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つれづれなるままに・・・・

秘密結社Ladybirdと僕の6日間/喜多川泰

2017-03-09 | 読書

喜多川さんの新刊・・・やっとよみました

本の説明にはこんなことが書いてありました

主人公の颯汰(そうた)は誰もが羨む水泳のセンスを持つ高校3年生。

しかしライバルに本気で挑んで負けるのが怖く、早々に水泳を辞めて「書道部」に所属しながらダラダラした受験生活を送っている。

そんなある日、颯汰は熱中症になって道端で倒れてしまう。

次に彼が目を覚ますと、そこは父親がお気に入りで何十回と観ている映画『Ladybird』に出てくるバーだった。

しかも目に映った人物は映画の中でいつも観ているその人たち本人……。

キラキラと輝くように生きている大人たちとの出会いが、颯汰を変えていった。

Ladybirdかぁ・・テントウムシの秘密結社!?今回はどんな喜多川ワールドが広がるんだろうかと楽しみでした♪

ネタバレになるので詳しくは書きませんが、高校生にもお勧めですが我々40代にもメッセージがあるのでは?と

実際あとがきに高校生の時から30年経った48歳の大人たちが

これからの自分の人生のあり方を見直すことも同時にテーマとしていると・・・

なるほど・・・いつも考えさせられるけど今回はさらに・・・こんなことが書いてありました

~大人は違う。自分ではない誰かのために、自分以上に大切な誰かや何かのために自分の人生を使うんだ。そこにこそ真の幸せがある

   中略

最初の30年は自分の夢をかなえる力を養うLadybird幼虫期。次30年はその力を自分よりも大切な誰かのために使って生きるLadybird成虫期。

なるほど・・・そうしたいと思っているのですがまだまだできていない><そして

人間、つらいことや苦しいことがあると、それが原因でダメになっちゃう人と、それが原因で成長する人がいる。

ダメになる人は、自分ではない誰かや何かのせいにする人。そうではなく、自分の何が悪くてそうなったんだろうと考えることで大切なのは未来視点である。

つまり、未来の自分からの要望で今の試練があると考えられるようになると、それに立ち向かう勇気が生まれて成長につながっていく

いつも自分に言い聞かせていますが、勇気をもって前を向いて歩くことは結構スタミナがいるなと最近感じます^^;

そしてLadybirdのメンバーで注目の映画監督二階堂肇が中3に書いた「ふさわしい人」という作文の一説が良かったです

自分の努力にふさわしいものが、自分の将来に手に入るそんな生き方をしたい

そしてそれが与えられることを信じている

だから僕はどこまでも、どこまでも頑張る人でいたい

僕は、自分のやってきたことにふさわしい人になりたい

受験前の子供に読ませたかったなぁ・・・相変わらず言葉の魔法の数々・・・

合格してても落ちててもこの本読ませようと思います

今回は、前半の謎?みたいなものが後半にすっと解けてスラスラ読めました

いつもですが、喜多川さんの本って自己啓発本みたいなんですが、いろいろなことに気づかされて反省して

また今日から頑張ろうって思いました!

一度しかない人生なのでまだまだ頑張らないと・・・です