受験生の憂鬱

中３のムギにとって、この夏休みは
受験に向けての天王山（と言われますよね）

進学塾に通っているので
まさに怒涛のスケジュールです

夏期講習は１日約６時間。
でも、その前に半強制の自習が６時間。
夏期講習の合間に合宿というものまでありました。

そんなに根をつめて勉強した経験のない
私にとっては、そんなにやって大丈夫？？
とビビッてしまいますが
幸い、ムギは塾が大好き

塾が、というよりも、塾でのお友達や
先生が好きで、だから難しい勉強も
ついていこうと頑張れているような感じです。
（感覚的には、部活？）

今日は、そんな夏の勉強の成果を試される
模試がありました。

「頑張ってね～」
と、最寄の駅まで送ってやり、
どうだったかな～？と思いながらお迎えに
行きました。

ところが、どうも出来が悪かったようで
「どうだったの～？」
と聞くと、
「ワース　ｏｒ　ワースト」
と、言う返事。

「んっ？良くなかったってこと？」

「だからー、そう言ってるだろ！？
悪い！または、今まででもっとも悪いって！」

と、いきなり噛み付いてきました。

「そうなんだ。ふ～ん」

「そういうこと、いちいち聞くなよな！」

いちいち、つっかかってきます。
さすがに私もむかつくので
売り言葉に買い言葉。

「ちょっと、八つ当たりするの、やめてくれる」

もうそこからはバトル勃発です

結果が悪くて落ち込んでいるのはわかるし、
イライラしてつい暴言を吐くのも分かります。
やさしく慰めてやるべきだと思います。

がっっ

私も人間なので、カーッっときます。

何を言ってもけんか腰なので
ここはもう、これ以上かかわらないほうが得策！
「もううるさい！黙って！」
と、以後ひと言も口をきかず。

家に戻ってから、声をかけたのは
「ごはん食べな」
のひと言だけ。

一触即発なので、お互い無視。
モノを置く時も、ドン
ドアを閉める時も、バンッ
台所の後片付けが終ると、早々に
寝室にひきあげました。

しばらくすると、夫がそ～っと入ってきて
「どうしたの？」

「え？べつに。なんでもない」

「ムギとケンカでもした？」

「なんで分かるの？」

「なんとなく・・・」

「だって、あいつさー」
と、夫に愚痴ると

「そうか～。結果が悪かったのか～。
さっき、ゲームでも撃沈したみたいで、
腐ってたぞ」

どうやら今日はムギにとって
踏んだり蹴ったりの１日だったよう。
ま、そんな日もあるさ。

切替えて、乗り越えることも大事

なんて。
私はそんな些細な口げんかさえ
なかなか切り替えられない器の小さい人間ですが

まだまだ修行が足りませぬ