夢鉄道のブログⅡ

HOゲージを主体に蒸気機関車、電気機関車、電車などのブラスやペーパー工作の記事を掲載します。

タマゴのお顔はやりづらいです

2024-02-26 10:02:36 | 叡電旧車

工作中の叡電デナ11はお顔の

工作をはじめました。

いよいよ難関のタマゴのお顔の

工作です。

デナ1形と同様の半円の特徴ある

お顔

美しくエッチングされています。

円筒形の紙筒のあてて慎重に

カーブを付けていきます。

お顔のカーブは付属の補強板にて

調整していきました。

外側と内側面をおおむね

曲げました。

車体の幅にきっちりと合わせるため

角材等でこのような治具を作りました。

 


動力はコアレスパワトラで

2024-02-18 13:51:19 | 叡電旧車

工作中の叡電デナ11は下回り工作を

進めました。

動力は安定したコアレスパワトラを

使用します。

単体車両ですのでこれで十分です。

床板はエッチング板の2枚重ねを

使用し、本体にはアングルにて止める

方法としました。

床板にパワトラ取付け穴を

くり抜きます。

アングルに1.4mmのタップを

左右各4か所立ててネジ止めします。

これで車体はしっかりと安定

しました。

実車の台車は舶来のボールドウィン台車

日光のD14を少し改造する予定です。

床板に台車を装着してみました。

だんだんとらしくなってきました。

 


ウインドシルは2段式に

2024-02-15 10:44:34 | 叡電旧車

工作中の叡電デナ11はウインドシルの

取付けを進めました。

ウインドシルの取付前にドア沓摺を

取付けました。

旧車のウインドシルは上部が丸みを

帯びた形状になっています。

ここがわりとカタチとしてのポイント

でもあるので二段表現とします。

板目にはみ出したハンダは安物の

彫刻刀でキサゲしました。

切れすぎると傷がついてしまいます。

上部の丸み部分は0.5mmの真鍮線を

先にハンダ付けし、次に下側に帯材を

ハンダ付けしました。

キサゲしたウインドシル

 


屋根のカーブにひと苦労

2024-02-11 09:25:47 | 叡電旧車

叡電デナ11の工作に取り掛かりました。

屋根のカーブが深いので苦労しました。

デナ11の車体部分

コの字形だった屋根を丸形に

していきます。

屋根カーブのガイドが付属しており

これに合わせてカーブを付けていきます。

車体1枚ではカーブを作るとき

細い窓桟が曲がってしまうので

内貼りをハンダ付けします。

これで車体の強度が上がります。

指の腹で押したり、丸棒でゴロゴロ

したり、えっちらおっちらと気長に

丸めていき、だいたいのカーブに

仕上がりました。

このあとドア沓摺の差し入れ分を

あけてドアをハンダ付けしました。

 

 


今度の工作は手ごわい

2024-02-06 09:59:07 | 叡電旧車

嵐電ク201が完成したので

次の工作対象を長らく宿題と

していたこの車両にしました。

叡電デナ11形です。

デナ1形の増備として1926年(大15年)に

製造された車両です。

デナ1形を3扉車にしたような車体

デナ1形のドイツ製電装からアメリカGE社製に

変わりました。

デナ11形は終戦前に車両不足にあった

傍系の福井の越前線に狭軌に改装されて

転出、ホクハ31となりました。

こうした経過から叡電におけるこの車両の

存在は全く知りません。

その後、このデナ11形は車体更新され

ホデハ241形として活躍しました。

7年ほど前に、この車両のエッチング板を

製作された所属クラブの会員のM氏から

この貴重なエッチング板を分けて

いただきました。

タマゴ形のお顔をはじめ組立には

かなりの困難が予想されます。

何とか頑張ってみたいです。