こんにちは刑事ちゃん (中公文庫) | |
クリエーター情報なし | |
中央公論新社 |
犯人を割り出してまさに逮捕しようとした瞬間に銃で撃たれて殉職してしまった刑事が、部下の子供に生まれ変わって事件を解決する話。
赤ちゃんの中のオヤジの描写が面白かったです。
この本での大きなテーマは
人は見かけで判断してはいけない。偏見によって知らない間に傷ついている人がいる。
金髪イコール ヤンキーではない。
犯罪を犯した人間が必ずしも悪い人間ではない。
罪を憎んで人を憎まず。
そういうことを言いたっかのかなと思いました。
同じ作者で読んだ 私情対談 よりもこちらの方が私は好きです。