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奥山文弥のフィッシングカレッジ

魚の生態、水辺自然環境。釣りを介した人との出会い。家族・親子の釣りが楽しい。東京海洋大学フィッシング・カレッジの情報も。

水辺環境について知識を蓄えませんか?

2009-05-28 | フィッシング・カレッジ
 6月の東京海洋大学フィッシングカレッジは、水辺について学ぶ「海洋環境リテラシー」です。
 私たちと水って、絶対に切れない関係で結ばれていますね。でも水のことは水道に蛇口をひねるだけって思っている人、結構多いものです。

今回はもうちょっと、水と親しくなるための講義です。

6月8日(月)  午後6時半から海洋大にて
詳しくは海洋大のHP

尚、

6月14日(日)は群馬県の赤城山麓に

ブラックバス・アメリカナマズ・ストライパーを釣りに行きます。


詳しくはフィッシングカレッジのホームページをご覧ください。


タックルはバスロッド、ライトアクション~ミディアムアクション

フライなら6~7番。レンタルはご相談ください。

ストライパーのデカイのは掛ったらシビレますよ。

釣り場は「宮城アングラーズビレッジ」政府公認の外来魚釣り場です。

現地スタッフも奥山が足もとに及ばないほど超優秀!!
初心者、女性、お子様(要保護者同伴)でもばっちり釣れます、釣らせてくれます。
釣りのだいご味120%味わっていただきます。

私も息子を連れて行こうと思ってます。


お申込みは okuyama@isis.ocn.ne.jp(コピー&ペーストしてください)まで



ブラックバス


ストライプドバス


アメリカナマズ(チャンネルキャットフィッシュ)






漁師どんぶり~伊豆高原ビール

2009-05-21 | フィッシング・カレッジ
 今回の報告は、海底がどうのではなく、アフターダイビング。

 夕刻のチョイ釣りで出会った親子は、お父さんがなんと四国は香川の出身で少林寺拳法をやったことがあるという、しかもライブハウス経営で、ロックな人でした。
 全く私と趣味が一緒です。ロックと釣りと少林寺ね。
 意味統合して大学の話をしたら、「ぜひフィッシングカレッジに」と興味深々。またひとつ、いい出会いになりました。

 さて夕食、宿からほど近い伊豆高原ビールのレストラン、「うまいもん処」へ。
隣には日帰り温泉があり、ここで休んで帰ることも以前は多かったのだが、今回は泊まりなのでビールを遠慮なく。

 まずは「大室」をジョッキで。そして季節限定ビールも。地物を使った刺身盛り合わせも最高でした。

 海底調査で水を取り、実験をするためのサンプリングに来ていた学生クンには、「ごくろうさん」と、とっておきのメニューとして、漁師どんを召し上がっていただいた。タベキレナーイと言っていたが、全部食べないと奢らないよ、と脅して完食。ゴクロウサマ。

 それにしてもこのレストランはスゴイ。出発前日、TV番組で美川憲一と桜塚やっくんが伊豆の旅行をやっていたのですが(題名は忘れた)、そこにも登場。
 もちろん2人は食べきれなかったというエピソード付きの凄い刺身どんぶりを紹介していたのがこれです。

 学生クンいわく、飯の上に刺身が乗っているのではなく、刺身の下に飯があるという感じだそうです。(大笑)。

 全く関係ないが、ウエイトレスのお姉さんも可愛い。

 伊豆へ出かけたらぜひ、お立ち寄りいただきたいです。景気のいい話題になること間違いなしです。




ボクは7歳、だから7匹釣ってねと言ったら、メジナを7尾釣った。我々が帰った後、25尾釣ったとメールが来ました。うれしいものですね。




この看板が目印。



伊豆へ行くならやっぱり伊豆高原ビールは飲みたい。出来れば宿泊がいい。

クラーク高校のフィッシングゼミ・実習開始

2009-05-15 | クラーク記念国際高校
 1年生は特に釣りが全く初めての子が多いから、とにかく釣らせる、最初から自分でやらせる、感動させる、絆を作る、癒しを感じてもらうなどなどいろいろだが、ひとりひとり感じ方が違うので全部一緒にというわけにはいかない。
 でもいいのは、一回きりではなく継続的に行うから徐々に分かってくれることだろう。
 彼らの成長に期待したい。

 クラーク高校フィッシングゼミのブログもよろしく。

ライズの嵐、明後日16日です。

2009-05-14 | フィッシング・カレッジ
 16日の日原川釣行会の申し込みはまだ受け付けています。
フィッシングカレッジの釣行会申込欄のもうしこみのアドレスが違っていたようで、、、。申込できなかった人はごめんなさい。

もう直りますので、そちらから申し込んでください。

金曜夜までに申し込んでいただければレンタルフライロッドもあります。


新緑祭でアユ放流

2009-05-12 | 自然科学・生態
 江戸前アユの放流は、奥多摩友愛会が3年前に下流の調布堰で捕獲したものを畜養し、5cmぐらいの稚魚を放流したことがあります。
 
 その時の放流会に息子を連れて参加したいと申し込んだら、青梅市の子供でないとダメと断られました。うちは羽村ですから。

 今回は会費200円払えばOK。ライフジャケットも貸してくれて、ヤマメのつかみ取りまでできるイベントでしたが、

「つかみ取りはしなくていい」と次男。

 で、アユの放流もバケツが足りず、順番を待っていたら、一回放流した子がまた戻ってきて、追加を入れて、、、。おいおい。

あれよあれよという間に、生簀に入れたアユは少なくなって、、、。

 親は黙っていようと思いましたが、

ついに「うちの子、まだ放流してないよ。」と言ってしまいました。

そうしたら最後の3尾をくれました。

危ない危ない。言わなかったらアウトだったのでしょうか?

200円払ったのですからね。

 やっぱり羽村はだめなのかい?と、最近温和になったと言われる私も、ほんの少しだけ、、、としました。

 
 放流後は、奥多摩のおさかなセンターの加藤憲司先生の話「川の魚」を聞いて親子ともども満足。これで200円は安いと、ほっとしました。

 でもね。安全確保のためとはいえ、ライフジャケットはねえ。最近のイベントは全部そうなのだそうだ。

「うちのイベントは安全に気を使ってますよ。」というパフォーマンスか?

 親が見るということも大切。親は岸にいて、ライジャケ着た子供だけを遊ばす親のなんと多いことか。我が家は立ちこんで釣るときは息子が上流。なぜか分かっていただけますよね。

 車で言うところのシートベルトだと、言う意見もあるが、自転車のヘルメットと言い、このライジャケと言い、安易に遊べなくしているのは責任逃れのせいなのか?

複雑な親心である。

ウグイとマルタの雑種?

2009-05-07 | 自然科学・生態
 多摩川に遡上するウグイやマルタでハイブリッド(交雑種)がいるという話を、聞きましたが、簡単に交雑しないから種が分化したのだと私は思っています。

 マルタの産卵床にデカウグイはいるけど、ウグイは一緒に産卵しているのではなく、マルタの卵を食べているのだと思います。その証拠に産卵床の中にエッグフライを投げ込むと、ウグイは次々にヒットしてきました。

 そこで私の北里大学の後輩で橋本健一さんという、ウグイの論文を書いた男に聞いてみたら下記の答えが返ってきました。

「普通は、ウグイとマルタが同じ群れで混成してますと、いっしょに産卵しているように見えるのですが、実際は同時・同所的に産卵しないと、わたしは考えてます。

 ウグイについては、性フェロモンによって産卵直前の個体が群れる習性が知られてますので、マルタにおいても、ウグイの性フェロモンとは異なるものを発して、お互いの性フェロモンの違いによって認識し合い、交雑を避けて種分化してきたことが推察されます。

 また、産卵箇所が限られてなければ、群れが一度産卵した箇所には、しばらく他の群れが産卵しないことを気仙川、稗貫川、猿ヶ石川のウグイ漁の方々から聞いたことがあります。」

 また彼の調査では海で泳いでいるウグイに50cmを超え、丸々と太ったヤツもザラにいたそうです。

 というわけで、多摩川のハイブリッド説は杞憂であると安心しました。

ウグイとマルタの写真は過去のブログをご参照ください。



江戸前アユ遡上

2009-05-05 | 自然科学・生態
 アユがピョンピョン跳ねているのを見ることはできませんでしたが、瀬の中で苔を食んでいるたくさんのアユを見ることができました。

 このアユ、上流の奥多摩地域まで遡上していないらしいです。途中の堰などに阻まれて上流まで遡上できないのが理由だとか。
 超えられる魚道もありますが、機能していない魚道もあるのでアユには難関だとか。さらには八高線の鉄橋の土台のコンクリートがじゃまをして魚道もないのでここでストップだとか、、、。
 

 しかし私はこう考えます。

 今遡上している天然アユは、実は上流まで遡上しない個体群なのかもしれないと。

 アユの遡上力は素晴らしいもので、雨が降って少しでも増水すれば、コンクリートなど泳ぎ上がってしまうでしょう。

つまり、アユには海から遡上した後、上流へ遡上する習性がありますが、果てしなく上流まで上るタイプの群れとそうでない群れがいるので、その上らないタイプの群れなのではないかということです。

 サケでも同じです。たとえばカナダのスキーナリバーに遡上するサケは河口近くで産卵する群れと、上流約400kmまで遡上して産卵する群れとがあるのです。

 多摩川のアユのルーツは放流アユです。流程の30kmほどの短い川の海産アユを放流して、その居残りが産卵し、東京湾で育って上った場合、多摩川を上ると30kmだったとしても府中あたりです。

 私たちが、苔を食んでいるのアユの群れを見た場所は登戸より下流ですから、河口から約20kmです。ここで食んでいるのですからすでに稚アユではなく、成魚ですからここからそれほど上流に上るとは考えにくいです。

 上流まで上らなくても江戸前アユはアユです。多摩川の生産力がそこまでよくなったということをより一層認識したいものです。

(写真はイメージです。)

リニューアルした奥山文弥のホームページはこちら







ゴールデンウィーク 親子の釣り その2

2009-05-05 | ファミリー
 「釣りには行かねーよ。」と生意気な口をきくようになった長男が、釣りに行きたいといいました。次男が釣ってきたから負けん気満々です。

 ちょうどその日は開成フォレストスプリングスのフライ教室の日です。
 「手伝うなら連れてってやる。」と念を押し、電車で一人で行く予定を車に変更しました。

 現地ではフライ教室の参加者に加え、連休の大賑わい。
新たにフィンズのメンバーになった新居さん、文恵さん、そして白戸さんも参加者ながらいろいろと手伝ってくれました。感謝です。

 ところがルアーのレンタルタックルの人もたくさん来て「教えて!」と次々やってきます。嬉しいことに開成は新規参加者が多いのです。

 大輪、西原の2人はてんやわんや。ええい。私もルアー教えてあげる。というわけで、、、、。

 息子もネットを持って走り回り大忙し。ルアーの女の子に釣り方を教えて、、、ハリ外しも手伝って、、、、、

ちゃんと仕事してるじゃん。

見直しました。よかったよかった。

今日はミックスの釣り教室でした。というより、釣らせ教室でした。

文恵さん、ループのライン使ってキャスティングがうまくなりましたね。と褒めておこう。

今回もお客さんが作ってくれた「開成名物・奥山塾」のステッカーを配りました。

また遊びに来てください。

昼で教室は終わりほっと一息。スタッフは働き過ぎというぐらい働いていました。体壊さないようにね。
 昼食後、釣りしていいよということで、フライロッドで釣りまくり、、、。
コイまで掛って、「やっぱりおまえは多摩川で十分だな。」とからかいました。

 しかし、立派にお手伝いした息子を今日は褒めてやろうと思います。


年配の女性客にフライを教える



最後はコイで締めくくり?



最近女性のフライ客が増えました。やはりフライはセレブ感があるのでしょうか?


リニューアルした 奥山のホームページはこちら
 

ゴールデンウィーク 親子の釣り その1

2009-05-05 | ファミリー
 狙うは、まだ残っているかもしれないマルタ、そしてニゴイ。多摩川の登戸に行きました。
 朝、現場に着くと、誰もいないのでもしかしてもう遡上は終わってしまったのかも?と不安になりましたが、「バシャ、バシャ」やってました。ほんの少し、、。

 あとから合流した新居さんは、急瀬の中に立ちこみなんと一投目でヒット。しかしラインブレイク。

 その後、次男にもヒット!!

しかしこれもラインブレイク。掛っているのではでかいニゴイです。

 そしてなんと私もブレイク!!OH NO!!!

 これではいけませんが、河原は我々の貸し切りですからのんびりと釣りができます。時間はゆっくり過ぎて行き、新居さんもニゴイを次男がマルタを、そして文恵さんもニゴイとマルタをゲット。

 私?  ハハハ。聞かないで!電車で出かけた楽しい半日でした。


ヒット!文恵さんにすくってもらった。



4月初旬に釣ったマルタより小さいけど、温かくなってからの釣りなので水遊び気分。



果敢に立ちこむ次男。都会っ子ではないね。(笑)


マルタの卵。わかりますか?


多摩川べりを歩く。電車の釣りもいいもんだ。



5月3日(日)

2009-05-01 | フォレストスプリングス
 フライの教室があるので開成に行きますが、都合がつく人来ませんか?

車で行くと帰りが混みそうなので、電車で行きます。

フライ教室参加者は若干名空いているとのこと。会ういは食事を一緒にしませんか?

朝7時過ぎには現地へ到着しています。

○○さん、よろしくお願いいたします。

マルタ犬とグランドスラム

2009-05-01 | 自然科学・生態
 先日の美しい多摩川フォーラムの観察会で、マルタの産卵が凄かったので、これなら家内にも釣れると思い、「散歩に行こう。」と誘って出かけてきました。

 出発は9時半というのんびりさ。


 駅前のコンビニで冷やしうどんなどの弁当を買い、トコトコ歩いて川まで20分。
バシャ、、、、、バシャバシャ!!

いたいた。時間はすでに11時半を回っています。

さっそく準備開始し、先に釣りを始めた家内のスプーンにヒット!

ギュンバチン!  あれ、珍しい。 4ポンドラインが切れました。そのスプーンもうないよ。

そのあと家内にまたヒット。ちょっと小ぶりのマルタ。でも試していると、メガバスのX55ピンクにヒットが集中。

ちょっと借りてやってみると私にもすぐニゴイが。そして2尾目も。

バチン!また切れた。このルアーも、もうありません。

河原に座ってランチ。ほのぼのとした時間が過ぎていきます。魚はいっぱいいるのであせらりません。

昼食後フライも試す。私はマルタと、ウグイを4尾ゲット。

家内はJGFAの記録狙いをしたのですが、大きい魚はみんな切られました。それでも2尾ゲット。

最後にルアーでウグイを釣ってグランドスラム。コイ科細魚の3種です。ちなみに全部キロオーバーだから凄い。

 私に友人がさいたまの川がそうだと言っていましたが、こっちの方が元祖「タマゾン川(多摩存川)だと私は思います。

これらの他に、ナマズ、ウナギ、スズキ、ライギョ、ソウギョなど大物を育む、都市近郊でアマゾンに引けを取らないほどの川かもしれません。

子供が帰ってくるので午後2時半にストップフィッシング。帰り支度をしていると、毎日来ているという人が来ました。

情報交換していると、犬を連れた人も。どこかで見た犬。

ブログで「マルタ犬」というのを出してる人だった。楽しい会話のときでした。

マルタ犬はマルタがヒットすると大騒ぎするそうで、、、。ハンドランディングならぬ、ジョーズランディング。咥えちゃうんだそうです。(笑)

みんな温厚です。某所のサケ釣りのようにカリカリしていません。

いろいろ教えてくれて「70cmを釣った人がいるよ。」という話には驚かされました。

今日の収穫。この2人との出会い。

二子玉川と違って駅から遠いが、いい1日でした。



まずはマルタ。以前もたくさん紹介している。



そしてニゴイ。帰って写真を見せたら長男が「ゲ!グロテスク!」と言った。普段コイを見慣れている子でもそう思うのか?あるいはいかつい生態を見抜いたか?
この魚、雑食性ですが、魚食性がハスに続いて強い魚です。



で、ウグイを釣ってグランドスラム達成!!
ちなみにこのウグイはキロオーバー!!



出会いの記念写真です。