夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

Arriflexとホームページ作りとニセアカシア

2021-05-18 16:24:22 | Weblog
昨夜はヤフオクに出品されていた Arriflex 35 Ⅱ と Bell & BELL&HOWELL eyemo がどんな落札値になるか、じっと見ていました。
結果はそれなりの金額で、まあ妥当だろうと思います。
ひとつ気になるのが Bell & BELL&HOWELL eyemo で、1円開始で誰も入札せず。結果論ですが入札するんでした。ジャンクですが気長に直してコレクションにしてもいいじゃないですか。

それらを反芻しながらホームページ作りの続きをやり始めましたが区切りのいいところでお仕舞い。
そういえば簡易ベンダーのあそこに使うネジが足りなかったと思い出して買いに行くことにしました。ついでにニセアカシアの花を摘んできて天ぷらにしてもらおう。

北信濃は今アカシアが花盛りです。


千曲川の河川敷にいくらでもあります。というか、大量に繁殖しているんです。


別の場所にも行ってきました。
ここは以前自主映画の追加撮影で女物のジーンズを枝に掛けて安物のSDカメラで撮り、次に濡らして撮った場所。
旅先の少女がにわか雨に遭ってずぶ濡れになり、ジーンズを脱いで乾かすというカットです。濡れたジーンズと乾いたジーンズでそれを表現しました。
元の映像は40年も前で、少女がジーンズを脱ぐカットは単なる海水浴場、下は水着。そこは映像ですから編集の魔術で辻褄が合います。

あのときとは様子がずいぶん変わったのは一昨年の台風19号でこのあたりも水没して植生が変化したからでしょう。
下草が緑のビロード状できれいでした。

先にホームセンターで買ったのはこのネジです。あの店にしか置いてないんです。


これで簡易ベンダーの折り曲げる板に合わせて隙間を空けることができます。


家のベランダにこんな金具がありました。起す側のハンドルはこの方が良さそうです。


ホームページ作りの合い間にネットで Arriflex を検索していたら知らなかった情報。
Arriflex16ST のシャッターは開角度 180°ですが360°の半分じゃなく90°x2 で計180°、つまり一回転で90°を2回開くということ。
「なるほど、そういうことか」とさっそくレンズを外して確認。


普段外して保管しているモーターを取り付けて手で回してみました。全く問題ありません。

レジストレーションピンがフィルムのパーフォレーションに入るとシャッターが90°x2回露光、シャッターが閉じるとフィルムがひとコマ送られての繰り返しです。
こんなことも知りませんでした。
それにしても私の Arri はあまり使われなかったのか丁寧に扱われていたのか、程度は最高ですよ。
コメント
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