見てみぬ振りはしたくない福島の若い女性
先日 アメリカ人 マーガレットレッフェル 著 見てみぬ振りをする社会 を読んだ。
そこには 大きな事件や自己や社会問題が周囲にいる人たちの「見て見ぬ振り」が大問題を引き起こしてしまった事例が語られていた。
その中に 福島の原発の大事故につながったであろう事例が縷々述べられていた。
その一部を書き出してみる。
ここから本の引用
福島原発
福島原発は事故の起こる前に
どんな災害の後にも 間違いなく災害以前には知りえなかった情報が
必ず 明るみに出る。
だから 私は(著者)は危険があることを どこかで誰かが知りえたという証拠が
記録として十分に残っている出来事に注目した。
重大な情報は 見えなかった訳でもなく 誰も知ることが出来なかった訳でもない
。無視されていたのだ。
全ての証拠が揃ってみると 福島は見てみぬ不利の事例だ。
間違いなく 早い段階で危険を知らせる徴候が幾つもあったが 複数の人や組織がそ
れを深刻には取り上げようとしなかった。
どのくらいの規模の地震に見舞われるのか そして その際にどういう影響が考えら
れるのかという基本的な想定が間違っているという証拠がたくさんあったのに 誰も
疑問を抱かず警鐘もされなかった。
発電所が津波の引き波だけに耐えるだけの計算に基づいて建設されていた事実 そ
のものが古い定説をいいかげんに受け入れていたことを示唆している
こうして 予想できた大災害のあとで特定の個人を責めるのは簡単だ。
勿論 東京電力の清水社長が当時 本社2階の緊急司令センターを離れて 上階の
オフィスに篭ってしまったことから分かるように
何も見なかったことにするタイプの見てみぬ不利をする経営者だ。
しかし こうした個人の行動の裏には ほぼ 必ず 手順や姿勢の重大な問題点が
長年にわたって放置されている。
ここまでが引用
現時点で 福島原発の冷却済みの汚染水が海に流れ込んでいたことを東電が認めた。では 認める前は どうしていたのだろうか。見て見ぬ振り??
さて 福島の若い女性達の悩み 難だと想いますか?
私達は安心して子供を産めるのでしょうか???
これって 大変な問題ですよ。
こんな悩みを抱えながら 多くの若い女性は 怖いところには頭を突っ込まないで 見て見ぬ振りをして 何気ない風を装って生活していた。
放射能と未来の人類の抗争みたいなものかな。
そこに この問題をしっかりと考えてみようよという和解女性が現れて ピーチ ハート という組織を立ち上げた。そして 見て見ぬ振りをしないで しっかりと放射能をみつめて
未来に繋いでゆこうという行動をしている。
おかあさんは 自分の理解できない社会のさまざまなことを 見て見ぬ振りをして生きている。
こんな自分を鼓舞してくれるような報道に出会うと 嬉しくなる。
それにしても 先日 ガンで亡くなった 福島原発の自己当時の所長。未曾有の大事故を何とかしなければならない立場にいて それ以前にもあったであろうガンの組織はストレスで大爆発したであろうと想う。
一企業人として 命を賭して働いたことはメディアが報じていた。
そして その所長は死んだ。その時の東電のコメントの一部だが
彼は 元々 ガンであった。と
そうだけれど 他に物のいいようがあるだろうにと おかあさんは想った。
福島原発の事故の後 ドイツは すかさず ゲンパツからの脱皮を宣言した。
昨日のニュウウウウウースでは ドイツ国内で 市民が中心になる代替燃料の事業への投資が大いに進んでいるとの事である。
日本ではどうだろう。 この夏は日々の電力使用量のお知らせはしていないのかな。昨年よりも 呑気に冷房をしようしているように想うが。。
日本の朝 各過程にある暖房便座をみんなが使ったら どこかのゲンパツ一基分の電力を使うだろうと一人の学者が話していたが 真夏のトイレで便座を温かいままにしている人がいる。。
こんなところにも見て見ぬ不利化 何も感じない鈍感なのか分らないが 日本の
現状を見る思いがする。。
今日は 我家では冷房を入れていない。涼しげな風が入ってくるし 29度あるのに 湿度は50%ちょっとだ。ハワイみたい。
もう 少し したら ニッキーと買い物に出かけよう。ニッキー 今日は まだ ツウをしていないよ。
ワンとツウは健康管理の基本だからね。