「LOVEはなまき通信」元 花巻市議会議員 照井雄一のブログ

岩手県花巻市の元市議会議員・照井雄一です。
人任せにしない政治、まちづくりを先送りさせないための活動を報告致します。

LOVEはなまき通信 NO.28

2012-02-24 08:56:50 | 日記
花巻中央地区 ただ一人の保守系 改革推進議員!
照井ゆういち後援会 会報 NO.28
花巻市議会議員 照井雄一 後援会長 福岡勝夫

  「地方議会の現実と課題」

1.花巻市議会の現状と課題

 私の見る限り花巻市議会は近年、一部の議員を除き、ほぼオール与党化しており、

各会派間の牽制や駆け引き、切磋琢磨は基本的に見られない・・・。

 たぶんこれは、長い間の一種独特な風土なのかも知れないが、和やかな雰囲気で

居心地が良い反面、厳しさやしたたかさには欠けるように思われます。

 その結果、議員個人や会派の個性や持ち味が発揮されずに、それぞれの力量が

充分生かしきれていないのが、現状だと感じています。

 もとより、一人ひとりは多くの方々に選ばれた素晴らしい人材であるだけに

これは、実にもったいないことです。もっと互いの個性をぶつけ合い、高め合い

切磋琢磨することで、議員の質の向上と議会の活性化を図っていかなければなりません

2.議案審議の課題

 また、本会議における議案の審議も、修正することなくほぼ原案通り可決し

議案審議にほとんど波風は立っていない。当然のことながら、私たち議員は真摯に議論はしているものの

掘り下げはまだ甘いと言わなければなりません。

この辺がまさに、オール与党と言われる所以です。実は私自身、当選以来、議案に反対したのはただの一度だけ・・・。

各種審議会のあり方に疑問を感じた議案の時だけでした。

 私たち議員は、本来あらゆる議案をもっと徹底的に吟味しなければなりません。何故なら、

血税である税金が無駄なく活かされることを見届けなければならないからです。

しかし、それには正直、現状では審議する時間や勉強も足りないのも事実です。

 今後、本会議前の議案の事前審査と、充分な議論や審議時間の確保、そして審議内容の充実を図らなければ

議員として責任を果たしたとは言えないと思っています・・・。

 私も新人ではありますが、しっかり研鑽し、もっと謙虚に、しかし決して臆することなく

あらゆることに果敢に挑戦していくことが必要だと考えております。


3.改革の道は厳しい、しかし挑戦あるのみ!

 以前の会報(No.13)でもお知らせしておりますが、平成22年6月に花巻市議会基本条例が策定され

同8月に設置された議会改革推進委員会を中心に、今まさにさまざまな議会改革が進められています。

 昨年より行われている年2回の議会報告会の開催や、議会だよりに於ける議案の賛否の公表

また各委員会の原則公開や、議員定数及び議員報酬の見直し作業等も

改革の一環として進められている事柄です。

 今後も、お金のかからない選挙のあり方や、政治倫理条例、女性の政治参加のあり方等

多岐にわたる問題に積極的に取り組む予定です。皆様のご意見、ご提言を心よりお待ちしております。


4.議案審議から、政策提言へ

 現状では本会議に於いて、ほぼ100%市当局から議案が提出され、それらを議員が審議し

可決されれば施行されるという流れになっています。

 花巻市議会に限らず、それが地方議会の実態です。しかし、私は本来、公約を掲げて市民の皆様の支持のもと

当選させて頂いた身として、ただ単に本会議に於ける議案の審議だけでは不十分だと考えております。

 議員個人や会派は自ら議案を提出(議案発議)し、政策立案機能を強化していくことが重要です。

政策は、実現するためにこそあることから、政策を自ら作成していきたいと考えております。

 しかし、議会は多数決が原則ですから、賛同者を募りながら、今後議会独自の議案づくりを進め

政策実現を目指して参りたいと考えております。


5.いつの日か、皆様の夢や希望が実現出来るその日まで!

 その町に住む人々が夢や希望、そして意欲を失った時、その町の未来に暗雲が漂うことになるでしょう。

自分の住む町の未来を人任せにすることは出来ません。

 多くの先人たちに支えられて今があり、今を頑張る人々の力で未来を築くとすれば

現代を生きる我々の責任は、実に大きいと言わなければなりません。

すべての人が市長になれるわけではありません。すべての人が議員になるわけでもありません。

 だからこそ、それぞれの立場で、地域の問題に向き合うことが重要だと思うのです。

そこに住む人々の資質以上にまちは大きくもなれなければ、発展もしません。

 問われているのは今・・・。行動するのは私たち一人ひとりなのです。

皆様の夢や希望が実現するその日まで、力を合わせて、頑張りましょう!

頑張った私たちに、ふるさとは、決して嘘をつかないはずだから・・・。



LOVE はなまき通信 NO.27

2012-02-23 17:58:16 | 日記
花巻中央地区 ただ一人の保守系 改革推進議員!
照井ゆういち後援会 会報 NO.27

「頑張る商店街を応援しよう!」

花巻市議会議員 照井雄一 後援会長 福岡勝夫

花巻市中心商店街「顔づくり事業」 まちに活気を取り戻そう!

 花巻市には、現在4つの中心商店街がる。合併以前のそれぞれの商店街である。

町の発展の牽引者として、長きに渡り地域を支えてきた。多くの人々が集い、

住む人や訪れる人のいこいの場であり、まさに、町を代表する「顔」、中心商店街だった。

 しかし、今はかつての賑わいは見られない。だが、何ものにも変えがたい歴史と

文化、伝統があった。

 私は、そんな市民にとって大切な商店街を残していきたいと思っています。

長引く経済不況、そして消費者ニーズの変化・・・。商店街を取り巻く環境は

実に厳しいと言わなければなりません。

 だからこそ、頑張る商店街を応援しよう!大都会にはない、

人と人とを結ぶ「絆」を大切にする、そんな私たちの商店街を支えよう!利用しよう!

だって、中心商店街は、私たちの生活の一部であり、素晴らしい財産なのだから・・・。


   「魅力ある商店街を目指して頑張る4つの顔」

1.「アートの町365」 東和町土沢商店街 頑張れ!

 街角美術館の開催などで広まった「アートのまち」という特徴をさらに広め

一年中365日アートの世界が感じられる商店街を目指して、様々な事業が展開されている。

 平成21年10月に初めて開催された「街角美術館」アート@土澤は、町内の商店のショーウインドや住宅

、倉庫などの空間を生かした美術作品が、まちに彩と賑わいを醸し出している。

 全国から有名、無名をとわず、110人ものさまざまな作者が腕を振るった力作が揃う・・・。

作品は、絵画やイラスト、オブジェ、空間表現など多彩で訪れた人々を異空間へと誘う。

 この催しは、その後も開催されており、「アートのまち土澤」の新しい顔になっている。

今後も街角美術館は、大きな可能性と夢を届けてくれるだろう。

 また、平成23年10月8日には、東和町中心商店街に、「こっぽら土澤」という

テナント付き集合住宅がオープンした。

これは、構想から9年。高齢者が「昔の長屋」のようにご近所が支えあって暮らす住宅を目指している。

 住宅部門は、賃貸8戸・分譲6戸、地権者3戸で構成。

テナント部門は、8区画で食堂・看護ステーション・等も入居し全て埋まり、営業を始めている。

 中でも日替わりシェフのレストラン(ワンデイシェフ)は大変ユニークで、注目に値する。

毎日シェフが入れ替わり、和食・中華・洋食・懐石等プロや主婦グループなどが、自慢の腕を振るい、

新しい「いこいの空間と食の提供」を図っている。

 市民の皆様には是非一度、足を運び、ご賞味頂きたいものです。頑張れ!東和町土澤!


2.宿場浪漫のまち 大迫中心商店街 頑張れ!

 大迫町の特産品やイベントを生かし、まちの活性化に繋げようと、

昔の宿場町の面影を感じられる商店街を作り上げようと、歴史ある町並みづくりが進められている。

和風レトロ調の統一感の取れた店舗の形成や趣あるのれんの設置。ハヤチネウスユキソウの造花の装飾や

歴史的な逸品やコレクションの展示、各所にベンチを設置し、お茶の無料サービスや湯だんごの販売。

 また、街中案内人を育成し、観光客をもてなす。伝統ある「九日市」や「宿場の雛祭り」「全国神楽祭」等を開催
し、賑わいづくりを進めている。

 
3.南部杜氏の里づくり 石鳥谷町中央通り商店街 頑張れ! 

 「南部杜氏の里」として酒のまちをPRし、幅広い世代が集い、楽しめる商店街づくりを目指している。

まちの駅「いしどりや酒蔵交流館」を拠点とし、酒蔵祭り「春夏秋冬の陣」を開催。季節に応じた地元食材や

酒の肴の紹介など、酒文化を発信し、神楽やワインを題材に商店街のフラッグを掲げたり

酒のシンボルとなる「巨大酒樽」を製作し、イベントに活用するなどまちの賑わいと魅力づくりを進める。

 花巻の三種の人気(石鳥谷の酒、大迫のワイン、花巻の焼酎)の一角を占める「酒のまち」を不動のものとしている。


4.花とイベント一杯の商店街 上町・大町商店街 頑張れ!

 商店街や店舗内に花の装飾を施すと同時に「賢治の広場」を中心に

花のはなまく商店街づくりを推進し、多彩なイベントを開催している。

 歩道や街路灯にプランターやフラワーポットを設置し、賢治の広場でミニギャラリーや写真展等

各種展示や花のパッチワークづくりなど、花にちなんだ教室も開かれている。

 また、「どでびっくり市」では、掘り出し物や各種海の幸、山の幸が破格値で販売される。

地元の野菜の産直即売会や、その食材を使ったスローフード料理の試食会も好評を博している。

 各商店やビジターセンター、賢治の広場を中心に今後も地域の元気を発信していくことだろう。


 

学校評議員会

2012-02-23 13:42:34 | 日記
今日午前中、某中学校の学校評議員会が開催されました。

自分の母校でもあり、いつも何か役に立ちたいと

関心をもっておりますが、

明るく、元気で、活発な生徒の姿を見て

逞しさを感じてきました。


しかし、スポーツでも、学業でも一定の成果を上げている一方で

礼儀や挨拶など、人としての基本的なことが、足りないような気がしました。


しかし、これらは本来学校に求めるものではなく

家庭でそなえておかなければならない基本的な資質です。


モンスターペアレントやクレーマー・・・。

今、学校の先生に多くを託し

親としての本来の使命を充分果たしていない父兄が多いことを

現場の先生方も、悩んでいました


相手に望むばかりではなく

自分の胸に手をあて

果たすべきこと、、きちんと果たして行きたいものだと感じました。


子供たちは、地域の宝です

私たちの財産です


まず、自らが見本となるような生き方をすることが

私たち大人のなすべきことではないかと

改めて感じさせられる時間でした。


あの、眩しい笑顔が

まっすぐ伸びていくことを

願わずには、いられません。


照井





観光農業カリスマ・・・

2012-02-23 08:15:15 | 日記
昨日、商工会議所主催の観光農業カリスマによる講演会があった。

講師は、山形県寒河江市の工藤順一氏。

工藤氏は、「農業は、無限の観光資源」と数々のユニークなアイデアを打ち出し

寒村を一大農業観光地に変え、

2003年に国の観光農業カリスマに認定された。

講演では、「発想の転換は固定観念や先入観、過去の事例、言い訳」を

いかに、捨てるかが大切と切り出し

地元で実践してきた、そば打ちやサクランボ狩りなどの体験や

バラ風呂や日本風の韓国キムチなどの商品開発

サクランボの種飛ばしや雪上大落書き大会などのイベントを紹介し

官民一体となった観光拠点の体制整備した事例を説明した。


話の中で、地域資源の活用には

発想の転換と徹底したお客目線

体を活かした、五感でのリサーチが大切だと説いた。


感じること、考えることが創意と工夫を生み

アイデアを育む・・・。


大切なのは、今、自ら・・・。


やるべき事、やらなければならない事

いっぱいあるなって、感じました。


照井




LOVE はなまき通信 NO.26

2012-02-22 18:48:36 | 日記
花巻中央地区 ただ一人の保守系 改革推進議員
照井ゆういち後援会 会報 NO.26
花巻市議会議員 照井雄一 後援会長 福岡勝夫


1.今一度、花巻市民憲章の精神を心に刻もう! 

「花巻市民憲章」全文       平成19年3月1日制定

 わたくしたちは、花巻市民としての誇りを持ち、早池峰の風薫る豊かな自然と文化を大切にし、力を合わせて明るいイーハトーブの実現を目指します。

   1.じょうぶな体を持ち 深い知性を育てます
   2.すすんで働き 豊かなまちをつくります
   3.ひととふるさとを愛し 世界への眼をひらきます

 市民憲章は、市主催の行事ではよく唱えられますが、単に形式的な唱えごとではなく、市民の理念であり、理想とするまちづくりの方向性です。私たちは、今一度皆等しくこれらを心に刻み、市民の団結と行動の証としたいものです。

2.平成24年の花巻市の課題について

 平成24年の年等にあたり、本市の抱える諸課題について、整理しておきます。

1.新総合発展計画に向けて
 平成18年に合併新市が誕生して今年で6年。この期間は、新生花巻市の基盤を確立することが一番の目標でした。「強くて優しいまちづくり」「市民参画・協働のまちづくり」を基本理念に据えた総合発展計画にもとづき、旧市町からの課題の解決を図るとともに、財政の健全化と域内の一体感の醸成を進めて参りました。しかしながら、地域住民の一体感は、充分とは言えず、今後まだ課題は多い。また、総合発展計画の策定時と現状の乖離から、計画そのものを見直さなければならない状況になっており、現在平成25年度を目標年次に、見直し作業が進められています。今後計画の策定い向けて、真摯な議論を積み上げていきたいと考えています。

2.人口減少社会への対応
 本市の人口動向は、平成17年以降減少傾向に転じ、合併時10万5千人を超えていた人口も、平成23年時点で10万2千人台まで減少している。これは、全国的な傾向とは言え、人口の動向はまちの盛衰、各種計画の遂行にも大きな影響を与えることから、これ以上の人口減少に歯止めをかけ、安定した財政状況のもと、活力あるまちづくりを進めたいものであります。
 そのためには、各分野ごとの施策を今一度、見直す必要があり、住みよい町、住みたくなる町とは何かを改めて問い直す機会にしなければなりません。

3.住民自治の確立
 コミュニティー会議や振興センターを中心に、まちづくりへの住民の協働参画の見地から、自立した地域経営を、より一層前進させなければなりません。自分たちの地域は自分たちの手で築き上げようという意識をもち、住民本位のまちづくりを皆様とともに進めて参りたいと思います。

4.景気回復と経済の活性化の推進
 住民自治を確立し、住みよいまちづくりを遂行するためには、まず、働く場の確保と経済の安定を図らなければなりません。長引く景気低迷の中、地方はまさに疲弊しています。雇用の創出と活力ある経済活動が展開されるよう、思い切った政策を実施することが必要です。国の改革を待ってはいられません。今、地方で出来ることを確実に実行することが望まれます。

5.震災以後のまちづくり・・・
 先の震災以降、まちづくり、国づくりの基盤は大きく変わりました。もはy、従来の考え方では地域の発展は望めません。新たな視点で目標設定をし、新しい国づくりをスタートさせたいものです。そのためにも、新総合発展計画づくりは、重要です。市民の皆様の積極的なご提言をお願い致します。今がチャンスです!

照井