夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

まだ RAYNOX 8ミリ映写機をいじってるのか

2021-10-13 14:51:30 | Weblog
二台目の REYNOX 映写機ですがどうも巻き取りリールの駆動が変です。
正転の場合、リールを強制ではなく適度なトルクで巻き取るはずですが回転が断続的で、これではフィルムがたるんでしまうでしょう。
分解して調べてみたのですが設計思想がよくわかりません。


分解の過程を写真で記録しなかったので部品の正しい順番がわからなくなってさあ大変。

最初に手に入れた方は年式が違うので構造が異なる(動作が不安定なので設計変更?)ので参考になりません。

色々組み替えてみましたが爪状の部品の役割がイマイチ理解できません。
苦肉の策で板状のコルクを貼ってみました。


これでどうじゃと回してみたらいい感じです。


これでいいや。


残りは電源の引き込み部です。
暫定でこうしてありますが

このままというわけには参りません。

今時こんなソケットは手に入らないでしょうから直出しにしちゃいましょう。


ガラクタを探しました。
修理を断念した業務用 SVHS デッキからこいつを拝借することにしよう。


欲しいのはこのブッシュですが、


これが取り付けてあったパネルも使っちゃうことにしてカット。


穴は開けたくないので両面手テープでお茶を濁してコードは圧着接続子でしっかり接続。
半田付けして絶縁テープを巻く方法は本番ではやりません。


元の部品はテープで貼り付けていつかこれに合うコードが見つかったら元に戻します。
巻き取りリールの駆動部に入っていた爪も貼っておきました。


使う予定はありませんがこれで気分的にはすっきりしました。


それにしても見事なデザインです。


もう一台も同じ手で解決しましょう。
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