夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

HL-79E 絵が出なくなった件

2019-04-12 08:32:00 | Weblog
DEFユニットという基板があって、ここに各撮像管へ行くコネクタがあります。
昨日は撮像管を調査、交換するためにこの基板もいじりました。そのとき何か不手際があったのかも知れないと、予備の基板と入れ替えてみることにしました。

手前が予備のDEF基板です。


比べて見ましたが全く同じ構成と思われます。


入れ替えました。


結果は、


カラーバーはきれいに出ました。

スイッチをCAMに切り替えると


入れ替えても症状は同じでした。DEF基板は問題ないようです。

そういえば昨日、撮像管入れ替えの後でPOWERスイッチを入れたときスイッチの接触が悪い感じで何度か入れなおしました。回路図を確認したらこのスイッチは2極です。片側が完全にONにならない可能性があるのでこれから調べます。異音が聞こえたはもスイッチかも。原因がこれだとしても交換は大変な作業なので気が重くなります。
こうして原因をひとつづつつぶしていくしかありません。
スイッチはさっそく回路図を追ったら片側は電源系のON-OFFでもう片側はSTBY-OPEの切り替えスイッチへの回路ですから関係ないようです。スイッチを入れたときに不具合が発生したので結果的に接触不良に感じたんでしょう。

根気が続かないので今日も習慣になっているウォーキングをしてきました。一周4.2Kmを33分55秒と先週と全く同じタイム。
休みがてらホームセンターで何かないかと物色したらこんな物がありました。


これは使えます。Canon1014のフィルター解除アダプターにぴったり。
これが正規のアダプターですが、


ネジが1/4で段差があるのでそのまま入ります。


ただし、底面の収納部に収めると出っ張って具合が悪いです。


頭を切って背を低くすれば済むんですがせっかく真鍮にめっきをかけてあるのに地肌が出てしまいます。
そのうちもっともらしい加工をするかもしれませんが、これが欠品で困っている人は代用できるというお知らせということで。


昼食の後、気力がちょっと回復したので再調査。の前にもう1セットあったBchの撮像管ユニットに組み替えました。これで解決すればと思いましたがダメでした。
基本に戻って電源系を調べました。これは前にPOWER基板の故障内容を見つけて修理したのと同じ手です。
POWER基板コネクタの裏のチェックポイントで電圧を当たりました。

-4.8Vが-4.41Vしかなくてしかも徐々に下がっていきます。

調整しても電圧は上がりません。


POWER基板以外の基板を全部抜いて当たったら先ほど調整したので-5.5V位。これを-4.8Vに調整。基板を一枚づつ入れていきました。7枚目までは-4.79Vで変化はありませんでしたが8枚目のPULSE基板を入れたら、電圧が下がっていきます。


予備の基板と入れ替えても同じです。
PULSE系で何か不具合があって過負荷で電圧が下がるのかも。それともPOWER基板の修理が不完全なのか。回路図を追って、、、みる気は今はありません。
そもそも論ですが、映像を電子回路で電気信号に変換するというプロセスが根本的に間違っているというのが私の持論ですが、それは改めて論じることにします。車の自動運転なんて、論外。

ここまで調べましたがいい加減飽きてきました。我ながら懲りすぎだと思います。でもここで断念したら冬中悪戦苦闘した時間が無意味になってしまうので時間を区切って継続しますが結果が出たらまた公開するということで、請うご期待。
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