運命。

今朝起きて階下に行き、洗濯をしようと洗面所に行ったら
タオルかけからタランと垂れた長女のバスタオルにみゅうの○んち、
ありゃりゃ、と片付けキッチンに行くとダイニングのラグの端に
みゅうのお○っこ、あれれ、と片付け朝食の準備、ちゃんと
拭いたのに何か臭うなぁと思いつつ娘達を起こして朝食を取ろうと
したら長女が「ひゃあ！」と頓狂な悲鳴、何かと思ったら丁度
長女の座った椅子の足元にみゅうのう○ち、こりゃおかしいぞ、と
みゅうの姿を探すも見つからず、またベッドの下に逃げたかなぁと
思いつつ洗濯を済ませ二階に上がると書斎の入り口付近にもお○っこ。

いつもはそんな粗相は絶対しないみゅう選手、案の定
ベッドの下に潜り込んでいるのを確認しつつも絶対妙だと頭を
ひねりつつ娘達を送り出し、キッチンで少し作業をして
書斎に行くと夫のカウチにうずくまるみゅう選手発見。
「アンタ、どうしたの？」と見るとこのところ呼吸が荒いかとは
思ってはいたけど今日は口まで開いて体いっぱいで
はあはあしており。
朝の一件からの流れもあり絶対おかしい、と近所の病院に電話、
すぐに診てくれるとのことだったので10時半頃登院。

いつもはキャリーに入るのももがき嫌がり、外に出るなり
ニャーニャー鳴くのに今日は一声鳴いてなすがまま。むむむ。
待合室で待つこと1時間、やっと順番が来て診てもらうと
やはり呼吸が荒すぎで気になるとこのと、とりあえずすぐに
レントゲンを撮ってみましょう、とまた待機。
12時半に一旦帰って明後日のバザーの為の園バスへの納品と
娘達のお迎えに行かなければならないので丁重に順番はまだかと
たずねると割りとすぐに呼ばれレントゲン結果を聞き。

結果はどうやら肺に水が溜まっているとのこと、猫は何でも
なくても肺に良性の水が溜まることもあるし、今は呼吸が
荒くて処置しようとすると嘔吐するので夕方までかけて
ゆっくり診察してくれるとのことで一旦預けることになり
念のため診察料を聞くと3万は超えるとのこと。
病院からの帰りしなに夫に電話、状況を説明すると
「とにかくフル処置・検査してもらおう」ということになり。

娘達を迎えに行って病院からの電話待ち、すると15時半に
架電で様々な検査をした結果を聞いて愕然。


みゅうは肺がんにおかされておりました。


肺に溜まった水を検査したら細胞が見つかったとのこと、
レントゲンにも粒状のものが見え、ほぼ間違いないらしく。
先生の話を聞いている最中、亡くなった義母は胆管がんで
最期は腹水が溜まってあれよあれよというまにいって
しまったことを思い出し目の前真っ暗。
とにかくも、今すぐは点滴等の必要もなさそうなので
もう少し様子を診て17時半に引き取りに行くことになり。

16時半に夕飯を始めて17時過ぎに娘達と病院へ、待機時に
夫から架電で事情を説明しているうちに思わず落涙。
30分ほど待たされて呼ばれ、先生の話はほぼ電話と同じ。
16時頃まで酸素室におり、その後は様子を診ていたが
だいぶ落ち着いているようです、と言われたけれど
呼吸が荒いのはやはり水が溜まっているので変わらず。

今朝の粗相は2階のトイレまで上がっていく体力がなかった
所為だろうと電話で教えてくれたのでみゅうを迎えにいく前に
言われた通り猫トイレを今までの2階だけから1階にも設置、
2階の猫トイレと同じ部屋に水とエサも置いたと報告。
そういえばこのところ寒いのにベッドに一緒に寝に来ない、と
先生に言ったら「抱っこして連れて行ってください、一緒だと
安心するでしょうし」と言われ、そこまでか・・・と呆然。

今後は薬を飲ませて様子見、あまりに水が溜まりすぎなら
抜く処置もしたほうが体が楽でしょう、と言われつつ
明日は休診なので金曜の17時にまた診せに行くことになり。

帰路、娘達は「みゅうちゃん、どうしたの？」、私も
動転していたので思わず「治らない病気なんだって・・・」と
もらしてしまい、どうやら長女は理解した様子で涙声で
「かわいそう・・・」、道中二人共「もうすぐおうちだからね」と
励ましつつ帰宅。

帰宅したみゅう選手はリビングのラグで暫く口を半開きにして
はあはあ、同時にやはり呼吸がしづらくて苦しいのかしきりに
喉をゴロゴロぶぅぶぅ言わせて自分を癒し続けており。

現在みゅう選手は、飲み会でまだ帰らない夫のPC前のカウチで
私の方に頭を向けて目をつぶってゴロゴロぶぅぶぅ言っております。
左肺が殆ど空気を入れることが出来ないらしい彼だけれど
帰宅当初から比べて落ち着いた様子、手なんかお手入れする
余裕も少し出てきたみたいです。

帰宅直後のみゅう選手。病院と屋外に連れ出されたストレスで
一段とゴロゴロぶぅぶぅ、撫でても呼吸するのに忙しいらしく
反応はいまいち。
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