夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

Canopus ADVC-500の点検とHL-79E Bch不調の原因判明!

2019-09-03 14:19:11 | Weblog
夕べ思い出したことがあってCanopus ADVC-500を編集ラックから抜き出しました。
これはコンポジット、S、コンポーネントの映像信号をDVに変換してくれる便利なユニットです。それが以前コンポーネントのBNC端子が接触不良でやむを得ずコンポジットの端子と組み替えたんです。
あれが気になって、可能なら直そうと思い立ちました。


これが元はコンポーネント側に付いていたBNC端子です。IN側の樹脂が欠落しています。


やっかいなことにこの端子は単体ではなく樹脂成型した母材に組み込まれた特殊な構造です。


入力基板はユニット毎簡単に取り外し可能。


シュッ太郎で半田を吸い取って吸取り線も動員して基板から取ります。


取れました。


こんな具合にBNCの頭は抜けます。樹脂部分が欠落しています。


ガラクタの箱からHL-79EのBNCジャックを持ってきました。アルミ板でパネルを作ってこれを取り付けようかと


ここで気が付きました。コンポーネントのR-YジャックのIN側も同じ状態になってる!


これだから樹脂部品は嫌い。年数を経るともろくなるんです。老眼鏡で観察するとどれもヒビが入ってます。


どうしましょう。コンポーネントは今のところ導通はあるのでそのままにしてコンポジットだけでもなんとかしたいところです。
いっそRCAジャックに替えちゃおうかとも考えました。これは黒ですがセオリー通り黄色がいいけど手持ちは無いし。


またアルミ板を加工して改造するのは難しくありませんが、手っ取り早い方法はないかとこんな物を出しました。紫外線硬化レジンです。


少なくともヒビが入った部分の補修にはなるかな。でも外は曇り空、この光じゃうまく硬化しないかも。
またの機会にします。

次はHL-79Eの調査です。
元々入っていたBchの撮像管をユニットから抜き出しました。


見た目にはゲッタもしっかりしていて問題無さそうです。

足は接点復活材できれいにしましょう。ピカールも使ってみようかな。

撮像管の足を徹底的に磨きました。今取り付けてあるスペアのBchユニットと入れ替えようとしてスペアを外して、ついでにプリズムも点検。

表面は前から見ていてきれいなのはわかっています。
でもこのプリズムユニットはあの時代ですから、バルサムで貼り付けてあるんです。バルサムとは天然の樅の木の樹液で有名なのがカナダバルサム。
念のため、この状態でレンズを外して正面から覗いてみました。窓からの光がプリズムを通して見えます。

「ありゃあ!!!」。
なんという事か。まるで素人がレンズを拭いたみたいな状態です。
コンデジで接写すると


改めてカメラの上から照明を当てて


透過光を見るとひどいもんです。これじゃあまともな映像が出るわけがありません。これはBchですがRchも程度は違うけど似た状態だろうと思われます。


プリズムを片側からだけ見て大丈夫と判断したのは間違いでした。
実は前にも同じ症状を経験しています。なにせ79Eを今まで5台手に入れていろいろやってきたものですから。
バルサムの張替えにも挑戦してそこそこ成功しました。あの時は顕微鏡の世界で使うプレパラートセットを手に入れて、冶具を作って張り替えました。本当は材質が微妙に違うらしいのですが他に手はありませんでした。バルサム張替えの顛末はこちら

先日ふとプリズムを確認した方がいいだろうと考えたのですが、やはり調べて正解でした。不調の原因はこれで回路的には壊れていないと思われます。私が思うに前に所有していた所で不調になり、素人がいろいろいじって収拾がつかなくなったんでしょう。カメラ内部のネジが締まっていなかったりGAINが目一杯絞ってあったりセンサーの線が抜けていたりでした。
原因がわかれば直ったようなものです。スペアの箱に使えるプリズムがあればいいし最悪バルサムを張り替えたやつが後に程度のいいのと取り替えたので保管してあるはずです。無ければもう一度バルサム張替えに挑戦です。バルサムはどこかに仕舞ってあったのを見た覚えがあります。

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