本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

「ビジョナリー・ピープル」ジェリー・ブラス他著

2011-04-22 00:21:22 | 本・雑誌、読書
社会活動関連本つながりで読んでみました。申し訳ないけれど、自分にはう~ん??
最初はおおっと感激していたんですが、最後までそれから発展がなかった。

ビジョナリー・カンパニーではないけれど、様々な能力、技量の人がいて、そんな多様性あるものを一つの方向に持っていく・・
という話だったらドラマがありますが、人を分析の対象にしても一人の人は一人の人だから、ビジョナリーな人を分析してもそれは結局その人が他の人と違っているからで終わってしまいます。
ビジョナリーでない自分とビジョナリーな人たちとの違い、なぜビジョナリーな人が生まれるのか、などに踏み込んでいれば、まだ読み応えがあったと思いますが、そもそもビジョナリーな人が自分はいついつビジョナリーになったとかわかるわけがないし、自分がビジョナリーな人だと自覚さえしてないかもしれないんで、そうなると普通の人とどこが違っているかってなかなかわからないかもしれませんね。

ビジョナリーと言える人を集め、インタビューをしたり、アンケートを取って、ビジョナリーな人の特徴と思われる点を記した本というところでしょうか。

そこまで書くかと言われそうですが、原文が悪いのか、翻訳が悪いのか、読みにくくてすんなり頭に入らないところもありました。

書くだけ書いたので、まったく根拠もなく、自分の考えを・・

「ビジョナリーな人」って結局、人生の本当の意味を見つけた人じゃないかなと思っています。

それは・・・月並み過ぎるんですが、お金でもなく名誉でもなく。

大方の人はそれが見つからなくて、違うものを追って人生を過ごしてしまう。

そして、お金や名誉が何の意味もなくなった時、死ぬ直前になってハッと気がつく。
でも気がつかずに、例えば欲にまみれて死んでしまうかもしれない。

そして、凡人とは違うビジョナリーな人は、持って生まれたものかもしれないし、何かのきっかけによるかもしれないけれど、人生の本当の意味を若い時に見つけられた人。そうじゃないかな~?

自分も人生の本当の意味を見つけて、世の様々な呪縛から解き放たれて、純粋に生きてみたいと思うのですが、まあどちらかというと骨になっても世の中に執着しているタイプですから・・

そもそも本を読んで、あわよくばビジョナリーな人になれないかな、どうしたらビジョナリーな人になれるんだろうって思っている時点で何か違いますよね。


コメント
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