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奥山文弥のフィッシングカレッジ

魚の生態、水辺自然環境。釣りを介した人との出会い。家族・親子の釣りが楽しい。東京海洋大学フィッシング・カレッジの情報も。

沖合いで

2009-06-30 | ソルトウォーター
天気予報は風雨強しでしたが、まったく外れて、いい天気。

沖へ出てみると、、、。 

さっそくズバッと大きな飛沫があがりました。

おおっ、と急行します。マグロなら間違いなく100kgオーバーです。

でも近づいてみるとその大物は、ブシュッ!潮を吹いて跳ねているではありませんか!?

正体はイルカ。しばしウォッチングし、再び潮目沿いに、、、、。

今日は何にも跳ねません。! タイカブラも無反応。潮が悪いという一言で片づけてはいけないですね。

でも潮目を投げる投げる、、、、。

そしてついに

バシュッ  

出たア~!

と叫ぼうとする脳への命令の途中で、青い魚だとわかりました。


マグロではなくシイラです。今年初のシイラです。しかもメーターを完全にオーバーしているオス。(目算120cmぐらいか??)

それをボートには入れずに水面でフックを外してリリース。

先日のマグロといい、今回のデカシイラといい、今年の相模湾は私にとって幸運をもたらしてくれるいい海でもありました。

 帰路、鈴廣蒲鉾のレストランがリニューアルしたと噂を聞いたので立ち寄ってみました。

えれんなごっそ   どういう意味でしょうか?

レストランに入ってゆっくりしようと思いましたが、お茶のみでは入場できませんた。 
しかしなんと、
そこにはメイプルサーモンの稚魚が泳いでいる水槽が、、、、。

 これが、あのでかいメイプルサーモンに育つのかと感心しつつ、写真を撮ってレストランを後にしました。

 今度は食事に行ってみたいと思います。




ポッパーに出たオスシイラ

元気に泳ぐメイプルサーモン

結構な筋肉痛

2009-06-20 | ソルトウォーター
 相模湾に出撃しました。船は松本修さんのGRACE号。

 ほどなくしてカツオの群れに遭遇。これを何とかヒットさせようと群れを追いかけましたが、ぜんぜん食い付きませんでした。

そのうち、でかい魚がジャンプして、、、、。「スゲエ」

トップウォータープラグを投げること10分。

「ドバッ!」

「出た!」

ドラグがキィーン。

で、えっちら、おっちらリールを巻いて、また走られて

「もう行かないでエ~。」って感じ。これを45分間やってシマイマシタ。

松本船長。フォローをありがとうございました。

 帰港後、先日築地で購入したグリーンの包み紙がさっそく活躍しました。

で、今日もその時の「強烈な筋肉痛」が残ってます。

体力の限界か?鍛えなきゃ。



胃袋に入るのを冷蔵庫で待つ



息子よ

2009-03-27 | ソルトウォーター
 シーバス釣りに行ってきた。結構渋かった日だったが、親子の釣りとしては楽しかった。
 親父に挑む息子も可愛いものだ。

結果  数は7対4    大きさは58cm、50cmで息子。私は最大で48cmだった。

 もっと上達したら、船の前の方へ行って、バリバリ釣ろうぜ。

クロダイ釣れました。

2009-02-07 | ソルトウォーター
 釣り方は、フカセ釣り。コマセを入れて何と6時間後に一発アタリ。静岡市まで行った甲斐がありました。

43cmでした。

クロダイは難しいと知りつつ、、、、。

でも釣れない。
あのいぶし銀がきれい。

だからウレシー。

ロッドはがまかつチヌ競技スペシャル黒斬 F53
リールはダイワ・トーナメント2500C
ラインはサンライン磯スペシャルテクニシャン1,5号
ハリスはVハード1,25号
ウキ・彩ウキクロダイスペシャル

マグロを食べました。

2009-01-24 | ソルトウォーター
 とはいえこのマグロではなく、後ろで息子がファイトしている魚です。
 昨年10月11日(日)、相模湾でのフィッシング・カレッジ釣行会にてマグロを連発したときの魚です。16名参加で15発ヒット!20kg~30kgのキハダが5本上がりました。




 巨大な柵をみんなで分けて、持ち帰ったのですが、我が家では少し冷凍しておいて忘年会で、大トロをそして昨夜、食べるものがなくなったので中トロを解凍してマグカツ、刺身で食べました。
 刺身は水っぽく、「こりゃダメかな?」とキッチンペーパーで包むと、、、。
 脂でベタベタでした。吸い取ってさらに並べ、
 そして食べてみると「う、旨い!」
 マグカツも旨い! もっともっと魚油の勉強しなきゃって思いました。
ちなみに、海洋大の矢澤先生の話では、マグロのDHAなど不飽和脂肪酸は、冷凍しても品質に変化はないそうで、、、、。
 季節はずれのマグロでしたが、でもでも冷凍していない生の方が、同じ美味しさでもプリッとしてよかったと思います(正直)

 今年も早くマグロの季節にならないかなと、家族で願った夜でした。

 その前に渓流解禁か???






カツオ

2008-11-05 | ソルトウォーター
 釣れないコンビと言われているフィンズの白戸サンと一緒にカツオ釣りに出かけた。もしかしてキハダ?の期待もあった。

 海は風が南から北に変わりそしてまた南に変わるという中で、吹いたり凪たりして、しかも太陽が照ったり曇ったりで、ジャケットの脱着が忙しかった。

 ナブラに当たるとそれはイワシ玉で、2人いたルアーマンの一人がすぐにヒット。私も横へ行ってネズミングすると来るわ来るわ。連発だった。

 もし散水して叩いていたら大変なことになったことだろう。で、もう一人のルアーマン、なかなか釣れない。聞くと小さいルアーを持っていないのだとか。ルアーケースには重そうにごちゃまんとジグが入っているのに、、、。

 私はジグを持っていなかったが、ネズミで十分な釣果を得た。

白戸さんもジギングを開始すると、あららすぐにヒット。釣れないコンビ解消か?

で、もう一人の人にジグを貸してあげた。

そしてヒット。これでみんな幸せ。自他共楽。

私はビシ釣り開始。

特船オキアミと船丸オキアミの抱き合わせで釣る。ヒラソーダ、カツオが掛った。

そしてファイナルは水深70mで起こった。

ドッカーンとヒットしてロッドがしなる。強く締めてあるはずのドラグが出ていく。150mほどで止まった。

ぶるぶるぶる、、、、。


あのキハダ独特の引きが伝わってくる。

「やった!」 リールを撒き始めると、10mも巻かないうちにまた潜りだした。

 そこで

ロッドが大きく上下に振れる。


あ、やばい!

ふっと軽くなった。ヤラレタ。サメだ。食われてしまった。

ラインが切れたか?いや天秤はついている。

あれ?

ビシが半分ない? サメはこっちにもアタックしたのか???

マグロの頭さえもイってしまった。

こんなこともあるのだ。
















さらば高級リールトーナメント!?

2008-09-28 | ソルトウォーター
 トーナメント。別に私は競技をするわけではないが、このリールは常に進化した。

浅溝ロングスプール、マイクロピッチドラグで登場したSSシリーズ。このリールはパラオの磯で12kgのロウニンアジを12ポンドラインで釣ることができた。
チョイ釣りしてたら掛っちゃったんだけどね。

このリールが基本でスーパーメタルボディのEXが出て、ドラグも優秀だから8ポンドラインでのシイラゲームが可能になった。そしてインフィニット(無段階ストッパー)機構がついたり、今度はバックラッシュ防止に、ロングスプールとは逆の発想でドデカコンパクトというスプールも出た。
そして強力なエアベール。
エアリティーや、ルビアスも。そして3000番クラスだがフォースも。

いま、セルテートやソルティガがあるのも、このトーナメントでの実績があるからであろう。

私も何台か使い続けた。今でも6台ほど現役で活躍している。2500番同士、、3000番同士はスプール交換が可能だ。

大型バージョンはTD-Xとして4000~6000があったが繁用していた4000番の調子が悪くなったのだ。

中を開けてみてびっくり。確か1昨年、オーバーホールに出して、昨年は5回ほどしか使ってなくて、今年は回転が悪いのでと思っていたら、、、。

ちゃんと水洗い、水ぶきしていたのだが、中に潮が入ってその塩分がグリースに交じっていたずらしていたのだ。

ボディの細い一部は、腐食していた。

さっそくブレークリンで洗浄、努力してみたが、ゴリゴリ感は治らない。

友人が彼の持つTDXをオーバーホールすべく見積もりだしたら17000円と出たのでやめたそうだ。

防水の時代なのか?ソルティガ、キャタリナ、リアルフォーのセルテートやカルディアKIX。みんな防水である。

JGFAの日本記録で、私たちの仲間がライトタックルで仕留めているものはすべてこのトーナメント3000番~4000番である。
この記録は競技ではない。


この1台、いつまで使うか?

















だめだお~。でもシイラは楽しいぞ。

2008-08-21 | ソルトウォーター
 依然大物に湧く相模湾。各地の船宿で、20kgオーバーが続々上がる中、青木丸軍団は生き餌で、大物を掛けてはいるものの、ラインブレイク続出。

 この日もソルトが初めての女性2名を含む8名で出港。朝から掛るキハダはすべてビッグ。

まずこの女性にヒット。

 師曰く「なぜか女に大物がヒットする。」

 で、ラインブレイク。

 またまたもう一人にヒット! 水面でズバッとしぶきをあげたのは間違いなく20kgオーバー。私ははっきり見てしまいました。

彼女はつりざおを持つのが初体験。ソルティガのベイルを戻すといきなりドーン。強烈な引きですう。

訳が分からずドラグがうなり、、、、、ラインブレイク。


ほかの4人にもヒットして、この日6発掛ったがすべてアウト。


うち2回は スプールドアゲイン=スプールが空


やられました。


「だめだお~。とれねえお~。」と船長は笑いながら言いました。


われわれの装備と技術では無理と判断した船長は、シイラ釣りへと変更。

誰も触っていないので、シイラは元気。


70cm~95cmぐらいの取れるサイズのグッドファイターが遊んでくれました。

 なかにはメーターオーバーが混じってましたが、それらもラインブレイク、、。でもみんな楽しく釣ってました。神経質になってやるカツオやキハダより明るく楽しいシイラです。

「フライでマスも釣ったことがありません。」という若者に
フライロッドも貸してあげた。Gルーミス&エイベルですよ。

で、シイラ連発。

「フライを初めてやったけど面白いですねえ!」と感激してましたね。そりゃそうだわな。


 明日はクラーク高校の夏期講習で再び相模湾へ。




遊び相手とはいえシイラ。キハダの陰になってしまったが、本当はこの釣りが面白いのだ。



取れませんでした。次回は頑張ります。




キハダラッシュ!!!!!

2008-08-03 | ソルトウォーター
 毎年シイラ例会と称して集まっているが今年はキハダが凄いので、ツナ例会になった。
 青木丸、第2青木丸に分かれて乗船。思い思いにキハダやカツオを釣った。
フライロッドしか持ってこなかった姐さんが、スピニングを借りて釣ったキメジがいちばんデカカッタみたい。7kgぐらいかな。

 私はルアーでカツオ1尾、ライブベイトでキハダ2尾、そして最後の小さなブイに付いていた小さなシイラはフライで。

 やったぞ!グランドスラム!!!!
それよりも今年にキハダとっても美味しい。旨い。脂乗ってる。この時期にしては珍しい。カツオもプリプリ。パキパキの青臭いやつはいないようだ。
我が家ではまた、DHA中毒の夏が始まった。


8月10日は フィッシング・カレッジ釣行会で再び青木丸をおとずれる。

まだ空いてるよ。詳しくはコチラ

こんなにいるぜ

2008-07-30 | ソルトウォーター
 私は車がドック入りしているので参加出来なかったが、キメジやカツオがバシバシだそうだ。しかも散水機の中に入って、、、、。
 で、写真は先日のシイラ。こんないて、いや全体では船の回りにこれの10倍以上群れていた。

 どれから釣ろうか???? いいんだよ、釣っても。

 ウーッ、ハーレムじゃあ!!


 8月2日(土)フィンズのツナ例会も楽しみだ。

デカマダイ

2008-04-29 | ソルトウォーター
 知人の船に乗せていただいて、相模湾の沖へ出てみた。狙うはシイラ、カツオである。
4年ほど前には4月20日に最初のカツオを釣ったから期待大、、、。
 ところが行けども行けども魚影は見つからず。
 岬の尾根の沖合い水深100mぐらいの場所で何やら魚探反応が、、、。
同乗者がジグを沈めてみると、掛かってきたのはなんとマダイ。
 あらら、まずい。私はジギングタックルがない。ポッパーだけだったのだ。
何回か貸してもらってシャクってみたけど、アタリはなしでボウズ。と言うわけでこの息子が抱える大鯛は、2尾釣った人から1尾分けてもらったものデス。
 美味しかった。自他共美味ですな。
 次回はジギングタックルを忘れずに行こうと思いマス。僚船ではヒラマサも上がっているようだから。

春一番

2008-02-25 | ソルトウォーター
綺麗なシルバーのキチヌは1,05kg 

 私は果敢にもノッコミ(産卵で浅場に来る)のクロダイを狙いに行っていた。同行者は、と言うより、ほとんど案内していただいている北里大学水産学部の先輩、長岡寛さん。そして便乗員の山本恵子さん。
 釣り方はウキ釣りだけど、エサがスゴイ。ウルトラバイトαというフェロモンが入ったマルキューのくわせオキアミスペシャル。(名前が長すぎるよ~)。で、コマセにもフェロモン入りのメガミックスチヌを入れたりしてもうフェロモンがムンムン、、、。恵子ちゃんからか!?
 そして私は朝一投目でキチヌが釣れちゃって驚いちゃった。続いて恵子ちゃんも。しかしその後、風が強くなりすぎて参った参った。そんな中で一発が来た。
 長岡さんの52cm、2,5kgは立派だった。そのすぐ次のキャストでまた!え~!?マジでクロダイってこんなに釣れていいの?
 その次は私かと思ったら、今度は恵子ちゃんにヒット。これは彼女の記録の40cm1,2kg。
 そして今度こそ私か?と力が入ったら、「風強いから帰ろうよ。」だって。あらら。
 いつか私もこんなヤツを。
 この日は春一番が吹き荒れたのでした。海辺は埃が少なくてヨカッタ
関連写真はフィンズのブログで。


長岡さんの52cm、2,5kg。ウームスゴイ!

脅威!メーターオーバーのスズキ

2007-12-10 | ソルトウォーター
 毎年12月の初旬に東京湾で忘年シーバス釣り例会&屋形舟を催しているのだが、今年は凄かった。
 ジグで障害物周りをやると、30cm前後のセイゴサイズが連発。船長に「数は出なくていいから大物の可能性がある所へ行ってほしいと頼むと、来ました来ました。
 第一海堡付近の浅場。ここでスピナーテイルや、バイブレーションをみんなでナがまくるわけだ。だれにヒットするのかは分からない。
 で、一発目のヒットは田中康弘さんに。あれ?マゴチだ!ルアーはメタルジグ。ボトムを叩いていたら釣れたそうな。
 そして次は豊橋から来たハマちゃんに。スズキだ。で、デカイ80cmぐらいか?でもバレテしまった。
 と言うようなビッグフィッシュが他にもヒットしたが、続けて3尾バラシ。
 そして4尾目は、、、、。誰に来るのか?みんなが「オレに来る。」と信じて投げ続ける。私がバックラッシュしたその時だった。
 「来た!」後ろの人の竿が曲がっている。引きが強すぎる!ジャンプもしない。「エイか?」
いやいやスズキです。浮き上がってきた。デカイ、でかい!ビッグ、ヒュージ
 巨大でした。
先ほどバラしたハマちゃんがすくう。ネットインしたら全員から歓声が上がる。
 船長もキャビンから出てきた。
 測ってみると100センチと5ミリ。スゲエ!メータースズキだ。初めて見た。感激した。自分が釣ったみたい。フィンズは自他共楽。
 みんなで記念写真を撮った。
 おっと、釣ったのは田中正実さん。彼もどんどんはまりそうだ。
 


この冬も

2007-11-29 | ソルトウォーター
 来年用のフライを巻くべし。と思いつつ、古いフライの改造になってしまう。最近では海のフライの本や雑誌が出ているので、情報にはこと欠かないが、我々はそうではなかった。
 洋書を取り寄せ、あるいは海外に行った時に購入し、ショップでの完成品を買って、現物を見て、何故そうなのか、などなど研究し、フライタイイングを楽しむだけでなく、実践で釣れるフライ(釣れそうな)を巻いていた。
 ソルトのフライの対象魚、とりわけ沖合いのデカイ魚には遭遇のチャンスが少ないので、試すと言うことも、比べると言うことも、友人の協力なしでは実行できない。それでも実験は成り立たないことも多かった。
 今度の群れはね、このパターンで、ピンクが食うか、ブルーが食うかってやってるでしょ。そして群れに当たって、デカイのを食わしちゃうと取り込むのに1時間とか掛かっちゃうわけ。その間群が船に付いていればいいけれど、そうでないときは「あ、ブルーでデカイノが釣れた。」という結果だけに終わっちゃう。
 カツオのフライなんかは漁師のバケを真似して巻いて、結構船長にバカにされたけど、爆釣フライが完成したら、正夫丸の船長が、そのフライオレの分も巻いておいてくれって。だってそのときは船長のバケより、私のフライのほうが格段に食ったから。
 で、その次に行ったら港で用意している人が、「フライを見せてください。」って。どんなフライがいいかって船長に聞いたら「オクヤマのフライがいい。」って言われたとか。
 で、そのフライを真似して巻いた友人の一人がなかなか釣れないというので、同乗して奴のテクを見たら、使い方が全然違ってたということもあったなあ。
 今、最終的ではないけれど、もうこのフライだけで良いって感じているのはキャンディというパターン。ボブ・ポポビックスと言う人が考案した、ルアーのようなフライである。
 小魚に似ている、壊れない、修理が可能。しかもよく釣れる。
 写真はエポキシが黄色くなってしまったものだけど(歯型付き)、その下は銀紙貼って、黄色くなりにくいと言うエポキシで固めたもの。ちょっと再生したって感じ。
 マスターは黄色くなったらなったでそういる色のフライだと思って使えばいいと言うが、私は変色したフライはいやだなあ。期限切れって感じで。

 正直言うと、フライタイイングも億劫になりつつある年になった。若手の仲間にマテリアルを提供してテクを教え巻いてもらおうとも考えてみた。量産型はそれでOK。しかし今後狙うであろうクロマグロ用フライは、何がいいのか分からない。誰の教えてくれない。自分で考えるしかない。だって釣った人がほとんどいないから。
 教えてくれないから自分で巻く。自分で想像するから面白い。人の真似では満足できないのが男ってもんだ。
 フライを巻くのではなく、夢を巻いているんだぜ。しかし年を取ると夢も薄らいでいく。(悲)
 初めてフライを巻いたころ「このフライは絶対だ。」と誰もが思ったはず。
しかしいつの間にか評論家になってしまうのもフライタイヤーの特徴。(笑)
 綺麗なフライ、飾っておきたくなるフライ、人を感動させるフライも必要だが、釣れるフライと釣れる使い方を知ることそして使いこなすことが、フライフィッシャーマンには必要だ。
 それを習得するには、教わることだけでなく、自分で考えることのほうがはるかに大切だ。
 修行である。

今年のフライタックル

オービス・トライデントTL9012
エイベル・スーパー8

オービス・トライデントTL9010
オービス・ヴォーテックス9・10

セージRPLX1090(20年モノ)
ビリーペイトボーンフィッシュ(20年モノ)
今年もこの3セットが活躍してくれた。

オービスのT3のデビューは来年に持ち越し。