早いもので今日から12月。
今年はのんびりしすぎたようで。師走はもうすこしスピードあげていかないと。
さて、先週復旦大学(北京大学と並んで中国では有名な大学です)に単身留学している友人に会いに行った。現地生活にどっぷり漬かりながら目標を持ってがんばってる彼女がすごくまぶしく感じ、帰り道いろいろなことを考えた。
彼女に会い、10年前桂林でどっぷり現地生活に漬かっていたあの時の自分をひさびさに思い出した。1万人近くの中国人コミュニティの中でたった一人の日本人(倭国青年使節として大学で日本語教えてた)として日々異文化生活。バスタブなかったし、世の中で一番嫌いなゴ○○リもねずみもたくさんいたし水も電気もよく停まった。中国人のいいところもその逆も骨の芯まで染み付いた。けど、あんなに人に頼り頼られ日々得るものが多かったことはないと今でも思う。あんなに不便で物がない生活だったのに「私は世界で一番幸せだ~」って毎日感謝してましたもん。いや、濃かったなあ、あの生活。
今は中国にいながら中国にいない。上海にいるのに周りはほとんど日本人。野菜を買うのも日本人向けショップ。習い事は楽しいけどまあ気楽な趣味の一環にすぎず。贅沢な悩みかもしれないが、あれほどの感動は体験できない。
中国慣れすぎ?今特に目標がないから?ただ単に年取ったせい・・・?
とにもかくにも、同じ上海でがんばる彼女を応援したいと思う納言であった・・。