本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

生を見つめる人

2009-05-28 23:58:25 | 日記(日々の出来事)

彼女は助産師です。県の事業で10年近く前にお会いしました。

助産師をしながら性教育と食育の講演をしておられます。昼間はほとんど講演に出かけ、夜は出産に立ち会っておられるそうです。
産科・婦人科の現場であまりにも非常識な母親・父親、子どもを見て、居てもたってもいられず講演を続けているとおっしゃっていました。
自分の仕事、サービス業について相談にいったのですが、生活が外注で便利になってもそれを利用するのは自分の時間を増やしたい親たちだとぽつりと言われてしまいました。本当に助けが必要な人は表には出てこないそうです。。
病児保育は必要ない。子どもが病気の時に親がついておかないと駄目、親がそばについておけるようにすることが必要。
栄養バランスがいいコンビニ弁当を作ってもコンビニ弁当はコンビニ弁当。
忙しくてどうしてもコンビニ弁当で済ませるときは子どもの分は子どもの食器に移す、昼食代を置いていく時は、机に置かないでちゃんと手渡しをして・・などなど。
ちょっとしたことが子どもを絶望させたり、逆に安心させたりする。その繰り返しで子どもは大人になる。いい思いをしなかった人が良い大人になれるはずがない。
帰りに2冊本をいただきました。
「ここー食卓から始まる生教育」西日本新聞社 生きていることの有難さ、子どもを持つことの責任の重さ等を感じる本です。是非、是非読んでみてください。

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