ニッキ-通信 ~盲導犬ニッキ-のお母さんより~

盲導犬ニッキ-と私の日常。要援護者・障害者の防災について紹介します。

谷川俊太郎さんの詩の朗読会

2012年06月23日 | 日記
 谷川俊太郎さんの詩の朗読会

 今日は朝日カルチャーで開催された詩の朗読会。おかあさんは俳句をやっているが 詩はほとんど 読んでいない。
 それなのに なぜ 詩の朗読会へ出かけたの。

 それは言葉への興味から。
日本で最も高名と言われる谷川さんご自身が先生の朗読会なので 開場は満員盛況。

 谷川さんのお名前はたにかわさん。川は濁らない。それだからなのか 彼の精神はとっても前向きで 声も明るく
まるで 少年みたいだ。清く澄み切った渓谷の水みたいな人。
1931年生まれだから81歳か82歳になるのだが 声だけ聞いていると60歳代くらいに思える。
1階聞いたら忘れられない高い声の持ち主だ。
 さて 谷川さんの詩はウイリアム エリオットさんによって英訳されて出版されている。間にかわむらさんというエリオットさんと同じ大学で英米文学の先生であった方が助太刀をしている。
 おかあさんがびっくりしたのは かわむらさんも谷川さんと同年代だと思うが 谷川さんの詩を大変愛して 大好きな詩が沢山あるとの事だ。
いくつか 朗読されたが 谷川さんが その朗読を最高のものと絶賛。かわむらさんも 大学を退職後も イタリア語やロシア語の勉強をして 出来るだけ原語で詩を読みたいと努力されているとの事だった。

 だから エリオットさんも含めて老人三人が舞台にいるのだが お三方ともきらきらしているように思えた。

 おかあさんみたいに俳句を作っている者が詩に挑戦するとき まず 10区くらいの俳句を作って それを並べてみるとどうか 。俳句の中にいくつか字余りの句を入れてみるのもいいのでは とアドヴァイスして頂けた。

 そして ニッキーはおかあさんの前でゴロンとしている。鼻を触ってみると完全には寝ていない半覚醒状態。それは どういうことかと言うと
お三方の朗読が良くて 気持ちが良かったのだ。
 そのことを言ったら 谷川さんは喜んでいた。
 そして ニッキーの名前を聞かれた。又 ニッキーは有名になったね。
 帰りに 同席していたと言って 一人の外人女性が声を掛けてくれた。

 谷川さんの詩はCDになっているとのこと。今度 入手してニッキーと一緒に聞いてみよう。

 
 そして 今度 俳句で詩を作ってみよう。