納言のもろこしだより

今回上海が3度目のもろこし滞在。倭国ともろこしの和睦を願いつつ、のほほん過ごす清少納言のつれづれ日記!

雪のいと高うはあらで

2006年02月06日 | 北京だより
うすらかに降りたるなどは、いとこそをかしけれ

はるか昔、納言の言ったことは本当だった!

今日こちらに来て以来、はじめて北京が白くなった。
白砂糖でまぶされたチョコレートケーキのようにうっすらと白く染まった。(2日前に同じ職場の方に手作りチョコケーキをいただいたのがよほどインパクトがあったのか、この形容・・・)

さて、天気予報ついでに日本のニュースを見ていたら「典子は今」の白井典子さんが市役所をやめ、講演活動に専念すると言う記事が出ていた。サリドマイドと言う病気で生まれつき両手がない彼女の映画、忘れもしない、それは私が生まれて始めてみた映画だ。今でもありありと思い浮かぶ、彼女が足でスイカを食べるシーン。小学生になったばかりの私は彼女にファンレターまで書いたものだ。返事は来なかったが、何度も下書きをして送ったことを覚えている。その彼女、映画出演後あまりにたくさん手紙が届き、全く世間には顔を出さなくなっていた。
そして今回これからは講演活動に専念する、とのこと。応援します!北京の空から。