夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

うららかな陽気に誘われて出掛けてみました

2022-04-19 15:33:23 | Weblog
朝から所用で須坂へ。
帰りに長野市の通称西山、山里へ桜の様子を見に行ってきました。
なんでもない風景ですが春ですねえ。

カメラは FinePix S2Pro

一番の目的地が思い違いで見つからず山道をあっちかなこっちだったかな。
何度も通りかかってお気に入りの杉林の道に出ました。
物語ができそうな風景です。


視線を南に移すと。
もっと光を!


目的のポイントはここじゃないけどここもいいですね。


向こうの丘は一面に淡いピンク。
あそこも寄りたいけど道がわかりません。

案外あそこに行くより遠くからの方がいいかも。

上空にこんな曇があって光の状態がどうも。

風がなくてちっとも動いてくれません。

狙っていた場所は勘違いでこの先でした。
でもここも大好きな所です。


到着。
ここの様子が見たかったんです。

実は条件さえ良ければここで HVR-Z5J で回しっ放しの映像を撮ろうと考えていたんです。
見た感じでは桜はまだ2,3日は大丈夫そうなので明日あたりに出直しです。

ここは2年前にも写真を撮りました。
このときのカメラは EOS20D でしたが撮影位置とアングルはほとんど同じでした。レンズはどちらも28mm。

光が違うとこんなに写真の感じが変わるんですね。

帰り道は国見の棚田にも寄りました。


縦構図でもう一枚。

もうちょっと空気が澄んでいれば戸隠連峰がくっきり見えるんですがそれじゃ話ができ過ぎ。

あのお婆ちゃんの家は布団が干してありました。


国見一帯は前に HL-95 で撮影しましたがあれからもう3年、歳月はあっという間に過ぎていきます。
あの頃はコロナ禍は無いしウクライナ戦争も誰も予想しませんでした。

3年前に古い放送用カメラで撮影した映像を YouTube で改めて観ました。
試し撮りという名の本気で、ぎこちないカットもありますが3管独特の味が出ていて我ながら感心。
人間の内面に働きかける「郷愁」という曖昧な感覚は固体撮像素子とデジタル処理が一番苦手な部分というのが私の持論です。
やっぱりアナログっていいですね。
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春雨に悶々としながら考える

2022-04-18 14:32:01 | Weblog
小雨模様で気分がすっきりしません。
学校の椅子を改造したこれは庭に置いてひと休みするとき使います。
柿渋を塗ろうとしたんですがあいにくの空模様。


午前中は奥方と野菜を買いに信濃町の道の駅へ行って、帰りにコゴミが出ていないかと野尻湖方面を回ってきました。
昔は原生林だった湖岸の傾斜地が切り開かれて瀟洒な別荘が建っていて、周回道路から見下ろすと残雪の妙高と湖面が見えて素晴らしい環境です。

コゴミはまだでしたが必ず採れる場所はわかっています。

左手には黒姫が望めます。

こんな環境の別荘なんて、うらやましい限りです。

そうでした、先日は OLYMPUD PEN で近間の風景を気ままに撮りはじめたんです。


36枚撮りですからこのカメラだと72枚程度撮れます。

フィルムカウンターは残り枚数を示しています。なかなか使い切れません。

フィルムの期限は切れていますが構うもんですか。


今、YouTube の Audio library を開いて Kevin MacLeod 氏の曲を長いものから順番に聞いています。
何曲かは窓の外の穏やかな雨と雰囲気が一致しています。


一番合うのは”Almost in F - Tranquillity”です。


32分42秒の曲が今終わりました。
こんなひとときを大切にしましょう。
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届いたダークバッグは Arriflex にも使える!

2022-04-16 11:59:05 | Weblog
久しぶりにウォーキングに行ってみましたが、北風が強くて小雨とあっては高齢者にはきついので途中で切り上げました。
黒姫の湧き水を汲むペットボトル(焼酎の4㍑x13本)を忘れたので出直しです。
帰ったら手配していたダークバッグが届いていました。
大判です。


たたんで他の道具と一緒に収納しておきましょう。


ここでひらめきました。
ずいぶん大きいのであれにも使えるんじゃないか?

大事に収納してあります。

Arriflex 16S の 400feet マガジンです。


スペースは十分。
400feet フィルムはコア巻きなのでマガジンに装填するにはダークバッグは必須です。

400feet フィルムで撮影する予定は今のところありませんが。

モノクロフィルムの現像に必要な物は他に液一式と液を入れるタンクですが急ぐことはありません。
最初のフィルムを撮り終えるのはずっと先、それからでも間に合います。
これから夏場に液温の管理も楽でしょうから。
最初は PLYMPUS PEN-EE で撮って、次は Jr のライカと自分の NIKON FE 、現場監督も使ってみようと欲張っています。
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モノクロフィルムの現像に挑戦しようと

2022-04-15 13:47:03 | Weblog
映像をメインに色々やってきましたが、前から考えていたモノクロ写真にも本気で取り組んでみることにしました。
その前に必要など道具を揃える必要がありますね。
昨日手配したフィルムピッカーが届きました。ヤフオクです。

新品ではありませんが大丈夫そう。¥700 也

現像タンクはリールも含めて何年も前に確保してあります。


何十年も前に弟が置いていったスポンジも大量にありますが、これはまだ使えるかな?


先日ハードオフで衝動買いした¥550 のバッグにまとめておきませう。


撮影に使おうと考えているのはこのカメラ。
OLYMPUS PEN-EE です。

実はこのカメラにはモノクロフィルムが入れてあります。
ACROS 100Ⅱで、昨年9月で期限切れですが Jr が誕生日プレゼントしてくれた物なので使わない訳にいきません。

他に現像液、停止液、定着液と容器が必要ですがヨドバシで買えます。
おっと、ダークバッグも必要なので手配済みでした。明日には届くでしょう。

昔々、モノクロの焼付けはやったことがあります。
焼いた印画紙を現像液に漬けると徐々に像が現れるのが面白くて夢中になったものです。
引き伸ばし機も持っていたんですが、亡くなった親父が処分してしまいました。
本当は焼付けもやりたいところですが、スキャンしてプリンターで印刷で我慢しましょう。
モノクロで撮りたい素材はいくらでもあるのでこれからは出掛けるとき FinePix S2Pro と一緒に PEN も持っていきますね。
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次回の映像作品を考える

2022-04-14 16:27:32 | Weblog
なんとしても16ミリで「映画」を作ろうと考えています。
昨年はロケハンを済ませてコンテも準備しましたが撮影には至りませんでした。
改めてコンテを引っ張り出して、ああでもないこうでもないの堂々巡りです。
そう、次回作のメインテーマは ”堂々巡り” 。

 陸橋の

 下の歩道の

 トンネルと

 脇の階段

 行きつ戻りつ

 メビウスの輪


何度も紹介しましたがこれが撮影予定地。
車で通りかかって見つけた面白い空間です。


ファーストカットの次にメインタイトル。


男が歩道の短いトンネルから現れて脇の階段を上がって陸橋を渡り、要壁の上をこちらに進みます。
要壁の上の狭い道は登りの山道はやがて歩道のトンネルに続き、男は再び現れます。
が、この空間はメビウスの輪になっていてトンネルを出ると空間は左右に捩れているという構成です。
途中、要所で未来(数分)又は過去の自分を見る瞬間を擦り込みます。―デジャブ現象―

これがコンテの全カット。
実際に撮影するのは半分で残りのカットは左右反転します。


コンテはこんな具合に作成してあります。


この映画にはもちろん「意味」は全くありません。私個人の感性だけで構成します。
「読み解く」なんていう作業とは無縁ですし、わかるとかわからないという次元ではありませんし、「わかんねえだろうなあ」。
完成したストーリーの無い妙な映画を観ても何の役にも立たないし教訓なんておこがましいことも一切考えていません。

当面このシュールな映画作りに没頭しましょう。
la jeunesse,c'est la passion pour l'inutile.
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2年前のデジタル写真を印刷したら「ありゃ」

2022-04-13 19:35:34 | Weblog
写真を素材に絵を描こうと2年前に撮った山里の風景を探し出しました。
長野市の山手、山あいの素晴らしい風景です。


写真用の A4 用紙があればいいんですがあいにく L版しか無くてそれで印刷してみたんですが、

なんじゃこの色は!
プリンターは EPSON PM-A840 です。

用紙と相性が悪いのかと違う紙で印刷しても同じ結果です。
そういえば前にロケハンした写真をモノクロで印刷したときも似た傾向できれいなモノクロになりませんでした。
やってみることといえばノズルチェックとヘッドクリーニングでしょう。


ノズルチェックパターンを印刷したら6色のうちイエローが黒になっていました。
インクがもったいないけどヘッドクリーニングでイエローが出ました。

印刷結果はまあまあでした。
これは印刷直後なので落ち着けばもっと良くなるでしょう。


このところ100枚デッサンは中断したままです。
本当は現地に行ってスケッチして写真も撮って水彩画に挑戦したいところです。
気に入った風景に身を置いてスケッチなんて、贅沢な趣味ですよね。
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渾身の力作なのに全く再生回数が伸びないのは、ある種の快感

2022-04-12 16:04:54 | Weblog
「わかんねえだろな」が実感です。
渾身の力作 線路端の猫戯子 は計画通り三月三十一日にアップロードしましたが今のところ再生回数は全く伸びません。
作り手としてはこれは残念とは思いません。逆に快感です。
一般的に、YouTube の動画は最初の30秒から1分が勝負でそこで興味が無いと他の動画を探しに行くので最初が勝負、らしいのですが、
私の新作は前/後編それぞれ2時間オーバーですから、長編であることで視聴者をフィルターに掛けて選別しています。

世にユーチューバーなる人たちがいるらしいんですが、何年か前に収益化の基準が大幅に厳しくなって今は大多数がお金にはなりません。
私の場合は基準が緩い頃 $400 の収益がありましたが今はゼロです。
これから YouTube で収入を得ようというのはほぼ不可能と考えて下さい。

とはいえ、せっかく公開した映像作品がほとんど再生されないのはセルフプロデュースの努力が足りないからで、何か手を打つ必要はあります。
矛盾しますが、本気で観てくれる人が一人、二人と増えれば、わかってもらえれば作り手としては嬉しいこと。

私が YouTube にアップして40万回以上再生されている「新宿1975,冬」は一切の宣伝なしで今も再生されています。
そんな例もあるのでもう少し様子を見ることにしますか。
ここに作品へのリンクを貼ろうか考えましたが今日のところは敢えてやめておきます。

今日は画像なしで構成してみました。
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FinePix S2Pro でスナップ

2022-04-11 16:15:56 | Weblog
根がアウトドア派なので季節を問わず外に出たくなります。
今日は庭で使う椅子作りを進めていてタッピングビスが必要になったのでホームセンターへ買いに。
ついでに FinePix S2Pro でスナップ写真を撮ってきました。

これは長野市豊野の山手です。


こんなキュートな集落があります。
隣りの三水地区は豪雪地の指定になっていますがここはそれほど積もりません。


地元飯綱町と同じくこのあたりもりんごの栽培が盛んです。
町を越えてもこの一帯はどこもりんご畑です。


りんご畑の隅に柿の木もありました。
そういえば秋にここを通ると柿の実が見えていた気がします。


帰りに地元の脇道に入ったら木の電柱が目について一枚。
旧三水村にはまだ木の電柱が多数残っています。

カメラを向けていたら蛙の声が一瞬聞こえた気がしましたがまだそんな季節じゃありませんよね。

コロナ禍に加えてウクライナの戦争、その他世界は混沌として全く先が見えない状況です。
少しでも明るい話題を提供したいところですが今のところ思いつきません。
政府には言いたいことが山ほどありますがそれはそれとして、本気で現状を打開する方法を考えないと。
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北信濃の春を満喫する

2022-04-10 14:06:51 | Weblog
もう雪は積もらないでしょう。
朝から奥方のセルボのタイヤをスタッドレスから夏タイヤに交換です。
ついでにオイルも交換、と思ったらオイルジョッキが見当たりません。
古くて割れたり汚れていたので捨てたんでした。
タイヤ交換後の試運転を兼ねて隣町のホームセンターへオイルジョッキを買いに。
その帰りに町内のりんご畑の様子を見て来ようと回り道。

先日まで雪の上に顔を出していたお地蔵様が日光浴です。


振り向くとこんな風景。


昨日も通った道で、何か惹かれる空間。

毎度こんな全く意味の無い景色が大好きです。

脇の集落はこのあたりでは珍しく瓦屋根の建物が見られます。


りんご畑の下は一面にオオイヌノフグリが咲き乱れていました。


この感じも私の大好物。


去年、りんごの花が咲いた頃と秋に訪れたポイントです。

広大なりんご畑が続いていますが、これはほんの一部。

去年の今頃行ってすっかり気に入った丘の上にも行ってみましたが、雪はすっかり消えていました。

先月までは雪に覆われて行くのは無理でしたが。

向こうの丘の先に越後の妙高。存在感があります。


帰りに去年見て晩秋の夕方はいい感じだろうと思いながら行けなかった所に寄ってきました。


北信濃はすっかり春です。
幸い私は花粉症とは無縁でこの時期に出歩いても平気。これはありがたいことです。
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北信濃一帯の異臭は何が原因?

2022-04-08 12:04:59 | Weblog
今日は暖かくなるというので久しぶりに隣町へウォーキングに出掛けましたが、
山は厚い雲に覆われて寒い!


4キロのコースは断念して半周でお茶を濁しました。
歩き終わって車に戻って何枚か写真を撮ろうっと。


去年は4月末だったか、この桜が満開で感激したんですが、


蕾はまだこんな状態です。


田んぼの畦や畑の隅のあっちこっちにモグラの這い出したあとがあります。


帰りにわが町の遠景を撮りましたが左手の煙突から白い物が出て団地方向に流れています。

画面右の赤い四角で囲んだ所が私が住む団地です。

団地を拡大。
春霞みでコントラストが弱いので拡大して調整したのがこの写真です。


昨年夏ごろからこの一帯で異臭が感じられるようになりました。
刺激臭ではなく甘ったるい感じの臭いです。
なぜか昼食と夕食の時間帯が強い傾向で、たまに夜も強烈に臭って咳き込むこともあります。
このあたりで臭いの元として考えられるのはこれでしょうか。


学者じゃないので固有名詞を出して特定はしませんが、付近で煙(蒸気?)を出しているのはこれだけです。

排気筒は何本かあって白い煙状の物が勢いよく出ています。

季節風に乗ってこれが団地に流れて来るのは間違いありません。

でもこの写真を撮った位置では臭いは感じません。

近所でこの異臭の話をすると、申し合わせたように「鼻がバカだから感じない」と言われますがどういうことなんでしょう。
これを書いている最中も部屋の中で臭っています。
車で移動しても何箇所かで同じ臭いを感じることがあって、
昨年秋は千曲川の小布施橋東側でも強烈に臭ったことがありますし長野市北部、須坂市の一部、遠くは更埴市付近でも感じました。
風向きによっては北の信濃町でも一部感じます。
工場の排気によるものなのかそれとも全く違う原因なのか、健康被害はないのか、気になるところです。
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