フジテレビ📺系列で毎週月曜日の夜9時から放送中のドラマ【民衆の敵】
一主婦がヒョンなことから市議会議員に立候補し、当選。
『世の中、おかしくないですか』が、口癖な痛快なドラマ…。
これを観ていると、自分が市議会議員だったころを思い出して懐かしくなる。
置かれた立場や設定も違うが、議会や政治の裏側を垣間見られる興味深いドラマだ。
多少誇張し、表現に無理もあるが、エンターテイメントとして楽しめる作品だと思う。
普段あまり政治に興味のない方々にも是非観て欲しい番組だ。
ドラマだから進行に多少の無理がある。しかし、大事なこと教えているような気がする。
番組を監修している方は、以前私が議員研修の際お世話になった方だが
自身の議員当時も振り返り、時代性も考慮しながら番組を構成している。
内容的に受け止め方、捉え方は様々あるだろうが、私は政治家として大切な事を教わっているような気がする。
目の前の一人一人をキチンと見つめ、その一人一人を幸せにしていく事が
社会全体を幸せにする第一歩だということ。
きっと世の中変えられるんじゃないかなって。
そして、理論より行動すること。自分に出来ることは何か…。常に考え実行する。
しかし一方で、目先の成果だけでなく、社会の仕組みとして作り上げていく事の大切さなど、考えさせられることが沢山ある。
お祭りやイベントなどの一過性ではいけない。
市民一人では出来ないことを、叶えられないことを作り上げていくのが政治家の仕事。
おかしいものは、おかしいと言えること…。叶えたいことを夢で終わらせないこと。
借り物ではなく、自分の言葉で熱く訴えることで、思いは必ず市民に届く。夢は必ず実現する。
そんな庶民レベルの素直な疑問や発想、夢を発信する姿は、共感出来るものだ。
少なくともこの番組を通じて
少しでも、議会や政治に対する市民の理解が深まり
夢に向かって前進する力に変えてゆきたいものです。
照井