蛍のブログの再投稿
今日の午後 ここ横浜でもゲリラ豪雨だった。
東京の目黒川周辺では 浸水家屋が出たり 横浜の
日吉では 今年も ゲリラ豪雨が降った。
予断だが 現在 横浜で最も地価の高いところが日吉地区だと聞いたが 毎年 夏には大雨が降っている土地だ。
今日は蛍の話題だが こんなにゲリラ豪雨で皮が氾濫したら 折角 蛍が卵を生んでも流されてしまうなと心配になる。
何でも 普通がいいかな。
さて
昨年の 今頃 どんなブログを書いていたのか振り返ってみた。すると 蛍に関して 結構 詳しく書いていたのだ。 すっかり 忘れていたので 自分の勉強のためにも再投稿することにした。
蛍の一生
蛍の成虫の大きさはどのくらいかしら?
こんな疑問を抱いて 日本点字図書館から発行されている情報誌を読んでいたら記事が出ていました。
情報誌に加えて 他の資料も覗いて見ました。
蛍は 夏 成虫になって雄と雌が交尾して 500個ほどの卵を ミズゴケに生みつけます。 その卵の大きさは0.5ミリくらいです。卵は
約 30日で孵化します。孵化した幼虫は2ミリくらいです。
源氏ボタルはカワニナを平家ボタルは姫タニシやモノアラガイをえさにします。幼虫の頭は細く尖っていて 巻貝の細い隙間から頭を入れて ムシャムシャムシャと貝を食べるそうです。源氏ボタルで成虫になるまでに30個くらいのカワニナを食べるとか。結構
大食いです。
幼虫は寒くなるまで せっせと貝を食べて大きくなります。
寒くなる頃 しっかりと太った幼虫達は石や水蘚の下に隠れて島民に入ります。
そして 桜の咲くころ 目覚めて 土手などのやわらかい土の中に潜って 蛹になります。
蛹は約 50日で羽化して成虫になります。
この間 1年かかります。
そう 蛍は昆虫です。
源氏ボタルの成虫の大きさですが 雄は1.5センチ 雌は2センチ。平家ボタルは雄で1センチ。
おかあさんは この大きさに驚いています。昆虫が飛び続けることが出来るのが不思議に思えます。
夜行性の蛍が光を発しますが 卵のときから ズット発光しています。
蛍によって 光り方が異なることは よく知られていますが 雄は 一斉に光 雌は 自由に光ります。その光方の違いを見て雌雄は交尾するそうです。
飛んでいるのは雄 雌は草の上で選ばれるのを待っているのです。
蛍は成虫になると水しか飲みません。甘い水がすきなのか からい水がお好みなのか どちらでしょうね。
成虫の命はというと 資料によって違いがあります。1週間から2週間までが書かれています。これは 種類にもよるのかなと創造しています。
これが 蛍の一生です。こんなに 懸命に成虫になってくれるのだから 蛍狩りなどせずに じっくりと その光の乱舞を楽しむのがいいですね。
ところで おかあさんの疑問が解けないのは 蛍の雄が どんな風に飛んでいるのだろうかということです。
蛍の羽音についての記述はどこにもありません。
やぶ蚊だって傍で飛ぶと羽音が聞こえますね。
何万引きの蛍が富んだら かなりの羽音がするのではないかと思うのです。
北鎌倉の景観を守る会の例会で蛍の飛ぶ池を訪ねました。
誰かが おかあさんの手に蛍の幼虫を乗せてくれました。それが 突然 動いて おかあさんは飛び上がって驚きました。
その頃は あまりに無知だったのです。夜の小川では幼虫が動き回って貝を食べているのです。
残念ながら 見えなくなった今 幼い頃の記憶を頼りに蛍の乱舞していた光景を
思い出しています。
ニッキーが蛍の光を見たらどう思うか 見せてあげたいですね。
ここまでが昨年の投稿。
さて 最近まで動物は色が見えないので 白黒の世界に生きていると 想われていた。しかし 最近の研究で 例えば 牛の眼球の解剖で 色を見る 円錐細胞は全くゼロではないことが分った。しかし 闘牛士のはためかせるあの真っ赤なケープを赤い色と認識はしていないだろうとの事だ。
ニッキーは 蛍の光をどのように見つめるのだろうか。
あれ 蛍の光は蛍光灯の色ですか???