れなかったスティールヘッド(降海型ニジマス)、そしてバビーンとの出会い。

すべてバブリーな時代の出来事か?


写真はバビーンでの1枚。トーキョーズバーにて。

このポイントに名前がなかったころ、あのライトタックルの覇者、小倉聡一さんと一緒にドライで連発したので、その名がついた場所。

 何年か経って、ツーハンドロッドを持って出かけたときに掛ったオス。

最初にガボッと出て、「ドキリ」としてからそのまま水面をスイングするウォーラーウエイカーというバスバグみたいなフライを追いかけてきた。

知ってます?このフライサイエンティフィックアングラー社のビデオ、

FLYFISHING FOR TROPHY STEELHEAD

に出てくる当時は超有名だったドライフライ。


本来ならバブルヘッドというジッターバグみたいなフライで釣ると魚が興奮して勢いよく出てくるのだが、このトーキョーズバーはゆったり流れているので、こっちのフライがよいのだと、取り替えた直後だった。

そのフライに今、デカいスティールヘッドが追いかけてきている。

また出た。ノラない。アワせてはいけないのがこの釣りの興奮させられるところでもある。


フライがターンオーバーする瞬間、4回目のガボでロッドがギューン。

そしてドバドバドバッ!!!!

 95cm。スペイもどきキャストで釣っていたころの懐かしい写真である。

 今年キハダの27,9kgを相模湾で釣った柴田敬男さんが撮ってくれた写真だ。

 ファイト中の凄い写真もある。当時はみんなで写真を撮りあったものだ。


ロッド:ダイワ・オスプレイスペイ14フィート(パワーメッシュ)
ライン:DT10F
リール:エイベル BG3
フライ:ウォーラーウエイカー#2(TMC7999)










船旅

2008-10-31 | 奥山の独り言
 ウエットスーツを身にまとい、ダイビングするのだが、潜る場所はいつも港の中や、周り。
 有名ダイビングスポットへはあまり潜っていない。

 目的が海底調査だから。海の中は結構きれい。目立つのは人が捨てたカン、ペットボトル、そして工事資材。

 気にしている根掛かりのルアーは少し、糸も少し。今回は、磯玉網が落ちていた。

 噴火の避難から復興し今年で4年。毎年の移り変わりを見て続けているが、やはり人は少ない。夏は別だろうけれど、この時期は特に人が少ない。

 竹芝桟橋から乗り込む時、大勢の人がいるが、ほとんどは八丈島行き。

 東京へ帰還するとき寂しさも感じる。


相模湾のマグロ

2008-09-21 | 奥山の独り言
 
相模湾ではシイラ、カツオ、マグロ釣りを恒例のようにやっている。
88年から相模湾に毎年通っているから今年で21年目になる。
それまでの私はバブリーに海外のGT一筋だった。
 
 私たちは相模湾ではシイラ、マグロ、カツオの3種を釣ることをグランドスラムと呼ぶが、今年はシイラもでかかったし、キハダもでかい。

 5~6kgのキメジと呼ばれるサイズを釣っただけでも、大騒ぎして心は弾むが、それが20kgオーバー、大型は50kg以上あり、ラインをブチブチ切られているという。

 もちろんキハダ自身に切られるだけでなく、途中でサメに襲われたりする。

 私の仲間も切られている。先日は息子にも掛ったがサメに食われた。なぜか私には掛からなかった。

 正直言って結構熱い。何人もの人が掛けているのに私は釣ってないからか?

 友人たちは仕掛けをどうしようとかいろいろ談義している。

昨夜の会合でも男衆の話題はマグロだった。私も熱くこみあげるものを感じた。
が、それを燃え上がることはない。

でも私がダイワテスターとして、プロとして生活していたが、それをやめた理由は、釣りへの情熱を教育に向けようと決心したからである。

相模湾にも生徒と呼んでいいのかな?学生や初心者を連れて行った。

それはあの魚群を見たときの感動を味わってほしいからである。

 キハダが入れ食いしているとき、カツオのなブラにあたっても「なんだカツオか?」とがっかりする人もいるらしいが、それは贅沢だ。

 シイラで感動する人も多い。そう、私たちはシイラを釣りに相模湾に沖に出始めたのだから。

 それが秋になると「なんだシイラか?」と時々思う自分も反省。だから初心者の
アシスタントをやって目いっぱい釣ってもらう。彼ら、彼女らの喜びの顔は見ているだけでこちらも嬉しい。これが自他共楽

 シイラの泳ぐ姿も美しいし、カツオの跳ねる姿も壮絶である。



で、今のマグロ。みんな釣りたいだろう。でも切られている。私としては10kg以下の「取れるサイズ」が掛ったほうが楽しいのでは、と真面目に思う反面。「男なら戦え!」という気持ちはある。

 しかし初心者には無理。絶対無理だ。たまたま上がってもそれはラッキーなのである。私が通う青木丸の常連でスーパーテクニックを持っている人いたちでも切られてしまうのだから、初心者には無理なのである。

 でもみんな釣りたいという。大マグロに限らず、マグロはいい。
 ここのところ、フライフィッシングをする人がみんなイワシの泳がせ釣りに切り替えている。やはりマグロを釣りたいのだ。

 フライフィッシングにこだわり、フライじゃなきゃ釣りじゃねえという感じで意気込んでいた方々もみーんなそうだ。それはいいことである。フライロッドには限界がある。

 マグロを見れば気持も変わる。

今釣れているマグロにはまっちゃった人は、おそらくこのマグロが相模湾から出て行った後、鮪人になって、沖縄遠征などを考え始めるに違いない。

 私もこの先、何回か相模湾に行く。チャンスがあればマグロと闘ってみたいと思う。しかしマグロ狙いで行くと、魔物狙いなのでヤバイ。

 頭がおかしくなるのである。マグロは麻薬である

 だから仲間にぜひ釣ってほしい。私の仲間には10kgオーバーの魚を経験した人がそれほど多くない。だから彼らに釣って欲しい。

 そして私が同情しているときに釣れたら、ぜひ片側でいいからカマを分けていただきたい。それぐらいの気持ちで出かけたいと思う。

 相模湾のマグロは、跳ねている姿を見るだけでも感動ものだ。マッコウクジラもいい。

 「サバがマグロを産む日」にも書いたが、以前長男とまぐろの群れを見ていたら、トビウオが跳ねて「ア、トビウオ」と思っていたら、キメジがジャンプし、それを水面上で、すなわち空中で食いついたのを見た。二人で唖然とした。
その時長男は4kgほどのキメジの引きに翻弄され、手伝わなければ上げられなかった。
 しかし昨年は7,2kgをちゃんと一人で取った。
 今年は1時間50分もファイトした。そうだ、息子にも釣ってもらいたい。

 昨夜久しぶりにTV「Theフィッシング」を見た。ダイワ精工のテスター時代、何度か出させていただいた番組だ。「相模湾のマグロ」というタイトルに惹かれてみてしまった。
 そこには現役で活躍中の村越正海さんが出ていて、25kgもあるキハダマグロを釣っていた。さすがである。彼も「釣りに行くことが大切である」と言っていた。

 あのマグロの跳ねは見るだけでもいい。

「俺は漁師になって50年だけど、相模湾にこれだけ多くの大マグロが入ってきたのは初めてだお。」と正夫丸の船長が言っていた。

 私の予想では、おそらく来年もキハダはやってくるだろう。メバチが来るようになったら完全に温暖化である。
 温暖化の悪影響を受けている方々には申し訳ないが、相模湾の遊漁としてはいい方向だ。

釣りたい人は準備しておいてほしい。「備えよ常に。」である。

 クロマグロ対策も考えなくてはならない。

訳がわからない文になって申し訳ないデス。





写真はフィッシュ&フィンズのメンバーが久米島で釣ったキハダ39kg。

ロッドはダイワ・グランウエーブXの硬いヤツ
リール・シーライン20LD
ラインは ディープワン(PE)4号
リーダーは フロロカーボンの30号 2ヒロ。
ハリ 大型ムツ

エサ、キビナゴ3尾掛け。

ファイトタイム 2時間40分!!!!