工作中の叡電デナ11はお顔の
工作をはじめました。
いよいよ難関のタマゴのお顔の
工作です。
デナ1形と同様の半円の特徴ある
お顔
美しくエッチングされています。
円筒形の紙筒のあてて慎重に
カーブを付けていきます。
お顔のカーブは付属の補強板にて
調整していきました。
外側と内側面をおおむね
曲げました。
車体の幅にきっちりと合わせるため
角材等でこのような治具を作りました。
工作中の叡電デナ11はお顔の
工作をはじめました。
いよいよ難関のタマゴのお顔の
工作です。
デナ1形と同様の半円の特徴ある
お顔
美しくエッチングされています。
円筒形の紙筒のあてて慎重に
カーブを付けていきます。
お顔のカーブは付属の補強板にて
調整していきました。
外側と内側面をおおむね
曲げました。
車体の幅にきっちりと合わせるため
角材等でこのような治具を作りました。
工作中の叡電デナ11は下回り工作を
進めました。
動力は安定したコアレスパワトラを
使用します。
単体車両ですのでこれで十分です。
床板はエッチング板の2枚重ねを
使用し、本体にはアングルにて止める
方法としました。
床板にパワトラ取付け穴を
くり抜きます。
アングルに1.4mmのタップを
左右各4か所立ててネジ止めします。
これで車体はしっかりと安定
しました。
実車の台車は舶来のボールドウィン台車
日光のD14を少し改造する予定です。
床板に台車を装着してみました。
だんだんとらしくなってきました。
工作中の叡電デナ11はウインドシルの
取付けを進めました。
ウインドシルの取付前にドア沓摺を
取付けました。
旧車のウインドシルは上部が丸みを
帯びた形状になっています。
ここがわりとカタチとしてのポイント
でもあるので二段表現とします。
板目にはみ出したハンダは安物の
彫刻刀でキサゲしました。
切れすぎると傷がついてしまいます。
上部の丸み部分は0.5mmの真鍮線を
先にハンダ付けし、次に下側に帯材を
ハンダ付けしました。
キサゲしたウインドシル
叡電デナ11の工作に取り掛かりました。
屋根のカーブが深いので苦労しました。
デナ11の車体部分
コの字形だった屋根を丸形に
していきます。
屋根カーブのガイドが付属しており
これに合わせてカーブを付けていきます。
車体1枚ではカーブを作るとき
細い窓桟が曲がってしまうので
内貼りをハンダ付けします。
これで車体の強度が上がります。
指の腹で押したり、丸棒でゴロゴロ
したり、えっちらおっちらと気長に
丸めていき、だいたいのカーブに
仕上がりました。
このあとドア沓摺の差し入れ分を
あけてドアをハンダ付けしました。
嵐電ク201が完成したので
次の工作対象を長らく宿題と
していたこの車両にしました。
叡電デナ11形です。
デナ1形の増備として1926年(大15年)に
製造された車両です。
デナ1形を3扉車にしたような車体
デナ1形のドイツ製電装からアメリカGE社製に
変わりました。
デナ11形は終戦前に車両不足にあった
傍系の福井の越前線に狭軌に改装されて
転出、ホクハ31となりました。
こうした経過から叡電におけるこの車両の
存在は全く知りません。
その後、このデナ11形は車体更新され
ホデハ241形として活躍しました。
7年ほど前に、この車両のエッチング板を
製作された所属クラブの会員のM氏から
この貴重なエッチング板を分けて
いただきました。
タマゴ形のお顔をはじめ組立には
かなりの困難が予想されます。
何とか頑張ってみたいです。