夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

レギュラー8映写機 SEKONIC 8 を直す 続編

2021-10-05 14:27:49 | Weblog
作り直したベルトは一晩放置したので大丈夫でしょう。
はみ出したところは爪切りでカットして


取り付けました。長さはピッタリ。


次は電源のジャックの代用品です。
規格が変わったのか、ありったけの電源ケーブルをかき回しましたが合うのはありませんでしたが、Φ16mm のメタルコネクタのプラグ側が出てきたのでなんとかなりそうです。


金属屑の箱にこんなのがありました。
IKegami のカメラ用バッテリーケースから出てきたアルミ板です。

板厚が 3mm なのでタップを立てることができます。

毎度の冶具にセットして、


金ノコで


切断。残った材料はまた何かに使えるので保管しておきます。


切り口を仕上げて罫書き。センターポンチを打って、


穴開け。これはメタルコネクタが入る穴です。


メタルコネクタを取り付ける穴は寸法で決めるのは面倒なので


現合でいきます。マーキングしてセンターポンチを打って 2.2mm のドリルで穴開け。


M2.6 のタップを立てて


こうなります。


線を半田付け。


おっと、線が短くて取り付けできないじゃないか。


青いビニール電線が無いのでガラス被覆の線で間に合わせます。

本体のケースが変形していたのは昨日気付いていました。慎重に修正済み。

取り付け完了。あらかじめ作っておいたコードを接続しましたが、 125V 7A なのでこれでいけるはずです。


さっそく回してみました。

もちろん正常に動きます。

速度調整も大丈夫。


ちょっと心配だけどランプを入れて点灯させてみました。

500W ですから明るい!

まだお仕舞いじゃなく割れている遮熱フィルターをどうするか、電源のメタルコネクタはそのうち正規の物、又は近いのが見つかれば交換したいしランプの碍子が割れているのも気に入らないし。
そうそう、注油も必要です。
でもまあなんとか動いたのでとりあえずめでたしめでたし。

今回の作業で電源コードを探していたらこんなコードが出てきました。

照明器具のコードです。

映写機には使えませんでしたが「あれに使えるかも」と中身を取り出してみたら

なんと片側の半田が取れていましたが

Arriflex の電源部に使えるかも。
そのままでは合いませんがプラス側は広げてマイナス側はプライヤーで狭めたらしっくり入りました。


おいおい、また余計なことを考え出した!
Arriflex のパワーケーブルはいくつも作って解決したんですが、挿入がきつめで相手のピンのスリ割りがつぶれています。
これでプラグを作れば完璧なのができるぞ。
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