はーちゃんdays 2

大学生の娘と高校3年生の二人の子供の父親。

平穏死 なかなか流行らない言葉です。

2020年07月17日 | 買った本、読んだ本





90歳を超えて、食事ができなくなってきたら、わたしの感覚ならもう何もせずに枯れるように、亡くなるのが普通だとおもうのだが、、、
多くの人には普通ではない。
なぜなのだろう?
年金がはいってくるからだろうか?

入院していてもお金はそんなにかからないからだろうか?
もしも1日五万かかります。どうされますか?と言われたら、、

全てが本人抜きで話が進むそれが問題。

誰も痛くないですか?しんどくないですか?吸引されたらどうなんですか?くるしくないんですか?
親の体を労る質問を受けたことはほとんどない。

平穏死ができるように誘ってくれる医師も少ないと思う。

家族に文句を言われないように、ただその一点に医療が萎縮しまっている。
普段面倒を全く見たことがない子どもたちがなんと言おうと、介護をしている人や本人の意見を聞くべきなのだ。
血のつながりはあっても、意見を言う権利はない。

胃瘻、点滴でブクブクの死に方よりも老衰で食べれなくなったら平穏死を約束してくれる病院ってないものだろうか?



筆者の外科医時代の苦労、暗黒時代の話も面白かったです。