木っ端も捨てられない。こうした木の切れ端も、癒し系や渇系など、いろんな言葉や文字を裏表に書き、それを三枚、五枚とひもで吊したら結構面白いインテリアに早変わり。「氣、道、楽、夢、和、福、月、雪、雲・・・・」等、好きな文字を書いても面白いよね。
「そんなんするのん億劫(おっくう)やなあ」。冬陽を浴びて昼寝するどんぐりを見て、こんな言葉を想い出しました。「億劫」?一体どういう意味?こうなったら散歩も途中で放棄。早速我が家に帰って調べることに・・・。
もともとは「おくごう」が変化して「おっくう」になったそうです。「劫(ごう)」は古代インドで使われていた時間の単位。一劫は一説には百年に一度、天人がおりてきて、その羽衣の裾が岩をこすってすり減るまでの時間だそうです。何とも気の遠くなるようなとてつもない時間ですね。そのまた一億倍が億劫ということだそうです。
それくらい、果てしない修行しても悟りの境地にたどり着くのは難しいそうです。なるほど・・・・。途方もないことを考えて面倒がっているなんておかしいですよね。
そんなことを考えている暇があったら、目の前の事を片づけましょうよ。