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奥山文弥のフィッシングカレッジ

魚の生態、水辺自然環境。釣りを介した人との出会い。家族・親子の釣りが楽しい。東京海洋大学フィッシング・カレッジの情報も。

13日はカツオ爆釣!

2009-09-13 | フィッシング・カレッジ
 今日は南風も強く、波があって「こりゃダメだ。」と思ってましたが、カツオの群れは凄かったです。
 動画を取るのに夢中になってましたから、画像は少ないのですが、今日は今年初めてフライロッドが活躍しました。
 他の船もバシバシ入れ食いです。
朝6時に出港して9時に終了した船もあるほどでした。
 タタキという一本釣りをした人は、バンバン釣れるので、「ヤバい!止まらなくなる!」と次回はやるのをは止めようと言ってました。漁師が夢中になって獲る気持ちがわかったとか、、、何の何の!
 私はしっかり5尾で止めました。
あれはやっぱり漁です。

 その後ルアーとフライで5尾釣って10尾。

フナ酔いした人もいましたが、我々も12時上がりでハッピー!

 タタキで釣った人、持ち帰れないほど釣らない方がいいと思いますよ。


今夜はカツオのタタキをいただきます。

写真は林コータロー少年と、いろいろとお手伝いいただいた白戸さん。白戸さんもフライフィッシングを楽しんでいました。






明日はカツオ釣り

2009-09-12 | 奥山の独り言
 明日は東京海洋大学フィッシングカレッジの釣行会です。
 準備は全部整い、あとは風呂に入って寝るだけです。しかし私の体はガタガタ。少林寺の昇段試験以来、腰は痛いまま。
 そして一昨日は、庭の木を手入れしていたら毛虫がたくさんいて、しかもアメリカシロヒトリであろうその毛には毒があり、今上半身はかゆいかゆい。こんな状態で、明日の入れ食いが楽しめるのでしょうか?
 カツオのナブラを見たらいつもの漁師モードに突入可能なのでしょうか??
こんなに熱くなれる釣りは、あまりありませんから、貴重な釣りだと思ってます。
 カツオも台風が去った後、今日まで4日間連日入れ食いで、早上がりなんて言ってましたが、果たして明日は、、、。

 ところで、相模湾とはうらはらに近海のカツオ漁は不漁だということを聞きました。深刻なんだと。そりゃあ漁師は深刻でしょうね。しかし私たちだって、日常の仕事ではもっと深刻な状況に陥ってますから、まったくかわいそうだと思いません。魚を食べる国民としては、カツオが手に入らなければサンマがあるし、サンマがだめならサバもあるし、、、。
 釣った魚は何でも美味しいし、、、、、。
 マグロとカツオは貴重な魚類ですが、それらだけが魚ではありません。だいたいマグロに国民の注目が偏って、地魚を食べなくなったから漁業が崩壊してしているわけで、それはマグロ漁だけよく特集するマスコミのせいでもあり、他の美味しい魚をアピールしない魚屋さんのせいでもあります。
 われわれ釣り師は幸せです。不漁なカツオを釣って食べることができるのですから、、。

次回のフィッシング・カレッジは魚の流通。最低限知っておきたいこと、たくさん学べると思います。


写真は相模湾洋上の次男。最近強くなってきました。



 

青ちゃんのブログに

2009-09-08 | その他
 知ってますか?青嶋工房。青嶋晃さんが独立した工房です。彼は倒産した恐竜ブランドのマスターデザイナーでした。彼が世に排出した優秀なルアーは皆さんも知っていることと思います。

バスなら ○○○ラッシュ、ホッ○○・○○ツイーとか

トラウトなら ○○ウニー、T・○ックスとか

そしてソルトなら  ○ビペン、そして○コトウィッチャーなどなど、、、。

皆さんお世話になったでしょう?

勤めていた会社が経営破たん以降、どこかのメーカーに再就職したのかと思っていました。しかし彼は独立して、流(ryu)という凄いミノーを出してました。

先日開成FSに行ったら「青嶋さんのブログに出てましたよ。」とお客さんから言われてみた見たのがこれ

 こんな時代もあったんだなぁ、と思い出にふけるときでした。また青嶋さんを応援したい気持ちになった私でした。

写真は青嶋工房のHPより


カツオで健康になる

2009-09-08 | フィッシング・カレッジ
 今、相模湾でカツオが釣れ盛ってますね。このカツオは実は私たちの健康に非常にいいんです。
 ですからカツオを釣って食べるということは、釣りという趣味も正当化でき、かつ、超新鮮な魚が食卓に並んでこれ以上、安心、安全な魚はないわけです。

 で、そのカツオ食品学の権威でもある矢澤一良先生が、これでもかっていうほど魚食の健康性を話してくれました。

 詳しくはコチラ







夏のミノーング

2009-09-04 | フォレストスプリングス
 北海道でクマと遭遇した後は、開成フォレストスプリングスで、ルアーフィッシング。
 この日はアングリングファンのミノーイング取材でした。
 クラーク高校3年生薬師笙子ちゃんと一緒に、炎天下の中でミノーを引く。魚が追う、食いつく。
バシッ、スポッ。
惜しい。アワセが決まりません、、、、、。

開成の池には自然繁殖しているコイ科のミノーがたくさんいて、釣れるはずなんですが、、、。

なんてことを繰り返しながら笙子ちゃんがゲット。

お魚大好きの笙子ちゃん。良型が釣れるとキープ。ここではクマに食べられてしまうこともありません。(笑)

スタッフの大輪さんの話では、本当は夕方がいいそうです。でも編集長は用事があって早上がり、笙子ちゃんもお勉強。と昼食後には解散。

一番いい時間帯を釣らなかったのですが、有意義に過ごせた残暑の日でした。

この日のヒットルアーは、ジョイントラパラと、ブラウニーでした。その理由は常連さんと一致したため、私もひと安心。

ラパラはミノーの歴史です。 25年前、芦ノ湖でミノーイングが大流行したときは13cmキンクロがスターでした。

 東京湾では相変わらずCD9が釣れています。
その後発表されたシャッドラップもバス用としてヒットしまくりです。

 単に「これが釣れる。」という情報だけで買うのではなく、ルアーの歴史や、なぜ釣れるのか考えると、ルアーフィッシングも楽しくなることでしょう。



開成のマスの引きは野性そのもの。笙子ちゃんは引きに驚いていました。



北海道の旅その2 グランドスラム!?

2009-09-02 | 自然科学・生態
 後ろを振り返ってみたらそこにいたのはヒグマ!!!

ウヮオ! 近すぎる!  その距離3m。

以前、バビーンリバーのロッジの庭先でのグリズリーとの遭遇より近いじゃん!

あの時はお互いがびっくりして逃げていったけど、こいつは全然逃げないのです。

人間に慣れているとすぐわかりました。

私はすぐにカメラを出し、シャッターを切りましたがまだ暗いのでブレブレ。

そこでデジカメの特徴であるISO感度をすぐに上げて撮影開始。ってそんな余裕かましている場合じゃないだろうと自分でも不思議でした。



番屋の主がロケット花火を当ててもクマは驚きません。投げた石は手(前足)ではじき返しました。ゴジラ対エビラのようでした。

クマは後ろに置いてあるカラフトマスをほとんど食いつくしてから森に消えて行きました。

さてどうします?遠藤さんと望月さん、村山さんはまず食事をしながら考えましょうと、朝食に取り掛かります。

他の人たちはみんな帰り始めました。

残ったのは私たちだけ。

クマが森に戻ってしばらくしてからまた釣りを開始しました。今度は後方をチラチラ見ながらの釣りです。

 で、何匹かのカラフトマスを釣ったらまた現れました。見てるんでしょうね。村山さんはさっと魚を隠して番屋の方に持って行きました。

 クマは川で遡上した魚を狙ってます。不思議に今度は危険を感じませんでした。


写真もいっぱい撮って、、、。動画も撮ってから私たちはその場を去りました。

今回の件は釣り人も愚かでした。釣った魚の内臓を、カモメに食べさせるか、も使えればいいものを、河原に放置する人が多すぎたのです。

また番屋に泊った人がデカクーラーに前日釣ったカラフトマスを入れておいたら全部食べられたとか、、、。奴はクーラーの留め具を外すことを知っています。


またこのエリアでクマに襲われた釣り人はいません。

でも、今回、私が一人目になった可能性は十分あったのです。

帰還したから言えることですが、今回の釣りはグランドスラム。

エゾジカ、キタキツネ、そしてヒグマでした。