納言のもろこしだより

今回上海が3度目のもろこし滞在。倭国ともろこしの和睦を願いつつ、のほほん過ごす清少納言のつれづれ日記!

出張報告書 桂林編3♪ もろこしの中等教育事情

2006年03月07日 | 教育

中学高校・専門学校編

1.中学高校

もろこしでは、中学を初中(初等中学)、高校を高中(高等中学)という。中学高校はまとめて「○○中学」と言う。同じに敷地にあるのが普通だ。

一般的には朝から夜まで12時間拘束される。朝5時間、午後4時間、夜3時間(自習だが教室の自分の席に座っていなければならない。)

 2.職業学校

ここ、喫茶店じゃありませんよ。中学・高校職業学校(公立)の教室です。ほかにもホテルの設備、美容室、マッサージ室など本物かと間違う設備ですがすべて職業技術を身につけるための実習用教室なのです。

 

    

このような施設の立派さに唖然。しかもここは北京上海ではないぞ、もろこしの片隅の小さな町、桂林ぞよ?!

こんな学校に倭国青年使節は必要なのか?

彼ら曰く、

「見栄えは立派かもしれないが、中身は伴っていない。倭国の先進的なお客さま至上主義の精神をもろこしの童たちに伝えたもれ。」

納言曰く、

「以後、必要なもの。是、硬件(ハードウェア)にあらず、軟件(ソフトウェア)なるや?」

もろこしの人々おおいにうなづく。