倭国青年使節の赴任地に同行するため、内モンゴルの田舎町に夜行列車でいった。
北京は北京駅、北京西駅、北京北駅がある。北京北駅というのは田舎に向かう線で、駅も本当にローカルチック駅だ。北京駅、世界一の規模とも言われている北京西駅はいつもすごい人でごった返しているのだが、北京北駅はなんとも素朴。夜21時20分に出発、寝台列車の中で一緒になった地元の人々が日本旅行から帰ってきた団体だったようで、私たち2人が日本人だとわかると日本で撮ったデジカメの写真、お土産を一通り見せてくれた。
そして終点のその町であいかわらず昼も晩もお酒を飲まされ、子羊のような倭国青年使節をひとり残し後ろ髪引かれながらその日の夜にまた夜行列車にのって今朝6時、星空が輝く北京北駅に着いた。
この子羊がこれからどんな2年間を過ごすのだろうかと思いをはせつつ、心の中ではひとつ気になっていたことがあった。
それはやっぱり・・・
ドラゴンズ!
事務所に戻って吉報を知り、もうひとりの名古屋人と落合ファンの所長と3人で盛り上がったのはいうまでもありません。