「LOVEはなまき通信」元 花巻市議会議員 照井雄一のブログ

岩手県花巻市の元市議会議員・照井雄一です。
人任せにしない政治、まちづくりを先送りさせないための活動を報告致します。

自衛隊よ、何処へ行く…

2015-04-28 06:57:08 | 日記

戦後平和憲法で守られてきた日本の安全も

今、大きな転換期を迎えようとしている……。

いよいよ我が国の安全保障も、新たな段階へと歩を進めることになりそうだ。

世界の中の日本、世界の安全と平和、

そして、国益のためにも、慎重な議論が必要だ。

戦後数十年培ってきた平和の礎を大きく変えようとしている。

今回、安倍首相は訪米し、様々なことを締結しようとしている。

特にも自衛隊の活動拡大は、平和憲法の中でどこまで許されるのか。

時代の大きな転換期、安全保障の曲がり角に来ている今

国民として重大な関心事としてみていかなければならない。

しかし、国会での十分な審議を経ぬまま、他国と重大な約束事をしようとしているわけであるから

やはり、順序が違うと言わなければならない…。

日本の常識は、世界の非常識とよく揶揄されるが

まさに、政治の常識は国民の非常識と言える状況だ。

これが、多数の政治ということか…。

国民が選挙にも行かず、無関心、無責任、人任せのツケが

大きく国民にも返ってこようとしている現実をどう捉えるのだろうか。

選ぶ側の責任、選ばれた側の責任…。

物事、結果があれば、原因もある。その原因を作っているのは、我々国民だ。

どんなに、政治を批判しても

国民のレベル以上に、政治は良くならないということを

主権者である我々は、今一度考え直さなければなるまい。


観光産業花盛り

2015-04-20 11:47:01 | 日記

花巻市は、北東北の観光拠点として毎年全国からたくさんのお客様をお迎えしています。

しかし、東北地方は被災地として未だに本格的な復興を果たしていない。

これは私たちにとって、大きな問題です。

先ずは、地域再生、復興推進を一日も早く実現しなければなりません。

そんな中、今年の桜🌸は例年より早く、この週末は花見客で賑わったようです。

観光産業は、地域経済を支える大きな成長・戦略分野として更に重要になってきます。

今後も個々の商品力を強化すると共に、新しい商品開発とパッケージ化や周遊性を高める必要があります。

大切なのは、花巻のイメージの統一性を図り、まち全体が一つのテーマを持つことだと考えています。

私は、花巻に様々なテーマがある中で、宮沢賢治が闊歩したであろう『大正ロマンのまちづくり』を提唱しています。

つまり、宮沢賢治が生まれ育った古き良き時代の花巻に思いを馳せ

その時代の雰囲気を醸し出し、歩くこと自体が目的となり得る街並み形成を推進したいと思っています。

点から線へ、面へと広げることで魅力ある都市像を実現出来るはずです。

まちに統一性、テーマ性を持たせ、イメージを拡張することで

まち全体の魅力を更にアップさせていきたいと思います。

照井


統一地方選挙前半戦終了

2015-04-13 16:25:29 | 日記

昨日統一地方選挙前半戦が終了した。

開票速報に一喜一憂、選挙結果に悲喜こもごも様々な思いが交錯したことだろう。

相変わらず、投票率の低さと有権者の選挙離れが際立つ結果となった…。

 これは、与党の対立軸の野党が、候補者を十分擁立出来なかったことも要因の一つだろう。

確かに選択肢が限られたことは、盛り上がりに欠け、関心が薄れ

有権者としては残念なことだが、

だからと言って、棄権の理由にはならない。

結果として棄権することで、投票した人の一票の重みが増すことになる。

ただ、そうは言っても全体の半数にも満たない票の行方で地方や国の形が変わるとしたら

それはそれで、無視出来ない状況だと言える。

投票してもしなくても、有権者の一票は重みのあるものなのです。

同じ重みなら、活かされる一票でありたい。

そして

どうせ何も変わらないと諦める気持ちが

どうにも変わらない政治状況を作っているということを

今一度有権者は、噛み締めなければならないと思う…。

全ての始まりは、有権者であると言うことを忘れてはなるまい。

照井


イエスはイエス、ノーはノー

2015-04-11 20:22:12 | 日記

安倍内閣が誕生して3年あまり。

自公の協力で、長期安定政権が続いている。

一強多弱と呼ばれる巨大与党。

ものが大きくなれば、死角は増える。

今の巨大与党に問題はないか…

 

私は、長年自民党員として、安定した政治状況を歓迎するものだが

しかし、近年の政権の在り方には疑問を感じている。

自民党の政権運営の在り方と首相の言動に危うさを感じるからです。

 学校での国旗掲揚、国歌斉唱について、国の税金で…賄われている…のだから

適切に対応するのは当然と言い、自衛隊を我が軍と言い間違えたり

真意はどこにあるにせよ、やはり本音が口から溢れたに過ぎない。

沖縄の基地問題についても、地元の反対にも関わらず

粛々と進めると言って、知事との面会すら実現していない……。

議員定数の削減や行財政の抜本改革も、一行に進まない。

それでいて、景気がどうであろうと、消費税は上げて

国民にさらなる負担を強いる姿勢を貫いていく。

言葉では国民感情に配慮して、丁寧に説明していくとしているが

これでは、我がまま政権、やりたい放題と揶揄されても仕方ない。

被災地から見ても、震災復興なくして日本の再生はないと言いながら

安全保障など、憲法改正に傾注している。

安倍首相あなたは、一体何処を見ているのか…。何処を目指しているのか……。

目指すべきは、国民の生活の安定と幸せの追求ではないか。

これでは、国民の心は掴めない。

もし、多くの議員が漫然と同じ方向を見ているのなら

一体誰がチェック機能を果たすというのか……。

たとえ自民党員でも、イエスはイエス、ノーはノー……。

奢れる者、久しからずや。

今こそ国民の声、国民の思いに心を寄せるべきだ。