夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

晩秋の北信濃は落葉の季節

2020-11-27 17:04:24 | Weblog
映像素材を求めて長野市西部の芋井へ行ってきました。
紅葉は終わり、まさに晩秋の風景ですが、70代の渋い枯れた感性にはこれがピッタリです。
あらかじめ Google Earth であたりをつけていたポイントを中心に訪れましたが、風景とは別に思わぬ収穫がありました。

狙っていたのは遥かに見える集落ですが到着前に山道の先に見えてきました。


山の中とは思えない整備された道を進むと最初のポイントに到着。


ちょっと移動して視線を右に振ると先程写真を撮った峠が見えました。


坂道の途中のお宮です。秋の低い日差しが似合います。


お宮の境内からの眺めです。


道端に道祖神が並んでいました。


次のポイントへ移動。その途中、いい感じの空間がありました。


その先、通り過ぎた脇にに古い橋。いつまで使われていたのかな。


奥に小さな川が流れていました。


これが次のポイント。先日 HL-79E の試し撮りの帰りに通った場所です。


車では行かれない田んぼの奥へ行ってみました。鱗雲が切れて光が来るのを待って「カシャ」。


車に戻る途中、また光が来たので撮りました。


更に次のポイントへ移動。先程通った芋井の集落の超狭い道ではなく広い道を戻りましたが、

東の空は青いけど西は雲が厚くなって日差しが弱くなっちゃいました。

ここで思わぬ出来事。通りかかった軽自動車のおばさんが停まって「ごめんなさい、車移動してくれませんか。りんご摘みしたいんで」。
あわてて車を移動。
話好きなおばさんで自身もスマホでこのあたりの写真を撮っているそうで、畑の周囲で春と秋に撮った写真を見せてくれました。
すっかり話し込んでからこちらも下の田んぼを撮って、

挨拶して引き揚げようとしたら「蜜がはいってると思う」と収穫したフジりんごを二つ(私とJrの分)いただきました。
お礼を言って引き揚げましたがこんな出来事があるとその地域の印象が最高になります。

帰りにここで一服。


帰宅して夕食のあとでりんごをいただこうと


お尻はこうです。


こりゃあおいしそう。


今まで様々な地域のりんごを食べてきましたがこれはしっかり蜜が入り、締まっている上適度な酸味があって最高!
今日はいい一日でした。
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